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この明るい星空の下で。

作者:音無咲夜
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十六夜一葉。

私は考えていた。
奏くんにどんな変化があったのかを。
「二階堂先生。」
「どうしたの?三咲。」
「知ってるんですよね、いつも二階堂先生は次に何が起こるかわかっていました。」
「知ってるわ。」
「じゃあなんで!」
「天文部の問題だからよ。部外者は関わっちゃいけないの」
「・・・・・・」
「それにあと一人いるでしょ天文部部員は。」
「!?」
「じゃ、あたしは酒飲んでくるわ~」
そう言うと二階堂先生は部屋に入っていった。
「慧先輩!望月先輩!」
「どうしたの?三咲ちゃん」
「奏先輩が行方不明です。」
「えっイザヨイがかい?」
「ほっとけばいいでしょ」
「それが様子がおかしくて・・
夜空先輩を泣かして外に出ていったんです!」
「それは・・・あり得ないね。」
「・・・・行くわよみんな。」
「はい!」「うん!」
////////////////
「もしもし赤坂先輩、奏先輩を追跡してください!」
「言われなくてもやっている。」
「さすが!」
「ほら早く!あと一人の天文部の部員を探すよ!」
「はい!」


////////////////


「おい、一葉!」
少し時間がたってから返事はきた。
「いらっしゃい、・・・・・司。」 
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