オタクなハッカーの日常
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悪友とはこういうやつだ!
前書き
多田の 日常生活編かな ホトトギス(全然うまくなかった)
成績は中の下、もちろん学校のある日意外は自宅警備員であるため運動神経は皆無。
そんな俺にも友がいる。
いや、それは友と呼べるようなものではない。
それ以下の存在―――悪友、だ。
そいつらは回りの人を気にせずに、俺と今日も熱い討論を繰り広げる。
話の内容は想像できるだろう。
とても人前では言えないようなことだ。
特にクラスの女子達にはぜひとも聞かれなくない。
だが、学校という場による数の暴力はそれを許してくれなかった。
昨日は、大収穫だった。
俺こと多田は、今日も学校へ登校しながら昨日のことを振り返る。
あの日は、山崎という最近運命の出会いを果たした(凄そうな)ハッカーの家で彼の娘さんを脱がした、、のではなくパソコンをいじらせて貰った。
もちろん許可は、彼が寝る前にとっていた。
まぁ、ロックを解除されるとは思ってはなかっただろうがなぁ、ふはははは!
そうして、いざ中身を覗いてみると案の定素晴らしいプログラムがひしめいていた。
俺はそれらを解読して自分の物にせんと奮闘していると、もう奴が起きてしまったようだ。
その時の奴の顔ときたら傑作だった。
ゴッホもびっくりだ。
あれが窮地に陥れられた人間の顔か、って思ったね。
いやぁ、俺には真似できっこないわ。
でも今まで俺のことをお前呼ばわりしていたくせに、最後はちゃんと多田って呼んでくれたのだ。
いや、別に嬉しかったとかじゃないんだからねっ!?
っと、そうこうしているうちにもう教室の前か。
いつものように扉を開けて足を踏み込もうとする、が無理だった。
理由は明確だ。
踏み込もうとしていた場所に落ちていたからだ――本が。
「、、、」
俺はそれを迷わず拾いあげる。
表紙を数秒じっと見て堪能してから、ページをめくる。
めくる、めくる、めくる―――
「しまった!」
やがて最終ページをめくり終えた俺は、自分のミスに今更ながら気付いた。
「やぁやぁ。今朝も教室に入るなり幼女の写真集に夢中か。さすがは我が親友!」
「親友じゃねーよ、悪友だッ!」
そんな俺に声をかけてきたのは事の元凶、吉田高広。
今日も目の下には深い隈がある。
別に寝不足というわけではなく隈はデフォルトなのである。
「悪友とは心外だなぁ~。僕はいつでも君のことを親友だと信じているのに、幼女が好きな仲としてのみだが」
「それを親友とは言わねーんだよ!!」
ほら、見てみろよ。
周りの女子が引いてるじゃないか、、って何で俺を見て引いてるのッ!?
「またいつものエロトークが始まったわよ」「あー、キモいキモい」「幼女、、、」「幼女と恋人になれるとか何てエロゲー?」「幼女に踏まれないでしゅぅーー!ブヒィィィ!!」
おい、明らかに最後の二人アウトだろ!?
ブヒィィィって何だよ。
なんか凄く楽しそうな響きだなぁ、おい!
『キーンコーンカーンコーン―――ガラガラガラ』
そうこうしている内に、チャイムが鳴って先生が入ってきた。
「うぃーす、、、」
後書き
先生は男性なのか!?それとも女性か!?幼女か!?
次回は幼女キャラを出したいなー、なんて考えています。
っていうか、もう次回分も書き終わってるんですけどね(笑)
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