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虹の軌跡

作者:フゥマ
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第七十話

半分、いや八割は冗談のつもりで出したサインだった

まさかの5方向目の指定に虹太郎は従った

ククッ

パン

フォーク同様、変化量は少ないがバットの芯から外せるので凡打には出来る


啓一
「(俺、もしかしてとんでもないモン見ちまったんじゃ…)」

虹太郎
「…潮見?」

啓一
「え?」

虹太郎
「もういいのか?まだ投げれるけど」

啓一
「あ、うん。大丈夫だ。お前も疲れたろ?」

虹太郎
「ん~まぁ…多少は」

啓一
「んじゃ帰ろうぜ。なんだかんだ言ってもう8時過ぎだし」

そして荷物をまとめて学校から出た 
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