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幽霊だからって恋がしないとは限らないっ!

作者:御劔優太
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記憶の復活。

俺は部屋で横になっていた。
「伊織!」
「うわっ!なんだよ!」
「ご飯で来たから早く降りてきてね♪」
「ああ、先に行ってて。」
俺は笑顔で返した。
「うんっ!」
(違う人と接してるみたい)

「伊織様!ご気分は!」
「えっ?あ、はい、だいじょうぶです。」
「記憶を失ってしまわれたんですか・・」
「・・すいません・・」
「いえ!決してそんなつもりじゃ!!」
そう言うと俺は襖を開けて部屋に入った。
「伊織様、剣をお預かりしておりましたので・・・」
おもむろに影山は太刀を渡してきた。
「ええっ!?犯罪ですよ!?」
「大丈夫です、我が獅童組は、警察をも見方です。」
「・・・・」
俺は無言で太刀を受け取り腰に着けた。
「んぐぅっ!?」
俺はその直後、強い吐き気に教われた。
「伊織様!?」
「大丈夫です、むせそうになっただけ」
俺が座ると、渚が嬉しそうに肩を寄せてくる。

俺は飯を食べると、風呂へ向かった。
がらがらっ。
俺は服を脱いでかごへ畳むと、浴場へ入った。
「ふぅ・・・・」
数分後。
「伊織ぃ!!!」
俺はドアを叩ききって入ってきたの渚に驚いた。
「なんで入ってくるんだ!!」
「えっ?いつもでしょ?」
「そ、そうなのか?」
「まぁ、覚えてないもんね。」
渚はタオルを巻いて遠慮無しにはいってくる。
俺はこんな性欲に耐えてきたのか・・
いや?もうやったのか?
「伊織、それ、鎮めてあげようか?」
「なっ!止めろ!?」
「だって・・・辛そうだよ?」
渚がエロいさわりかたをしてくる。
「っ!?」
すると行きなり水しぶきが飛び散った。
「やぁ、お楽しみのようだね・・ごほっ」
水をすって死にそうな刹那さんが出てきた。
「なにやってんすか!?」
「水とんの術だが?」
「やめようよ!つーか失敗してんじゃん?」
「はは、失敗は正解の本と言うだろう?」
「この場合は失敗したら死にますって!?」
「みんなじゃまして・・・」
「伊織ぃ!!なに女子と風呂入ってんだぁ!!!!!」
「み、霙!?」
ドボン!と霙もはいってくる。
「伊織!なんで女の子と一緒に入ってんのよ!!スケベ!変態!!!」
梓が俺に強烈なけりをいれてきた。
「へぶっ!!??」
ドッボーン。
「おーい、伊織?大丈夫か?」
「あ、ああ・・・」
良かった・・といって渚が思いっきりキスしてきた。
「!?!?!?!?!?」
俺は訳が分からなくなる。
「ずるい!!!」
霙が立ち上がった時にはらりとタオルが落ちる。
「あ」
「だったら私の胸で鎮めてあげよう。」
刹那さんもはらりと落としている。
「ずるい!わたしも!」
梓も俺の口を塞いできた。


ここまでのようだ、俺に神の祈りを。


目が覚めると、俺は部屋のなかにいた。
「ってて・・・・」俺は胸を押さえる。
「っ・・・・!?」
俺が下を見ると、渚が裸で俺にのっかっていた。
横を見ると、腕にしがみついてる梓もいる。
左を見ると霙もいる。
上を見ると、膝枕をしている・・・胸で見えないが部長だろう。
「冷静に状況を考えても判断できねーよ!!!!」
俺は全て引き払い、服をきた。
「はぁ・・・・って俺はなんで刺されたあとここにいるんだ?」
「それは・・・記憶喪失だったんだよ。」
「部長・・・」
「まぁ、これからも刹那、でいいからな?」
「記憶喪失中になにをした!?俺!?」
「ん?伊織?まだ子供できてないよぉ?」
「作らん!!!」
「あっ!記憶もどった??」
「ああ、・・・・・・・・・その・・・・ありがとうな。」
「おお!ツンデレも可愛い!!!!」
俺は裸の渚に服を着せ、他のやつらに服を投げ、(部長は着ていた)
学校へ向かった。
「おはよう!智輝!」
「おお?そのやる気のないめは!!!」
「おお、戻ったんだ」
「ほらほら!早く!」
「わーったよ。」
「伊織ぃ!待ってよぉ!!」
「ツカサ、よっ」
「あっ!記憶が戻ったんだね!?」
「ああ、・・・急ぐぞ!」

俺たちはまた走り出す、これからも永遠に。





「ふわーあ・・・ここは?」
11:00
「ああぁぁぁぁぁあああ!!!!」
梓と霙は、こっぴどく叱られましたとさ。 
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