管理局より遠い場所
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管理局より遠い場所1話
前書き
西陣翔 21歳
飛び級で大学を卒業後 聖祥大付属小学校の教師となる
身長152cm(自称)のちびっこ先生
高町なのはと別れた翔は一人今朝の話を思い出す
(しっかしこのほのぼのデパートでテロねぇ…)
(しかも高町がいるなら俺なんて不要じゃねぇか
というより高町がいるのに正体を晒すのは不可能だ)
『マイスター、3時の方向から熱源4つ』
「はぁ!?今俺の心の感想言った直後じゃねぇかよ」
『マイスターそれは“フラグ”というやつですね』
「うるせぇ!!高町たちも気づいてるだろうしほっとくぞ」
『マイスター、それではおじい様の医師に反するという事となりますが』
『報酬がなくなりますよ?』
「だーっ!うっせぇな黙ってろやこんにゃろう!」
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「管理局様もガキが人質じゃあ手ぇだせねぇだろ!」
(はぁ…結果こうなるんだよなぁ。高町はまだまだ甘いからな)
「うっ、子供たちに手は出さないで!」
「ならお前のデバイスは下に置け。両手は上げろ」
(ふむ、まぁいいか。)
「おい、いつでも行ける準備しとけ」
『了解しました。』
「Morte a tutti gli esseri viventi in quando si tratta di eternità」
『Il potere assoluto al mio signore』
「行くぞ、ウィトラ」
『capisco padrone』
(なのは!新しい魔力反応が!)
(うん、しかもかなり大きい…これはちょっと…)
「下郎どもが消え失せろ」
そう言葉を発した直後子供たちを人質としていた
テロリストたちが一斉に黒い塊の中に吸い込まれていく
『Completa la missione』
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『お見事です、マイスター』
「はぁ…魔力制御でちびっこやってるとこの体がなじまない」
PiPiPiPiPiPiPiPiPiPi
「いやー、お見事だったよ翔!」
「だまれくそじじい。どこで見てやがった」
「ウィトラの映像だよ。しかし瞬殺とはお見事」
「なにが大規模なテロだ馬鹿野郎。金はいつものとこに頼んだぞ」
「うむ。これからも頼んだぞちびっこ先生」
白髪の老人は満足そうに電話を切った
『マイスター私も戻ります』
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「なのは!さっきのは何?」
「フェイトちゃん!さっきの何?」
管理局二人は互いに顔を見合わせていた
「それよりさっきの大きな魔力反応は?」
「もう消えちゃったみたい。久しぶりの休日だったのに…」
「二人ともここにおったんか。丁度ええから手伝ってや~」
「「はぁ…」」
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