ポケモン 一人の少年と一人の少女の物語
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第一部 出会い
5話 卒業試験とジム戦
ソラのバトルが終わり、次は俺とポットさんとのバトルになった
このバトルで俺が勝ち、ジムバッヂを手に入れればソラの課題は全て終了だ
「これより、ポット対ユウヤのジム戦を始めます!使用ポケモンは2体!
どちらか一方が全て戦闘不能になった時点でバトルは終了です!」
「楽しくやろうぜ!」
ポットさんの言葉に俺は笑顔で頷いた
「では始め!!」
「いけ!ミネズミ!」
「頼むぞ!ロン!!」
ポットさんはミネズミを俺はロンを出す
先に動いたのはポットさん
「ミネズミ!体当たり!!」
「ロン!かわして蔓のムチ!!」
ロンは素早く体当たりをかわして蔓のムチを決める
急所に当たったのか、ミネズミはフラフラだ
「大丈夫か?ミネズミ」
ポットさんの声にミネズミは鳴き声をあげた
「凄いな・・・・・よく育てられている・・・・・」
「ありがとうございます!こいつとはいつも一緒ですから!」
その言葉にポットさんは笑顔になった
「ミネズミ!電光石火!」
ミネズミはさっきより素早く動き、ロンにダメージを与える
「ロン!お返しにいあいぎり!!」
ロンもお返しにいあいぎりを決める
その攻撃でミネズミは戦闘不能になった
ポットさんはミネズミをボールに戻して新たにバオップを出してきた
俺はロンをボールに戻してセノを出す
「バオップ!焼き尽くす!」
「セノ!水鉄砲!」
火と水がぶつかりあう
水鉄砲は徐々に火を押して行き、バオップに当たる
バオップはフラフラしながらもまだ地面に立っていたがやがて地面に倒れた
「やった!!勝ったぞ!セノ!!」
俺はセノを抱きしめた
ポットさんはバオップをボールに戻して俺に近づいてきた
「おめでとう。凄く強かったぜ」
「ありがとうございます!!」
デントさんがバッヂを持ってやって来た
俺はバッヂを受け取って、ジムを出た
「これで私からの課題は全て終了よ」
「よっしゃ!!」
「これからも、頑張りなさい」
「おう!ソラはどうするんだ?」
「また、ブラブラと街を巡るわ。また、会えたらいいわね」
「そっか。また会おうな!」
俺はソラと別れ、次のジムがあるシッポウシティへと歩き出した
◆
「いいのかい?一緒に行かなくて」
デントが私に聞いてくる
「うん。あの子はあの子の道へ私は私の道へ進むだけ。まだ道が交わる時じゃ無いしね」
「言うことが違うね・・・・・そういえばベルとチェレンが探してたよ?
現イッシュ地方チャンピオンのコハク?」
「あ・・・・・・連絡するの忘れてた・・・・・まあいいか」
「まあいいかですましていいのかな・・・・・・・」
デントは苦笑いだ
「そういえば、二年も何してたの?」
「カロス地方を巡ってた」
「そうなんだ・・・・いきなりいなくなったから心配したよ?」
「そう?」
「そうだよ。連絡もしないでさ」
「ごめんごめん・・・・・じゃあ、またね」
私はデントに手を振って歩き出す
道が交わるまでもう少しかかるだろうなと思いながら
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