Ghost trick
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Hello!異世界!
神様「それじゃ、存分に楽しんで来て」
別れを告げると、眩(まばゆ)い光が吹雪の目を閉じらせる。
『…着いた、のか…?』
目の前に広がるのは、青い空を自由にカモメ。
そして、永遠と続く青い海。
『気に入ってる割には、扱い雑だな(-_-;)』
吹雪は小舟に一人、海の上に置かれていた。
『………
まぁ、どうにかなるか』
そして、何事の無かったかの様に暢気に寝始めた。
~その頃~
コビー「見てよヘルメッポさん!ルフィさんの手配書だよ!!」
ヘルメッポ「何で喜ぶんだよ!相手は海賊だぞ!?」
海軍曹長のコビーと、軍曹のヘルメッポは、仕事をサボり、マストの上でこっそり話していた。
ガープ「コラァ!何サボっとるんじゃ貴様等ーっ!!」
すると、中将ガープの怒鳴り声が下から聞こえた。
その時!
「中将!前方に一隻の船が!」
一人の海兵が、望遠鏡を覗きながら知らせる。
ガープ「海賊船か?」
「いえ、小舟です!人影があります!!」
ガープ「難破船かも知れんな…。直ぐに救出じゃ!」
ガープの指示に、海兵達は的確に動く。
ガープ「コビー…」
コビー「はい!」
そしてコビーは、一人、難破船に乗り移った。
コビー「大丈夫ですか!しっかりして下さい!」
コビーは、吹雪が倒れていると勘違いし、体を揺れ起こし、声を掛ける。
『…んだよ。人が折角、気持ち良く寝てんのに(-_\)』
目を擦りながら、眠そうに応える吹雪。
コビー「え…えぇぇ!?」
『おぉ!生コビーだ!』
コビー「え、あの…どうして僕の名前…」
『まぁ、有名人だからね?(危ねぇ、ONE PIECEって言う所だった~)』
吹雪は、ホッと安堵の息を吐いた。
コビー「どうして、こんな海の上に?」
『まぁ…色々だ』
彼の質問に対し、吹雪は適当な答えを返す。
コビー「兎に角、危険ですから一緒に来て下さい」
そしてコビーは、無事に吹雪を軍艦に乗せた。
コビー「ガープ中将。無事に救出しました!」
吹雪を連れて、中将室に居るガープに報告する。
ガープ「うむ。ご苦労じゃったな」
お茶をズズッと飲み、吹雪に目線を合わせる。
『次は生ガープか』
ガープ「お前さん、ワシを知っとんのか?」
『結構有名だよ?』
ガープ「お前さん、何故あんな所に一人で?」
『まぁ、色々』
コビーの時と同様に、曖昧に答える吹雪。
ガープ「お前さん、名は?」
『ムウマ』
ガープ「ムウマ。取り敢えず本部まで来い」
ガープは、本部に連絡する様に、海兵達に指示する。
『(意外とすんなり通れたな)』
ガープ「それにしてもお前さん。随分変わった格好しとるのぉ」
『え…?』
吹雪の今の格好は、寝巻きに近い、スウェットとTシャツだった。
ガープ「暫くの間、海兵の制服を着ておれ」
ガープは、クローゼットから出した海兵の制服を手渡す。
コビー「宜しければ、僕の部屋でゆっくりして下さい」
そして吹雪改め、ムウマは、海軍本部へと向かった。
to be continued
後書き
いや~、かなり自由にやりました(笑)
多分、こんな状況に陥っても寝るなと思いました(笑)
ムウマと言う名前の由来は、ポケモンのムウマです。
ピカチュウとニャースとムウマしかハッキリしてません(笑)
ゴーストタイプであり、悪戯好きと聞いたので採用しました
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