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KAIXA

作者:斬刄
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メイドと英霊

 
前書き
fate クイーンズブレイド入ります 

 
アイリside
私は沼地の魔女の下僕としてご奉仕する冥土へ誘うもの。
アイリですわ。
ご主人様からある注文をされ、今移動中です。森に変異した木があり、その葉っぱを絞ると液体が出てくるからそれをとってきて欲しいという命令ですわ。
その場所は森の中に変異した木があって
「緑の液体を持っていけば良いのですね。分かりました。ご主人様」
何やらその液体は身体の回復薬は身体のいたる傷を修復させるだけでなく病気をも回復すると言われる回復薬を持って来いと聞いてなぜ必要なのか分かりませんが必要ならば持って行きましょう。

森の上空
「以外と見つかりやすかったですわね」
色が変色した木が一本だけありますわね。さっそく葉っぱを絞ってこの大きな瓶にっと。
よし。これを沼地の魔女様に渡せば。
「待て。沼地の魔女の使い…それを渡してもらう。」
なんですの?この男は。
変わった服装をして身元が分かりませんが。
「誰かは知りませんが。これはご主人様に渡す物ですわ。どうしてもというのなら力ずくで「くっ!こんな時に‼」え?ち、ちょっと⁉」
な、なんですか!あれは‼
いきなり訪ねてきたと思ったらすぐに逃げて!
それにしても晴れてるはずなのに暗いですね。上を見上げてみようかし…目の前に大きな黒い渦がありました。
何なのですのあの黒い渦。
風と木があの渦に吸い込まれて…
「きゃ!」
あの渦は私に向かって吸い込もうとしてる⁉私は幽霊のはずなのに。か、身体が
「いやぁぁぁぁぁぁあ‼」


高級ホテル

あ、頭が痛い。
気がついたら森の中ではなく建物の中ですわね。
ここはどこなのかしら…身体の霊体化が激しすぎて、思うように動けない。
「ホテル?この部屋の量だと宿泊する場所ですわね。」
けれど身体による負荷が大きい。
「あれ…え?そんな‼嫌‼なんでなの⁉なんで身体が…」
身体が追いついていけない!
急いで早くご主人様に…
力が…出ない。






「ハァ…ハァ…」
辛い。思うように身体が動かない。
なんとかして生気を吸わないと。
ご主人様の命令は…絶対!

10分後
やりましたわ!ついに人間を見つけた!
これで生気を吸ったりすれば
「⁉そんな…」
大量に出血して…見て判断すると死んでますわね…助かったと思って生きているのならまだ消えないのに。


消えるのは…いや。
このままだとひとりぼっちのままこの状況を理解出来ないまま消えていくの…


「…無駄だと思いますが一応。心臓が動いているかどうかだけでも」
?…なにこの女の子。
身体は完全に冷たいのに…
「心臓が…動いてる⁉」
でもさっきまで冷たかったはず。
こんなに重傷なのにまだ生きているっていうの?
こんな怪我を治せる方法なんて。


手持ちにある大量の葉っぱの液体がある。


あぁぁもうっ!本当なら渡すだったものを…こんなことしたら沼地の魔女様に…だからと言って私の体が完全に消滅してしまう…消えたくはない。
「消滅は嫌ですし…ええい!私の身体が完全になるまでの間ですわよ!それが終わったらまた取りに行きますわ‼」

この液体を身体にある怪我に塗って…

これで目が覚ますはずですわ。
覚まさなかったら許しませんわよ…そうでなくても死にかけてるのですから。


30分後
「目を…覚ましましたか?」
「生き…てる?」
意識がどこか飛んでしまいそうですわ。ここまで待つとは思わなかった。
地獄ですわね。
「私が助けたのですわ。助けたお礼は…いいから!とにかく早く私に生気を吸わ」


ブッチューゥゥ‼


gjugdmju⁉な、なななな‼/////
ふ、不意打ち⁉
「ありがとうございます!冥土へ誘うもののアイリさんだよね?私知ってるよ‼」
「⁉何者なの‼」
身体が急に復活した。
なにこれ⁉まるで肉体があるかのように…それにあんなにキスされて思いっきり生気を吸ってしまったのに…まぁ美味しかったですけれども。
いやそうではなくて‼
「なんで平気でいられるのかしら⁉」
「?生気を吸わせて欲しかったんだよね?」
「そうでしたけれどもあんな直接…」
そう。本来なら死ぬはずですわ。
なのにこの女性は生気を思いっきり吸われても生きている。本当に人間なの?
「私。クイーンズブレイドの中で1番好きな人です‼生きてて良かったぁ〜。眼福眼福!」
色々突っ込みたいところですけれど…本当に何者なのこの人は。
でも何者なのかを知るより外がどうなっているかという情報が知りたい。
…とにかく、沼地の魔女様。
私のした行為、どうか許してください。
「⁉どこへいくのですか!」
今度は急に走りだして!もうなんなの!
今日は厄日ですわ‼
「思い出した。玲を…探さなきゃ‼」
玲side
いくあてもない。どうしてこんなことになってしまったんだよ。
「なんだこいつは⁉」
「これだけ攻撃を食らってもまだ死なないのかよ⁉」
ホテル内に入ってくるオルフェノク達は俺を襲ってくる。

俺の友達は今頃どうなってんだろうな。


死んだかな。まだ生きてオルフェノクと戦ってんのか?
ああ畜生。
その二文字しか無い。
もうオルフェノクを倒したの何体目だっけ?
忘れちまったよ。
ただ俺の渇きを癒してくれるのは俺の外敵を殲滅することでしか生きがいなんて
「玲!」
美香…美香⁉
何で生きているんだ⁉
「どこを見ている!」
「がっ…!」
この雑魚が‼致命傷のところを攻撃しやがって‼

ふざけ…なっ。

あれ?


身体が動かない…ここでガタがきたっていうのか⁉
「死ねるか…!まだ死ねるか!」
美香は死んでいないんだ。
良かった。でも、もう手が動けなくなってしまった。限界か。
変身が解けてしまった。
「くたばれぇぇ‼」
「やめてぇぇぇぇ‼」
変身する力ももうない。
悪い美香。お前だけでも生きてくれ。




…?目が開けれる。
なんであのオルフェノク倒されてるんだ?
「ったく。召喚されたと思ったらいきなり襲ってくるとかあり得ねえだろ。」
声をした方を向くとそこには青髪と青タイツに赤い槍を持った。男が立っていた。
「令呪があるならあんたがマスターで良いんだな?俺はランサーだ。よろしくな」
「な、なんだこいつは!」
「たかが一人増えてもこっちが有利だ!潰せ‼」
⁉やばいこいつら一斉にこんな大量に来られたら…いくらサーヴァントでも。
「舐めてもらっちゃあ困るぜ?俺は伊達に英雄やってんだからよ?あとお前ら雑魚の集まりでどうにかなると思ったら



大間違いだ。」
槍一つで襲ってきたオルフェノクを潰していってる。数人のオルフェノクは次から次へと灰なっていった。
「そ…そんな馬鹿な⁉」
「切り札を見せるまでもないな?」
俺はfateの方でもアニメを見ていたけれど実際ここまで迫力のある圧倒的実力の差を見たのは初めて見た。



これがサーヴァント…!
一人で数人のオルフェノクを一掃した。


「俺を倒すんなら…さっき連れてきた数人の何倍かは連れて来い」

俺はなんでランサーを呼べるかはまだはっきりしていないがただ一つ言えることある。
俺は魔術も知らず、召喚陣も書かず、俺がランサーを呼ぶことが可能であり、そして俺の身体は魔力を持っているのだとしたらもうそれが発覚した時点で人を辞めたことを実感した。 
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