最強のエンジニアと最強の剣士
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プレイヤー アイザック
前書き
ようし、今日もやるか
「ニコル・・ニコル・・。」
宿屋のベットに寝かせてからもう1時間も経っている。
だがそれでも目は覚めないようだ。
「なあ、クライン。」
「なんだ?」
「こいつが持っていたやつなんだが。」
そういってクラインにある二つの物を見せた。
1つ目は銃の形に似た何かしらの道具、二つ目はグリップが二つ付いている黄色い長方形の箱である。
クラインはそれを見ると目を丸くした。
「はて?SAOでこんな未来武器みたいなのってあったけな?まあ、とりあえず調べてみるか。」
ウインドウを開きその武器の虫眼鏡のボタンをタップした。
「プ・・プラズマカッター?なになにエンジニアが使う切断用の工具・・って全然工具に見えねえじゃねえか。」
プラズマカッターを調べた後でもう一つの物を調べた。
「えっと・・パルスチェーンソーこれもエンジニアなどが使う切断用工具・・・片手剣として扱える
か・・・いったいこれらの武器やこの鎧といい、こいつは何者だ?」
するとギルドの一人が
「もしかして、数百年後の未来から来たひとだったりして!」
などど冗談を言った。
「まさかーそんな事ある訳ねーだろー」
「だよな!ハッハッハッハ!」
すると
「うっ・・・・・」
そのうめき声で全員が寝ている男のほうへ視線がいった。
すかさずクラインが男に話かける。
「おい!大丈夫か!」
「ここは・・・どこだ・・・確か・・宇宙船で・・脱出したはずだが・・あれ・・俺はなにを・・。」
するといきなり男はガバッと起きあがった。
「エリー!!」
「おっおい!まだ起きるな!」
男はいきなりデーターボードを起動させると通信をおこなった。
「こちらアイザック!エリー!応答してくれ!エリー!くそ、つながらない・・。」
男はクライン達の方を向いた。
「すまない、ここはどこの宇宙ステーションだ?いますぐ宇宙船をレンタルしたいのだが・・・。」
クラインは返答に戸惑った。
「えっ・・ここはあんたの言う宇宙ステーションなんかじゃないぜ・・・と言うよりここは現実でもないし、宇宙船なんて今の時代になんてあるわけ・・・ないじゃん・・ハハハ・・。」
「えっ・・・・・。」
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