ハイスクールX×X
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キャラ弁は見た目は良いが味はアレだ
咲夜side
「うー」
社交界(だと思う)の時にフィールドを教えると言われ
私とネグレリアと秀元が先に、ランスロットとイワンコフは来れず
後でXANXUSとカテレアと朱乃が来るのだけれど
「拙いしウザいわね」
ネグレリアと周りの上級悪魔達を見て言った
ジャンケンの結果でネグレリアが先にXANXUSの席の準備する事になったけど
周りのイヤラシい視線やXANXUSがいないと言う事が原因でストレスが溜まって
一気に爆発して魔力が暴発する可能性が高い
ヴァリアーの沈黙の掟の一つで死ぬ気の炎を使い始めて1年ぐらいで
元々宿していた魔力の数倍ぐらい魔力量になるのだけど
この子の祖母が三大勢力の戦争時に死んだグレモリーの家系の子で元から魔力が高い
才能も有って放っておいても最上級悪魔レベルの魔力量になるぐらい
ただそれだけならばどうにかなるけどこの年で基礎が最上級悪魔レベルで
死ぬ気モードで戦う事も出来る…下手な事でミスを犯すと此処等一体更地ね
ジャンケンで決めろなんて言わなければ良かった!朱乃がコッチならば楽だった
「ネグレリアちゃん、落ち着いて
咲夜ちゃん、周りの視線気にしすぎやで」
「あなたはなれてるからでしょうが!
それに気にするなって、無理よ、絶対に!」
私はあの女じゃなくて
偶然停止世界の邪眼を宿していた日本人でアルビノ!
アルビノだけど家族は受け入れてくれた!
「そう言えば
君がヴァリアー入った話聞いた事無いわ
確か君、ヴァリアー出来た後に一番最初に幹部になったんやろ?」
「私の次に幹部になったでしょうが」
カテレア→私→秀元→ランスロット→イワンコフの順でヴァリアー幹部が決まった
「あ、そうやったな」
覚えておきなさいよ…
「因みに僕は色々面倒やし
ヴァリアーが面白いから入ったんやで」
知ってるわよ
て言うか誰に向かって言ってるのよ
モジモジ
ネグレリアがモジモジし始めた
「あ、僕が連れてっとくは」
「秀元、有る意味セクハラよ?」
冥界じゃどうか知らないけど
「大丈夫
触られてない、言葉の暴力…無意味…」
「口を動かす暇があるなら
早く行ってきなさい、私は一人で大丈夫だから」
コレでもヴァリアー入隊前は旅行会社の通訳者をしていたのよ?
初対面の悪魔の対応は慣れているわ
そう言うとグレリア達は手洗いに行った
「グレイフィア様?」
シュ
「っひ!」
「何処の誰だか知らないけど
私はあの女じゃない!私は十六夜咲夜よ?」
私を勘違いして声を掛けてきた悪魔の頸動脈にナイフを添え脅す
「っす、すみませんでしたぁあああ!」
大声で素早く逃げ出す男
コレで私に声を掛けてくる奴は居ないわね
「少しよろしいかしら?」
シーグヴァイラ・アガレスが声を掛けてきた
「何かしら?
勧誘ならお断りよ
無理矢理なら東京湾に沈めるわよ」
「そうじゃないわ
チョイスを作ったのは誰かしら?」
チョイスを作ったのは誰か?
そう言えばアレはFPSを元に現代科学兵器等を用いたもので
誰が作ったかと言えば
「ボスよ」
「ヴァリアーのボスがチョイスを…」
作ったと言うよりはパクったに近いんじゃないかしら?
「レーティングゲームと比べて面白味が無いかしら?」
「いいえ、逆ね
レーティングゲームと違って実戦的
実際の戦闘は自分が襲われるか襲うかのどっちか
襲われる事が分かっているならば自軍の陣地に様々な物を設置
襲うならばレーダーやダミーなんかも用意できるわ」
意外ね
くだらないゲームだと思われてると思ってたのに
「ヴァリアーは実戦的な修行だから
魔王クラスがいて当たり前を実現出来るのね」
……あ、そうだった
「チョイス、今回が初めてよ」
「え、訓練じゃ」
「嘘に決まってるじゃない
ヴァリアーの正規の隊員の人数、32人
ボスは数に入っていなくて幹部を抜けば27人
その内自分の属性と大空属性以外の属性の部下が一人ずついるのよ」
私に 晴・雷・雨・霧・雲みたいな感じで部下がね。
私とカテレアは全員女性にしとくように言われている
やっぱ同僚にじょせいがいないと色々と面倒よね
「大空の属性の部下は?」
「大空は稀少なの
ボスと和平交渉の際に来たハム子」
後はあの子ぐらいなのよ…
「いやー
ごめん、待ったー?
ほんま、大変やったで勧誘断んの」
秀元がネグレリアの首筋を掴みながら歩いてきた
「ちょっと」
「流石にこうしないとアカン
よりにもよってネビロスと会ってもうた」
!?
ネビロス、ネグレリアの半分の血は悪魔でネビロス
ネグレリアは自分の事を言おうとしないがXANXUSが
捨てられていて身体がやせ細っているのを見つけて晴天亀を使ったと言ってたわ
「取り敢えず私の椅子に座らせておいて
私もちょっと交代するわ、少しこの気持ち悪いのから出たい」
イヤラシい視線とか醜い視線とか
私は手洗いに向かった
秀元side
いやー悪魔も人間と同じ事してるな
表面上だけの誉め合いかイヤラシい目での誉め合い
カチカチカチ
僕はカウンターを3回押してカウンターの数字を28にした
結構見られてるな~禍の団とそれ以外の三大勢力傘下の組織かな?
「ちょっと良いかしら?」
さっきまで咲夜ちゃんと話していたアガレスちゃん
「なに、アガレスちゃん?」
「ちゃ、ちゃん!?…ゴホン
貴方、EX級の指名手配犯・花京院秀元?」
「そうやけど、なに?」
僕はアガレスちゃんの質問にどうでもよさげに答えた
「やっぱり…ヴァリアーはいったい何なのかしら?」
「世界征服を目論む革命家ちゃうん?」
具体的なのは僕も知らんで?
XANXUSもカテレアちゃんの頼みやから動いてるだけで
他の子が頼んでも絶対に言う事を聞かんで
「ん、来る」
今まで咲夜ちゃんの椅子で寝ていたネグレリアちゃんが目を覚ましてそう言った
「確かに来たな」
「いったい何を」
キャアアアアアア!
シーグヴァイラちゃんが僕に何が来たか聞こうとすると
入り口付近で悲鳴があがった
「今の悲鳴は!」
「カテレア達、来た」
来たには来たけど悲鳴や死ぬ気の炎を感じるから
多分面倒な事になってるやろな、僕が行っとかないと面倒な事になるわ
「ネグレリアちゃん、一人にするけど良い?」
下手に暴走させるとXANXUS含めて色んな奴に怒られるねんな
「大丈夫。」
ネグレリアちゃんが頷いたので僕は悲鳴があがった所に足を運んだ
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