| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

Fate/magic girl-錬鉄の弓兵と魔法少女-

作者:セリカ
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

A's編
  第八十七話 覚悟と選択する道 前編

 士郎が出た後、誰もが口を閉じたまま、プレシアとリインフォースの案内で部屋を後にした。

 士郎が背負ってきたモノになんと言えばいいのかすらわからなかった。
 それは子供であるなのは達だけではない。

 年長者であるグレアムをはじめとするリンディ、レティ。
 主を渡り記憶が薄れたとはいえ、あらゆる時代を歩んできた守護騎士達。
 彼らも同様であった。

 信念を持つもの、犯罪を犯したもの、色々なタイプの人間を見てきた彼らですら理解が追いつかない。
 否、理解出来ない者達は過去にはいた。

 だが、目指す場所も、その理想も理解できながらも理解できないモノというのは初めてであった。

 多くを救うために少ないほうを切り捨てる(殺す)
 言葉にすることは簡単だが、実行できるかと自問したとき、答えることは彼らには出来なかった。

 そして、彼と共に歩むことが出来るのか即答することが出来なくなっていた。
 数人を除いて

 その数人に含まれるプレシアは全員を客室に案内した後、鍛冶場に向かっていた。

 理由は単純
 士郎が部屋にも地下室にもいないことから工房だと判断したためだ。

 そのプレシアの予想通りに士郎はそこにいた。

「どうした?」

 静かに士郎がプレシアに振り返る。

「士郎、貴方はアレでよかったの?
 誰もが貴方を拒絶するかもしれないのよ」

 士郎を心配するプレシア。

「かもしれないな。
 だがいつかは話さねばならなかった。
 ならば少しでも早いほうがいいだろう」

 だがプレシアの心配を他所に士郎はただ穏やかであった。
 皆の答えをそのまま受け入れる。
 それが例え拒絶や嫌悪だとしても、敵としての殺意だとしても

 今までも、そしてこれからもそれは変わらない。

 無論、士郎自身、感情がないわけではない。
 拒絶や嫌悪されることに、敵意を向けた相手を傷つけることも苦しみ、悲しむ。
 だがそれを表に出すことはない。

 感情を殺し、表情を消すために仮面を被る。
 その事に慣れてしまっている。

 なにより

「……そうかもしれないけど、拒絶された場合はどうするの?」
「なのは達に拒絶された場合は学校も退学して、こちらでのバイトも全て辞める。
 局の仕事はグレアム提督に顔を合わせることのないように頑張ってもらうさ。
 管理局に拒絶された場合は裏の世界に身を隠す。
 プレシアや、はやて達の事はうまくやるさ」

 プレシアの問いに淀みなく答える士郎。
 士郎自身が己の話をする前に拒絶された場合の選択肢を既に決めていた。

「……士郎」

 だがその中で浮かぶ士郎の壊れてしまいそうな寂しさを感じる表情。
 精神は肉体に引き摺られる。
 その影響か、一瞬だけ士郎の仮面が崩れた瞬間をプレシアは見逃さなかった。

 しかし

「……わかったわ。
 貴方がそう決めたのなら。
 ほぼ完治したとはいえ、あまり無茶をしないようにね」
「ああ、ありがとう」

 それ以上口には出さず鍛冶場を静かに後にした。

 プレシアとて士郎が拒絶されるのは本意ではない。
 しかしプレシアが最優先するのは士郎ではなく、最愛の娘であるフェイトである。

 フェイトが士郎を拒絶することになれば、プレシア自身もまた士郎の下を去ることになる。
 だからこそ、これ以上踏み込むことが出来なかった。

 鍛冶場を後にし、再び屋敷に戻ったプレシアを待つ存在があった。

「プレシア、貴方はどうするつもりだ?」

 静かにその真紅の瞳をプレシアに向けるリインフォース。

(直接接している時間だけで考えれば一番短いはずなのだけど)

 その瞳に一切の迷いも困惑もないことに内心首を首を傾げる。
 だがそれも一瞬

「私にとっての最優先はフェイトよ。
 士郎と共にいるかもフェイトに委ねるわ。
 ただ……」

 一瞬、瞳を閉じるも正面からリインフォースの視線を受け止めるプレシア。

「彼の在り方はあまりに危ういわ。
 だからかしらね、私個人で言えば共に歩んでいければと思っているのも本当よ。
 貴方はどうなのかしら」
「私は士郎に命を救われた。
 そして、彼の歩んできた道をここにいる誰よりもわかっているつもりだ。
 それでも私は士郎と共に行く」

 リインフォースの言葉にようやく合点がいくプレシア。

「蒐集と共に記憶を読み取ったのね」
「それも断片的にはあるが魔術的な士郎とのつながりでわずかだが夢という形で見た」

 士郎がリインフォースとの契約を結び、意識を失い目を覚ますまでの間にわずかな休息ということで士郎のそばで浅い眠りについたリインフォースが見た夢。

 それは黒い太陽が浮かぶ地獄であった。

 その瞬間、リインフォースは跳ね起きていた。

 全身が冷や汗に濡れ、荒い呼吸を繰り返す。
 数秒に満たない夢。

 戦場を歩いた記憶がある。
 絶望をしたことがある。
 だが生きながら地獄を歩いたことはなかった。

 深呼吸をして震える手を握り締める。
 己にはない記憶。
 そして、現在自身と魔法・魔術的なつながりを持つのはただ一人。
 そばで静かな寝息を立てる新たな主である士郎の記憶なのだとすぐに理解した。

 生まれたのは恐怖。
 この地獄を生き残り、自然と笑うことが出来る士郎に対する恐怖であった。

 だが次に生まれたのは欲求と覚悟。
 士郎が超えてきた地獄を理解したい、士郎の背負うものを知りたいという欲求。
 理解して受け入れて主と騎士達を、私を救った新たな主と共にあるという覚悟。

 故にリインフォースは夢の続きを見るために再び瞳を閉じた。
 だが、地獄を越えてからはまだ見る権利がないといわんばかりにノイズ交じりの記憶。
 それでも目を凝らし少しでも理解しようとした。

 結果を言えばほとんどわからなかった。
 だがその時点でリインフォースは何があっても士郎と共にある覚悟は出来ていたのだ。

「そう、一人にはならないのね」

 そんなリインフォースを見つめてプレシアはただ安堵していた。
 仮にフェイト達に、管理局に受け入れられることがなかったとしても士郎が一人で彷徨うことがない。
 ただそのことに安堵していた。

「それでこれからどうする気?」
「私は何もしない。
 皆が受け入れるか、受け入れないか見届ける。
 それだけだ」
「……そうね」

 二人は静かに皆を案内した上の階へと視線を向けていた。



 庭を見渡せる二階のバルコニーにすずかの姿があった。

「はあ」

 そして、その口から出るのは重いため息ばかり。
 そんなすずかの背後から

「こんなところで何をしてるの?」
「アリサちゃん」

 すずかの横に並ぶアリサ。

「風邪ひくわよ」
「うん……でももう少し」

 アリサはそんなすずかの表情にため息を吐きながら、星空に視線を向ける。

「迷ってるの、士郎の件でしょ?」
「うん」

 お互いに続く言葉がなく、しばし風に揺れる木々の音に支配される。

「アリサちゃんは……士郎君の事どう思う?」
「死徒だっけ、吸血鬼だって言うのには驚いたけど、士郎は士郎なんだから私は気にしないわ。
 それにあいつの言ってることが正しいとは思えないけど間違ってるとも思えない。
 だから士郎がやってきたことを信じる。
 それが誰かを殺したということでもね。
 だけどこれからも一人で抱え込むようだったらぶん殴ってやるわよ」

 アリサの当然のように、まるで気負いのない答えにすずかは目を丸くする。

「吸血鬼って、人とは違うんだよ。
 それも気にはならないの?」

 すずか自身も士郎の程ではないが、吸血鬼という人から外れた存在である。
 故にすずかにとってアリサの答えはあまりに意外であった。

「さすがに血を吸わせろって迫られるのは遠慮したいけど、吸血鬼かどうかはあんまり気にならないわよ。
 なのはやフェイトが魔法使いなのと同じよ
 一般とは少し違う力や特徴を持っているだけでしょ」

 アリサの言葉に溢れそうになる涙を堪える。
 まだすずかは自身の血のことを、吸血鬼の事を明かしていない。
 だから必死に耐えた。

 この涙は自分の言葉でアリサに自身の血の事を伝えて認められた時に流す涙だから。
 こうして当然のように受け入れてくれる友人に心の中で感謝しつつ、まだ明かす勇気を持てないことを謝罪する。

(私も覚悟を決めるからそれまで……少しだけ秘密にさせてね)

 士郎が吸血鬼ということを明かすことで友人達に拒絶される。
 それはすずかが吸血鬼だということを明かした際に起こりえる未来である。

 すずかは士郎と協力体制を結ぶ段階で吸血鬼ということは知っているし、魔術に恭也と互角の実力から人を殺していることも想定していた。
 そして、アリサの言葉にすずかの中にあった不安や迷いは消えた。

 初めからすずかには士郎と共に歩んでいく覚悟があった。
 だから

「じゃあ、アリサちゃんは何を迷ってるの?」

 士郎を受け入れる覚悟も出来ている大切な友人の瞳にある迷いを解消するために、アリサに視線を向けた。

「迷ってなんかないわよって、すずかに誤魔化すことはないか」

 大きく息を吐き出して

「迷ってるというより、不安なのよね」

 その胸にある不安を紡ぎ始めた。

「士郎は魔術という技術を持って歩いていく。
 なのはやフェイト、はやては魔術は使えないけど魔法があるからそばにいて、共に戦う事だって出来る。
 でも私は……」
「アリサちゃん」

 すずかはアリサの不安を理解した。

 どれだけアリサが支えになろうとしても士郎が立ち、突き進む時、手に剣を持ち戦場を駆け抜ける。

 その時、魔法を、魔術を持たないアリサとすずかは足手まといにしかならず、戦場に向かう士郎を見送ることしか出来ないのだ。

 だが

「でもアリサちゃんは諦めないよね?」

 すずかは揺らがないアリサの強さを知っている。
 故にアリサの弱音を微笑で受け止めた。

「はあ、すずかには最後まで敵わない気がするわ。
 ええ、諦めてやるもんですか。
 魔法や魔術が使えなくたって絶対置いて行かせたりするもんですか」
「だね。私も諦めない。
 なのはちゃん達に譲る気はないものね」

 二人の少女は真っ直ぐに揺らぐことなく、士郎と共に道を歩む覚悟を、冬の星空の下で胸に抱いていた。



 二人の少女が寒空の下で覚悟を新たにしている時、ある部屋にノックの音が響く。

「誰やろ?」

 後で誰かが尋ねてくるような約束はここの部屋を借りたはやてにはない。
 士郎の話の後ということでそんな余裕もなかったというのが正しいのかもしれないが

「私が」

 首を傾げ、扉に向かおうとする主を止めて、立ち上がるシグナム。
 扉を開けた向こうにいたのは

「貴方は」
「邪魔をしてもいいかな」

 ギル・グレアム。
 闇の書事件の際には主であるはやてを切り捨てることで世界を救おうとしたその人であった。

 現れた人にわずかに警戒するシグナムだが、内心で首を傾げる。
 結果的にはやてが犠牲にならず解決した闇の書事件だが、はやてを切り捨てようとしたグレアムやその使い魔であるリーゼ達にシグナム達は警戒をしている。
 ヴィータに至っては敵意を抱いている方が正しいくらいだ。

 その部屋に使い魔のリーゼ姉妹を連れることなく、一人ではやての部屋を尋ねる意図がシグナムには読めない。
 困惑気味にはやての判断を仰ぐべく振り返ると

「ええよ、入ってもらって」
「はい、どうぞ」
「ああ、お邪魔するよ」

 そんなシグナム達の内心を知っているのか苦笑しながらはやては頷き、シグナムはグレアムを部屋に入れた。

 リーゼ達がいないにしても意図が理解できぬ内はと警戒を強めるシグナム達。
 はやてが士郎の家で、ヴィータと共に休めるように用意した部屋ではあるが、守護騎士が全員揃っていた。

 理由は単純に士郎の話を聞いて、今後主であるはやてが士郎との関係をどうするのか確認するためである。

 シグナム達、夜天の魔導書の守護騎士ヴォルケンリッターにとっては士郎は信頼出来るし、闇の書事件での恩もある。
 さらに闇天の書の融合騎であるリインフォースも士郎と契約している状態である。

 初めて海鳴で出会った時の立ち振る舞いからもシグナム達にとっては士郎が実戦を経験しており、手を血に染めたことがあるとしても驚きはない。

 だがシグナム達自身は士郎を拒絶する意思はなくとも、主はやてが拒絶を選択した場合、彼女達は主の決定に従う。
 そのため、話が終わってすぐにはやての下に集まったのだ。

「ええっと、グレアムおじさん、それとも提督って呼んだほうがええでしょうか?」
「おじさんで構わないよ。
 こうして直接会うのは初めてだったね」

 グレアムとは直接会うのは初めてのはやてであったが、こうして尋ねてきたことから、保護責任者であるグレアムおじさんであることを察していた。

「はい、改めまして、いつもお世話になってます。
 八神はやてです」
「そんなに固くならないでくれ。
 私は少し財産管理などしている程度だからね」

 どこかぎこちない二人だが

「それで何の用だよ?」
「こら、ヴィータ」

 ヴィータが警戒した視線を向けたまま、グレアムに問うが、はやてに注意され、視線をそらす。

「構わないよ。
 それだけのことをしたのだ。
 ここに来たのは君に対する謝罪と私が行ってきた全てを君に伝えるためだ」
「私にですか?」
「そうだ。
 君には聞いてもらいたい」
「わかりました。聞かせていただきます」

 姿勢を正して、グレアムから視線をそらすことなくまっすぐ見つめてくる瞳。

「士郎君の言うとおりだな。
 十分な強さを持っている」
「士郎君ですか?」
「ああ、この話は君がもっと成長した時にと思ったのだが、彼から叱られてね」

 わずかにはやてに穏やかな視線を向け、グレアムは静かに語り始めた。

 11年前に、当時の闇の書の事件の指揮を執っており、部下であるクライド、クロノの父親を死なせてしまった負い目と後悔。
 偶然、次の主であるはやてを見つけ、法を破り、はやてを切り捨て闇の書を封印しようとしたこと。

 そんなグレアムの告白をはやては静かに受け入れていた。

 全てを話し終え

「すまなかった。
 君を犠牲にしようとしたことも、君の大切な家族を傷つけたことも改めて謝罪したい。
 本当にすまなかった」

 ただ頭を下げた。

 どのような恨み言を言われても受け入れる覚悟は出来ていた。
 それだけの事をしたという自覚もあった。

 だがはやてから出てきた言葉は

「グレアムおじさん、頭を上げてください。
 私はまだ子供やし難しいことはわかりません。
 でもおじさんが悩んで苦しんで、選択をしたことは理解してるつもりです」

 グレアムは目を丸くして、はやてを見つめる。

「そやけど、私はこうしてここにいます。
 シグナム達も戻ってきてて、リインフォースも消えずに済みました。
 それでええと思うんです。
 きっと奇跡のような幸運だとは思うんですが、皆無事にこうして居られるんなら、誰かが悪いとか間違いやったとか、そんなこと気にする必要ないと思うんです」

 はやてから出てきた言葉は罵倒や恨み言ではなく

「ただ皆無事やったことを喜べればそれでええんです。
 だからおじさんも謝ったりせんで、無事に事件が解決したことを喜んでください」

 皆が無事だったことを喜べばいいと、謝る必要はないというあまりに予想外の言葉であった。

(彼の言う通りだ。
 彼女は弱くなどない。
 もう十分に一人で考え羽ばたいていける)

 グレアムは胸に痞えていたナニカが取れたように力が抜けた。
 こうして彼女、はやてが笑えている
 それだけグレアムには十分であった。

「ありがとう」

 静かに微笑を浮かべ、グレアムははやてに再び頭を下げた。

 それからここにきたもう一つの目的のために頭を上げ、はやてに問いかけた。

「それと話が変わってしまうが、一つ教えてほしいことがあるのだがいいかな?」
「はい、なんでしょう?」

 グレアムから出て言葉にはやては首を傾げる。

「はやて君、君は衛宮士郎君とこれからどうするつもりかな?」

 ここにきたもう一つの目的。
 それははやてが士郎とこれからも歩んでいくのかということである。

 はやての部屋を訪れる前にリンディ達と顔を合わせた際にグレアムの立ち位置はすでに伝えてある。

「私は彼を拒絶することも危険と判断することもない。
 例え彼に殺されてもだ。
 管理局の立場は君達が決めなさい」

 管理局が士郎を危険視、敵対してこの命を奪われたとしても彼を擁護する立場を貫く故に、リンディ、クロノ、レティの三人に判断を一任した。

 だがここで大きな問題が発生する。
 士郎の味方は誰かという点である。
 グレアムにとって最悪な想定ははやて達が士郎を擁護し、管理局が士郎と敵対したときである。
 
 特に守護騎士たちは蒐集の償いとして管理局業務への従事があるため最悪、士郎とぶつかることになる。
 無論命令を拒否すれば情状酌量が問題視される可能性もなくはない。

「そのことですか。
 ああ、シグナム達がここに来たのももしかして」
「はい。主はやての意思を確認したく」

 ここで、部屋が別のヴィータ以外の守護騎士がなぜこの部屋に集まったのかをはやては理解した。

 そして、はやての答えは

「私は士郎君と一緒に居るよ。
 士郎君がやってきたことが正しいかは正直わからへん。
 やけど私達を助けるために戦ってくれた。
 私にはそれだけで十分な理由や」

 明確に固まっていた。

 はやての言葉に静かに頷き、同意するシグナム達。

 その様子にグレアムも一安心といった様子で頷く。

(これで彼の味方は大丈夫だ。
 あとはリンディたちの答次第だが、もしその答えが彼に刃を向けるものだとしたら、私はどのような罪を被っても彼と彼女達を逃がしてみせる)

 それぞれの思いを胸に夜は更けていく。 
 

 
後書き
皆様、お久しぶりです。

最終話から気がつけば三ヶ月もたってしまっており、ほんとごめんなさい。

暑さやら台風やら大雨やらありましたが、皆様お変わりありませんでしょうか?

私のほうは仕事という現実の忙しさと夏の暑さで相変わらずヘトヘト気味ですが、何とかやっております。暑いのはのは苦手です。

この三ヶ月での事というと検査入院という生まれて初めての入院体験も数日ながらあったぐらいでしょうか。
てか相変わらず残業多いから会社どうにかしやがれ・・・すみません、愚痴になりました。

さてさて、本話は士郎の話を聞いた後のヒロイン達の選択の話になります。
次話でリンディさん達管理局組、フェイト、なのはの話になります。
猫姉妹はしばしお休み、士郎の年齢の話には最終的なまとめで出す予定です。

まだ次話更新予定を出せずに心苦しいですが、また次話でお会いしましょう。

ではでは 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧