仮想空間の歌う少年
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19子守唄ーveloce(敏速に)
前書き
リフレクビート(ゲーセンの音ゲー)がアップデートされてウキウキでやったら今まで集めた曲、アイコンが消えていた。・゜・(ノД`)・゜・。
そんな作者が書いた小説でも問題ないぜ!という方はどうぞ!
「『今』という現実を歩いていかなくちゃ…♪」
僕が歌いきると一斉に拍手喝采だった。
「すごい!スノーお兄ちゃん!」
クラリスが元気よく飛びついてきた。
「本当に歌うまいんだね」
「拙い歌で恐縮です。」
寮母さんも言ってきた。
「本当にスノーは歌うまいよな」
「本当よね…歌手だよね…」
「いや〜それほどでもないよ?キリト、アスナ…ん?」
ん?なんで今キリトとアスナの声が聞こえてきた?ここにはいないはず…
「ってキリト⁉︎それにアスナ!いつからいたの?」
「歌の始めからいたぞ。それにしてもあの曲…」
「ん?なんかあった?」
「いや、なんでもない。」
んーなんでそんな反応するんだ?この曲もともと詩乃の事考えて作った曲だし知ってるはずないよな…
「んで2人とも何だい?用事は?」
「実は…」
「パパ、ママ…」
アスナが言おうとしたところで、2人の後ろから女の子が出てきた。年は…クラリスより幼いな。10歳くらいかな?
…って
「パパ⁉︎ママ⁉︎」
「えっと、実はね…」
アスナが話し始めた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「んーと要約すると。アスナとキリトの散歩中にその子…ユイを助けて、迷子だから始まりの街に親がいるかも知れないから来たということか…」
「まあ、そんな感じね」
「なあ、アスナ、スノー…」
「どうした?キリト?」
「いや…きっと保護者ってこんな感じなんだよな…って思って。」
今、僕達がやっていること。それはクラリス達とユイが遊んでいるのを見守ることだった。確かにこれはどう考えても保護者だよな…
「スノーお兄ちゃん!出来た!」
話しているとクラリスがネックレスを作ってきてくれた。
「これ、僕に?」
「うん!さっきの歌と助けてくれたお礼!」
「ありがとう!」
早速ネックレスを首に装備する。宝石ではない。だが綺麗な石がビーズ替わりになっているネックレスだった。
「スノーお兄ちゃん。ユイちゃん大丈夫なの?」
「どうしたの?いきなり?」
クラリスが心配そうに聞いてきた。
「なんかね…たまにボーとして『みんなの悪意…いや、楽しそう』とか独り言言ってるから心配で声かけたの。でも『わからない…』って。」
なるほどね…つまり。
「厨二病か‼︎」
「スノーお兄ちゃん…?」
「いや、何でもない。それよりありがとう。報告してくれて。」
「うん!」
クラリスの頭を撫でる。…なんか少しクラリスの顔赤くなってるけど気のせいだよね。
「大変だ!」
そうしているとさっきの男の子が走ってきた。
「どうしたの?」
「みんなが…軍の奴らに捕まっちゃって……軍の奴ら『さっきの奴とさっきの金髪の女の子連れてこいって…』僕だけは逃げられたんだけど…」
そうすると男の子が泣き出してしまった。その子を寮母さんが慰める。
「なるほどね…オッケー理解♪」
「スノーお兄ちゃん…大丈夫?」
クラリスが心配そうに見てくる。
「大丈夫大丈夫!ただ僕だけはきついけどあいにくここにチート的な2人がいるから大丈夫ってね。」
歌いながら余裕を持って答える。
「というわけでアスナ、キリト、手伝ってね!」
「まかせろ!」
「ええ、仕方ないわね。」
さあ、どういう歌にしようかな?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
クラリスと共にその場所に行くとさっきの軍の奴らがまとまっていた。その集団の中に…
「みんな!」
「クラリス!スノーさん助けて!」
クラリスが叫ぶ。捕まってる子たちが叫ぶ。そうすると軍の奴らがニヤニヤしながら
「おい。さっきはよくもやってくれたな。」
「…僕に勝てないからって人質をとるとは…しかも子供達を…最低だね。ゴミ屑だね♪ってね。」
僕は声を低くして話す。ダメだ…wwwまだ笑うな…www
「おいおい…戦略的って言って欲しいぜ。それはともかく。その金髪のかわいこちゃんを俺たち軍にくれればこの子供達は返してやるぜ。ここまで軍を愚弄したんだ。ちゃんと奉仕してもらわなきゃな!」
「ひっ…!」
クラリスが僕にしがみついてきた。かわいい子に抱きつかれるなんて…僕は役得?そんなことかんがえながら僕はクラリスの頭を撫でる…
「大丈夫大丈夫。僕達に任せてって言ったでしょ?僕は以外にも魔法使いなんだぜ?」
「は!残念だな?その魔法使いさんもこの人質がいる前じゃ魔法も使えないただの雑魚なんだろ?」
「なるほどなるほど…人質か…」
そう言った後ちょっと考える仕草をして僕は軍に向かって一言。
「さて、問題です。人質は君たちの後ろにいるでしょうか?」
「何⁉︎」
慌てて軍の奴らが後ろを見るといつの間にかに子供達がいなくなり黒ずくめの剣士と真っ白な細剣使いの2人になっていた。
「「こんにちは。」」
「な⁉︎」
「よそ見しない!脇見運転は禁物だよ!」
「がは⁉︎」
驚いてる隙に僕は『チャリオットドライブ』を放つ。8連撃が軍の奴らにまとまってあたる。
「私達も…」
「忘れないでくれよ?」
アスナは細剣で、キリトは二刀流での乱舞が入り、軍の悲鳴が響きわたる。許してやれ?いや。許さないから♪
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「どういう…ことだ…?」
ボロボロになった軍の集団のリーダーらしき人が言う。
「いや、某カードゲームの光子使いの真似されても…まあ、子供達を救った方法は簡単だよ?そこのアスナとキリトの筋力パラメータが恐ろしく高いからね。僕が大袈裟な演技している間に後ろの塀をジャンプで飛び越えて、抱えて後ろに行っただけ。」
軍…もういいや。モブキャラで。モブキャラ諦めたように言った。
「この化け物が…」
「化け物?違うな。僕達は攻略組だ。」
僕は笑いながらこの演奏の紹介を言う。
「以上!演奏者は『黒の剣士』キリトと『閃光』アスナ、『音の死神』スノードロップでした〜♪」
僕達はボロボロの軍をそのままにしながら『蛍の光』を歌いながら後にし、教会へと帰った。僕は悪くない!なんてね?
後書き
作者「スノー君がロリコンに見えるだと…⁉︎」
スノー「やめろ⁉︎作者⁉︎ようこそ我が胎内へ♪とかやっちゃうぞ!」
作者「すみません。…んとそうだ。ひょっとしたら、今度コラボやるかもしれません。まあやる相手は決まってるんですがね。」
スノー「えー誰だろう…は!」
作者「絶対スノーはわかってないよね…それでは」
スノー&作者「「次回もまたお会いしましょう!」」
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