最強のエンジニアと最強の剣士
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プロローグ
前書き
どうも、私ライザと申します。小説初心者ではありますが、応援してくれると嬉しいです。
天井からいくつもの瓦礫が降ってくる、そして警告のアナウンスがやかましくながれている。
(ふっ、もうここまでか・・・。)
そこにペタリと床に座り込む一人の男がいた。
「警告、反応炉隔壁が破損しました。炉心の露出が進行中
全職員、及び全市民は速やかに避難してください。これは訓練ではありません。」
(ニコル・・今そっちへ行くよ。)
男はまるで眠るかのように目を閉じたその時、
「あなたはごん等に大馬鹿野郎ね!これがあなたの計画だとでも?
私をおっぽりだして自分が死ぬ事が?」
男はいきなりの通信に驚いたが、また諦めた顔に戻り
「いつだって無茶してきたさ、言っただろう。」
「そうね。一つ追加よ。そこの天井をぶち破ってあなたを救出するわ、
だからとっとと立ちなさい!」
男はまた驚きの表情に戻り
「何だと、待て、エリー!もう遅すぎる早くステーションから退避するんだ!」
「いいから、今回は口出ししないで!さあ、行くわよ!」
「エリー!だからやm・・」
すると、天井から爆発音が響き、一隻の船が降下してきた。
「警告、重力システム、停止。」
まるでアナウンスが合図かのように男の身体が宙へ放り出された。
男はすかさず、スーツのヘルメットとジェットをオンにした。
そして、一隻の船に向かってジェットを勢いよく噴射させた。
途中、男が船に向かうのを阻止するかのようにたくさんの瓦礫がこちらに向かってきた。
素人ならこのたくさんの瓦礫を回避するのは困難だが、男はまるで魚のように
スイスイと避けている。
船へ近づくとハッチが開き一人の女性が手をのばしてきた。そして命一杯の声で男に向かって
「アイザック!!手を!」
そして、男も命一杯の声で
「やっている!もう少しだ!」
そして、二人は互いの手を固く握りあった。そして同時に女性が命一杯の力で男を
ひっぱり船の中へ入れた。
「ハッチを閉じて!早く!」
すばやく男はハッチのボタンを押した。
しかし、ステーションの爆風で船が揺れ男は壁に身体を強く打ってしまい、
それっきり意識を失った。
「いやーすっかり夜になっちまったなー全くおまえらもはりきり過ぎだぞ。」
「なんだよ、クラインがこのクエストどうしてもやりたいて言ったからこんなに遅くなったんだろ。」
「まっ、その通りなんだがな。」
あるクエスト帰りのギルドの何気ない会話である。
「じゃあさ!今日の酒はクラインのおごりってことで!」
クライン以外の全員「いいね!」
「ちょwまてwそれはないぞ!」
クラインは焦っていたが、これも仲良しグループの楽しい茶番である。
「ん?」
ギルドの一人がなにかをみつけた
「なあ、クライン、あれって人じゃねえか?」
「あれ、本当だ、なぜあんな所に?」
「いや、待て、・・・おい!しかも倒れているぞ!」
「何だってえ!」
クラインが真っ先にその倒れている人に向かって全速力で走った。
「おい!大丈夫か!おま・・え。」
クラインはその人の見ると絶句した。
「クライン!どうした・うわあ!なんだこいつ!」
後から来たプレイヤーもその姿に驚いた。
絶句して当然かもしれないその人が来ている黒一色の顔までを覆う鎧なんて見たことないからだ。
*アイザックさんが着ているスーツはElite Advanced suitです。
「とっ・とりあえず宿屋まで運ぶぞ!ってうおお!重い!俺一人じゃ無理だ!手伝ってくれ!」
「「おっおう!」」
二人ほどでようやく男の身体が持ち上がった。
「しっかりしろよ!もうすこしだからな!」
男はいしきを失っているのにそれでも話しかけているクラインである。
後書き
プロローグを読んでくれて大変ありがとうございます。
とてつもなく下手かもしれませんが感想などを書いてくれると嬉しいです。
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