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ハイスクールD×D 最強の前世を持つ二人

作者:sukirumajer
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生徒会との邂逅

 
前書き
明けましておめでとうございます 

 
生徒会との邂逅


カキーン
よく晴れた空に金属音が木霊する

レイ「よっ」

俺は明らかにファーストにいた筈なのにライトコースのボールをキャッチする。もうすぐ球技大会が近いからその練習をしている

リアス「はぁ、レイはちゃんと自分のポジションを考えなさい」

レイ「断る」

リアス「もういいわ…次は祐斗ね」

カキーン
リアスが打つ方向を間違える

リアス「あっ!失敗したわ…」

祐斗「問題ないですよ!」

ヒュン、パシッ

祐斗は俺と同じ距離を走り、キャッチする

リアス「祐斗もなのね…もうあなたたちだけで勝てる気がするわ」

イッセー「お前らおかしいだろ…」

失礼な

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

数日後、部室に入ると生徒会長がいた。

イッセー「せ、生徒会長?」

レイ「上級悪魔にして、元魔王セラファルー・レヴィアタンの妹のソーナ・シトリーか…何の用だ?」

俺がそう言うとソーナが驚いた様な顔をする

ソーナ「そこまで知っていましたか…〈冥王〉九重 零」

シトリーが小声でそう言う
冥王と言うのは冥府の帝王では長いからと誰かが考えた二つ名だ。因みに俺は名前とやったことは広まっているが、顔は余り広まっていない。なぜだかは知らん

イッセー「えっ?どういうことだ?」

お前はアホか

男子「なんだ、リアス先輩、もしかして俺たちのことを兵藤たちに話していないんですか?同じ悪魔なのに気づかない方もおかしいと思うけどさ」

こいつは確か生徒会書記として新しく入った匙 元士郎だったか?

その後にシトリーの説明を聞いた。めんどいから省略する

匙「会長と俺たちシトリー眷属の悪魔が日中動き回っているならこそ、平和な学園生活を送れているんだ。それだけは覚えておいてもバチは当たらないぜ?ちなみに俺の名前は匙 元士郎。二年生で会長の兵士だ」

イッセー「おおっ、同学年で俺と同じ『兵士』か!」

匙「俺としては変態三人組のお前とは同じにされたくないんだがな…」

イッセー「なっ、なんだと!」

匙「おっ?やるのか?俺はこう見えても駒四つ消費だぜ?最近悪魔になったばかりだが、兵藤なんぞに負けるかよ」

そこでシトリーから注意が飛ぶ

ソーナ「サジ。お止めなさい」

匙「し、しかし会長!」

ソーナ「今日ここに来たのは、この学園を根城とする上級悪魔同士、最近下僕にした悪魔を紹介し会うためです。つまり、あなたとリアスのところの兵藤くんとアルジェントさん、九重くんを会わせるための会合です。私の眷属なら私に恥を書かせないこと。それに―」

シトリーの視線がイッセーに向けられる

ソーナ「サジ、今のあなたでは兵藤くんには勝てません。フェニックス家の次男を倒したのは彼なのだから。駒七つ消費は伊達ではないということです」

匙「駒七つ!?ていうかフェニックスをこいつが!?俺はてっきり木場か姫島先輩かリアス先輩が倒したものだと…」

匙が引きつった目でイッセーを見る。まあ、転生して間もない悪魔が不死身の特性を持つフェニックスに勝つなんてあり得んからな
そこでシトリーが頭を下げる

ソーナ「ごめんなさい、兵藤 一誠くん、アーシア・アルジェントさん、九重 零くん、うちの眷属はあなたよりも実績がないので、失礼な部分が多いです。よろしければ同じ新人の悪魔同士、仲良くしてあげてください」

シトリーはそう言い薄く微笑む。それにイッセーが見惚れる。それよりも俺の名前言った瞬間、匙が驚いていたがなんだ?

ソーナ「サジ」

匙「え、は、はい!…よろしく」

匙が渋々とイッセーに頭を下げる

アーシア「はい!よろしくお願いします」

匙「アーシアさんなら大歓迎だよ!」

匙がアーシアの手を取る。それをイッセーが引き離し、思い切り力を込めて匙の手を握る。また一触即発。こいつらはバカか?小学生の様に暴言を言い合い、次は俺の番だ。なのだが匙が俺の前で硬直している。さっきから何なんだ?とりあえず自己紹介するか

レイ「俺は九重 零だ、駒一個消費で転生できてしまった『兵士』だ」

俺の駒一個転生はいくら変異の駒でもあり得ないらしい。

匙「え、あ、ど、どうも…匙 元士郎です」

何でそんなに固まってるんだ? 

レイ「なあ、さっきからどうしたんだ?俺の前に立った瞬間から明らかに緊張して」

匙「い、いえ…あの~、もしかして賞金稼ぎの〈冥王〉ですか?」

レイ「あぁ、そう言われてるな」

その瞬間、匙が興奮したような顔をして、俺の手を取る
匙「や、やっぱりですか!俺、会長に話を聞いた時から一度あってみたいと思ってたんですよ!」

な、なんなんだ。急に態度が変わって…

レイ「とりあえず落ち着いてくれ。それと普通に友人として接してくれ」

匙「あ、すいません。じゃなくて…わりぃ」

こいつ、態度変えるのうまいな

ソーナ「すいません…あなたの話をした時からあなたに憧れているようで…あ、そう言えば他に二人、新しく部員が増えたのでしたっけ?リアス、紹介してもらえる?」

憧れられるのは悪い気はしないな。シトリーの言葉を聞いてリアスはユリと火織に自己紹介を促す

ユリ「十六夜 友梨よ、ユリでいいわ。レイの彼女で、賞金稼ぎよ。二つ名も一応言っておこうかしら。〈冥府の魔女〉よ。私も友人として接してね」

火織「神裂 火織です。賞金稼ぎで、二つ名は〈剣聖〉です。私も友人として接してください」 

二つ名を聞いて匙が再びテンパる。まあ、有名だからな

匙「え、あ、さ、匙 元士郎です!よろしく!」

こんな感じで今日の部活は終わった。終わった後、匙にサインを要求された。書いたらすごい喜ばれた 
 

 
後書き
書いてたら匙がレイに憧れてることに…
どうしてこうなった…

それにしても最近、黒歌と火織、ユリが空気になりがちです。ユリにいたっては主人公たった一人のヒロインなのに… 
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