ゲルググSEED DESTINY
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後書き・その後の彼ら
前書き
最終話含めて二話連続投稿なので注意してください。
ゲルググSEED DESTINYは無事完結!お疲れ様でしたー。これも偏に皆さんの応援のおかげです。八月の中旬から書き始めて三月に完結。いや、長かった……長かったよ……。百話超えるとか正直思っていませんでした。読んでくださった読者様方には本当に感謝感激です。
ここから先は基本的に適当な事を書いていくのとネタバレなんで、そんなのはいらないという方や本編まだ読み切っていないという方は戻ってください。
今後の彼らがどうなったのかだけが知りたい人は二つ目の◇で区切っている所まで飛ばしてください。
◇
話を書き始めたきっかけ
そう言えばゲルググがいない。ただそれだけです。作者は一年戦争時の機体でゲルググが一番好きなんでいないことに気付いてからはずっとモヤモヤしていました。ただゲルググを出したい、それだけの理由で書き始めたのがこの小説です。
書き貯めは確か四話ほどで投稿を開始しました。友人に大量に書き貯めてから投稿するぐらいなら出して不定期更新にでもしておけばいいと言われたからです。ビビりなんで一度投降しだしたら放置とかできなくなってしばらく毎日更新していましたけど(笑)
この小説を書く際のルールは 完結させる・シンを活躍させる・ゲルググを最初から最後まで出すの三つでした。良く考えると三番目は案外守れてなかったような気がするけど気のせいという事にしておきます!
クラウ・ハーケン
ぶっちゃけた話、作者にとってはどうでもいいキャラ。ただのゲルググを出すためのつなぎ役。ゲルググさえ出してくれればご退場しても問題ないキャラでした。
必要以上に影が薄かったのは作者の愛が足りんよ状態だったためだと思われます。とはいえ一応タグにオリ主とか付けちゃった以上は主人公やらせるしかないでしょうという惰性的な考えで主人公やってました……やってたっけ?
名前の由来は作品書いていた時、国立科学博物館がダイオウイカを展示していて、ダイオウイカといえばクラーケン。クラーケン→クラウケン→クラウ・ケン→クラウ・ハーケンとなった。
ちなみにクラウはアイルランドで剣を意味して、ハーケンはドイツの姓というもの凄い適当な名前。十秒で決まったのは今でも覚えている。
ゲルググ
本作の主役機。なんといってもタイトルに名前がついていますから(デスティニーが原作だと降板させられていたことは気にしない)
一応ここ一番という活躍は何度かして見せたのでタイトル返上とまではいかないと思いたい。
性能的には
ゲルググÅ(AA)>RFゲルググ>リゲルグ>ゲルググJG型=ゲルググC型(マーレ専用機)≧ゲルググシュトゥッツァー>その他のゲルググ>ゲルググA型
といった感じです。まあ、ゲルググÅ(AA)とRFゲルググには絶望的な隔たりがありますが。
その他の機体、艦隊
ナイチンゲール:完全に議長専用機。これのせいでクラウが何回も徹夜したことは間違いないと思われる。性能的には多分C.E.史上最強。その分機体もピーキーだが、議長はいとも容易く使いこなしていた。
完全にブラックボックスの技術が多数使われており、その詳細を知っているのはクラウと議長自身のみなので整備も修理もほぼ全部クラウがしなければならないという、ある意味クラウを過労死させる為に造られた機体といっても過言ではない。そんな理由もあってかある意味欠陥機とも言える。
ノイエ・ジールⅡ:議長専用機その二。こちらは現行の技術で殆どが再現可能。しかし、そのせいで議長を満足させる仕上がりにならなかったという悲しい機体。戦後は軍縮と共に解体されることになった。性能は良いが、ザフトではMA自体毛嫌いされており、議長も反応が悪いと愚痴を零していたことから色んな意味で残念な機体となった。
ギャンシリーズ:シリーズと言っても数は二機だけ。ゴールデンギャンとゴールデンギャンクリーガー。実質ルドルフ専用機。ゲルググの性能を対比して表す為に、またガルバルディの二機を造るために造られた機体。ルドルフはこれで騎士を体現しきった。金色なのは自費な上に仕様。さらに言えばクリーガーは製作中止となっていたものを私財を投資してルドルフが造り上げた。性能は玄人専用という但し書きがつくものの、クラウお墨付きをもらうほど。
ガルバルディα&β:ギャンのデータを参考にして造った機体。クラウも一度乗ったが、それ以後はアレックだけが使っていたことからギャンと同じく、実質アレック専用機。軽装甲、高機動が特徴。全体的にバランスが良いがやはり防御力に難がある為、玄人向け。
G-V:最後までガンダムMk-Vとも発展型のドーペンウルフとも呼ばれなかった正式名称不明の機体。青いガンダムだけあってアウルとは相性が良かった?寧ろ悪かったような気もしないでも……。インコムは議長のナイチンゲールやノイエ・ジールⅡの技術の糧となった。
ビグロ、ノイエ・ジール:やられ役その1とその2。これも上記の機体同様、糧にはなったと思われる。特にノイエ・ジール。
ラー・カイラム:性能はミネルバと同等以上と言われている。大戦後も長い間使われていた。投票によってクラウの乗艦となる。艦長はC.E.版コンスコンとも呼ばれている人物。作者はこっちの方が無能に見える。実際どうなのかは知らないけど。
レウルーラ、ザンジバル:投票によってクラウの乗艦を逃した艦。両方とも呆気なく落ちていった。扱いにここまで差がついた理由は言うまでもなく投票。
デスティニー:原作魔改造兵器一号、二号。シンの方はニュータイプ専用機でハイネの方はある意味グフの継承機。シンのデスティニーにはバイオセンサー、剥離装甲、といった専用加工。ハイネのデスティニーは名無しの収束砲がガトリング砲に変更されたり、ワイヤーアンカーが取り付けられたりとしている。ニュータイプ覚醒が無ければハイネ機>シン機となるのは認めざる得ない事実。
レジェンド:原作魔改造機三号。圧倒的な数のドラグーンが特徴。その重さを誤魔化す為に脚のスラスターが随分と強化されている。多分MSの中ではナイチンゲールの次くらいには大きい。シールドドラグーンなども取り付けられ、攻防遠近一体の機体。空間認識能力を持つのであれば、いかんなくこの機体の性能は発揮される。
セイバー:原作魔改造機四号。ただし魔改造機の中で唯一のバッテリー機な為、エネルギー効率的に無茶な改造は施されていない。圧倒的な近接能力が特徴。収束ビーム砲もついているため遠距離戦においても懸念は殆どない。MSサイズに取り付けられた両腕のIフィールドがこの機体の最大の特徴であり、数少ない魔改造地点。ただしエネルギーを馬鹿食いする為、使用はかなり限られていた。
技術チート
クラウの持っている技術的なチートは表に出てきた中では主に、ゲルググやナイチンゲール(ついでに核融合炉)を製作する為の政策技術、ステラのエクステンデットとしての異常を治療できるほどの医学(或いは生物学?)、人工知能やストライクフリーダムの動きを完全に理解するOSを造るのプログラム等のIT関連技術など。
高い記憶能力がある為、一度見聞きしたことをほぼ忘れない(引き出しにしまい込むようなものなので引き出しから取り出すまで忘れているという事はあるが)ことから様々な世界の技術が結集されている。はっきり言ってしまえば彼一人で技術的な革命が何度も起こせる。
その一端がMS搭載の核融合炉とÅ(AA)のAI。特にAIの方は実は使い続ければ成長するというどこぞのラムダドライバを取り付けているAIのような存在でもある。尤も、破壊されたのでその可能性も零になってしまったが。
マーレ・ストロード
本作の真の主人公といっても良い存在(え
シンの次にシンのいた陣営で最後まで活躍していたキャラであり、実力はニュータイプ補正もついているのでトップクラス。議長にはその刃は届かなかったものの、その状況下でアスランの為に動いたというおいしい役を取っている。
ギルバート・デュランダル議長
THE中の人補正。本作最強のパイロットにして策略家。負けるのも計算の内という恐ろしい人物。正直何があってここまでな存在となったのかは作者も疑問。多分、感想に悪乗りしたせいでもある。←人のせいにするな!
◇
それぞれのその後
我らが主役(笑)=脇役
クラウ・ハーケン
サングラスで正体隠して前世含めた故郷巡りの真っ最中。公式的には行方不明扱い。身分は勿論詐称、おそらく前世の記憶とか使っていると思われる。
その後の人生は平和な社会を見届けるために放浪を続ける。もし世界が再び戦争の危機となればクラウも平和の為に尽力するだろう。おそらくそれは次以降の転生でも変わらない事だと予想される。
シン・アスカ
マーレ、ルナマリアと同じ部隊でしばらくは世界の情勢を落ち着かせる為に戦う。その後の方針は未定。それでも彼もニュータイプという存在に対して自らが出来ることを探し、平和の為に働き続けることは予想される。ヒロインは現在若干ながらも同じ舞台となったルナマリア有利か?
マーレ・ストロード
シン達と同じく平和のために過激派の残党と戦う。ナチュラル嫌いが多少は改善したためか、地球に降りることも少なくない。最近は地球という長い歴史によって生み出された文化に興味がある様子。場所もお金も取らないと感じて古典文学を読むのが最近の趣味だという。
アスラン・ザラ
臨時でザフトの指導者の一人となる。その後はその役職も正式に受領する事となった。ミーアに着実に外堀を埋められていたが、ミーアがラクスの偽者を止めたことにより関係は多少なりとも緩和され、彼自身の意思からカガリを選んだ。とはいえ未だにミーアからのアタックはある様子。
キラ・ヤマト
アークエンジェルクルーは全員がオーブに再加入される事となり、キラ本人の意思から怪我を理由に軍を退役。ストライクフリーダムもその際にオーブのものとなる。彼自身がスーパーコーディネーターというジョージ・グレンの考えていた調整者の中でも最も突出していた存在であるという思いから、議長の言っていたニュータイプという存在を気にしており、日々その意味を探っている。
カガリ・ユラ
代表辞任とその後の責任を払拭した後にアスハ家を宣告通り取り潰す。アスハ姓は無くなってしまったものの、父親の志自体は心に根強く残っており、国の為に尽力する日々は続けられる。その後は、アスランと結ばれる。
ルドルフ・ヴィトゲンシュタイン
私財を大量に投資したこともあってか一時期は財政的に危険な時期もあったものの、その手腕によって立て直し、それどころか大きく躍進する。軍縮に伴い解体予定となった二機のギャンを購入し、ルドルフは遂にギャンを私物化する事となった。後に『ルドルフの野望 ギャンの系譜』などという書物まで執筆された。
アレック・ラッド
ルドルフのお目付け役から漸く解放され、しばしの自由を謳歌する。その後もミスター・ジェントルとして裏表のない素敵な人となった。
ギルバート・デュランダル
軍事裁判にて死刑宣告を受ける。しかし、実際に処刑されたかは不明。一部ではサングラスをかけた御仁やマスクを付けていた人物がそうではないかと噂される。とはいえ、公式的には死んだ人物なので、もしもそれらの噂が真実であったとしても彼が自身の名で二度と表舞台に立つ事はないと思われている。
タリア・グラディス
色々とやっかみを受けていた中でアークエンジェルに関して全責任を負うという発言により軍事裁判を受ける事となる。結果は軍からの強制退官という比較的軽いものに収まり、悠々とした様子で自分の子供と過ごしている。時々サングラスをかけた人物と出会う事もあるそうだが。
ネオ・ロアノーク
ファントムペイン時代に色々とやらかしたこともありオーブに別の人物として日々を生活する。ステラの保護者にもなり、彼自身は満足のいく生活を過ごしている。最近は気になっている女性もいるらしい。
ステラ・ルーシュ
ネオの被保護者としてオーブに移住する。シンと頻繁に会えなくなったことを寂しく思う一方、ネオといることが出来、生活自体には概ね満足しているようである。
珈琲喫茶店のマスター
十中八九あの人。しかし、今度こそ引退すると決めたのか珈琲喫茶店まで開店してしまった。今の所、珈琲の味よりも料理や店の雰囲気に対してリピーターや固定客が多いのが悩み。『本日のおすすめブレンド』は思ったより人気が無いらしく頭を悩ませている(珈琲自体は良いものが多い)。
ユウナ・ロマ・セイラン
アスハ家が取り潰された後もオーブの為に尽力し続ける。その働きが認められてか、少しずつ賛同者も増え、後々には国家元首にも任命される。彼自身はカガリとの失恋後、新たな出会いがあり、結ばれた模様。
トダカ
オーブの海軍を纏め上げる司令官となった。シンとの再会も果たし、感謝されたことに対して思わず涙を零したりもしたらしい。
後書き
誰それがどうなったのか知りたい。結局あれは何だったのかといったものは感想でください。考えている範囲で返答します。
今後のIFやおまけ的な話についても、こういったのが見たい知りたいというのがあれば感想でお願いします。
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