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なぜか転生した人のお話

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4話:久しぶりの我が家!なんだけど…

 
前書き
ビアンカちゃん登場です。

 

 
ソールside


「さすらいの…旅人です…(フッ)」
「えっと…すいません。パパスのむ(バッ)もごもご「お使いです。」

息子のソロとソールです。って言おうとしたら口ふさがれた。

痛い。口痛い。


「あぁそうかい。ならどうぞ」


…えぇ!
いいのかい。あほみたいな子供通していいんかい!

いきなり兄ちゃん走り出した!
って、兄ちゃん速い。
手を握られて走ってるけど、半分引きずられてる。めっちゃ痛い。腕と、腰が…




少々というかかなり怪我して、やっと家についた。
もう全身打撲。痛すぎ、やばい。

(ガチャ)「サンチョ、ただいまぁ「まー。あたた…」

腰が痛む…

「ん……もしかして坊ちゃん!?ソロ坊ちゃんにソール坊ちゃんですよね!いやぁ…大きくなりましたねぇ………旦那さんは?」

「いやぁそれが…置いてきた」

「えっ………」

「あははは、は…は、はぁ……てへっ♥」

サンチョ顔!
こわい!!まじで怖い!!!
世界の終り的な顔してる!!

お願いだから魔王召喚!とかやめて。

まだ死にたくないぃぃぃぃ!!!!


兄ちゃんも「てへっ♥」とか言うな。
サンチョが魔王召喚しちまう!!
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

「なんですって!?急いで迎えに…」

そう言うと、何にも持たずに飛び出してしまった。
…おまえはハチ公か?!

「に…兄ちゃん…」

兄ちゃんの服の端を引っ張った。
サンチョ大丈夫かなぁ……

いや、それよりご飯と風呂が気になる。
餓死とかヤダからね?

「だいじょぶ。サンチョの勘はよく当たるから。この前ってかだいぶ前だけど…連絡なしで朝早く帰って来ても朝食用意して待ってたし。」


「あ、ホントだ。サンチョパネェ。」
ダイニングに行くと御馳走が用意されていた。
い、いかん涎が……


「あはは、そんな腹減ったなら食えよ。」
「うん!!」

手を洗い席に着く

「「いっただきまーす」」

ソールside end

ソロ side

「ぱねぇって何?」
気になっていた事を訊くとソールは固まり考えごとをしだした。

少し経ってやっと口を開いた

「知らん」

「え?でもさっき「御馳走様」
カタカタと音をたてながら食器を台所に運んで行ってしまった


うーん…耳が悪くなったのか?
道具屋兼医者のセバスチャンさんに診てもらうか。

「風呂入るよ」
「はーい」

【道具屋前】

「『洞窟に行ってていないよ☆』…」

ドアに貼ってあった紙を見た

「変な名前め…それでも医者かよ」

文句ぶーぶー言っていたらいつの間にか家に着いていた。


「もうすっかり夜だな。」

ソロside end

ソールside

サンチョ遅いなーー

1時間半くらい経ったのにまだ帰ってない。
さすがに心配になってきたな…
まぁ、だいじょぶっしょ

ごろーんとベットのうえで回り床に降りて本棚を見る。

字はもう読めるし一冊くらい読みたいんだもん。
前世の世界と文字違うから苦労したんだぞw

あと俺、結構本好きなんだ♪


「どれどれ」

どうせならビックな本を読んでやろう!

俺は、一番重くて厚い本を取り出して読み始めた。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「王様、美味しいですか?」
「うん!」

王と呼ばれた男の子は美味しそうに林檎をほおばり、大臣らしきおじさんの質問に笑顔で答える。

「レック王、お時間です。」
「わかったよサンドラ。ちょっと待っててね。」

王は、林檎をたいらげると、冠を被り大臣たちと一緒に下に降りて行った。」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――







「そぉーる!朝よ」

「はっ!王様!…?ビ…ビアン…カ……!」
「久しぶりソール、大きくなったわね。まだ私の方が大きいけど…{…カッコよくなったわね}」

「えっ?」
「なっ…何でもない!か…っかみ!梳かしてあげるわね。」
「えっ?う…うん」

クシを渡そうとしたら、強引に手から盗られ、寝起きの絡まった髪を力ずくで梳かされてます。
痛い痛い。へるぷみー…


「ビアンカ痛い!」
「あ…ごめん」

ビアンカは、後ろからちょこんと顔をだし謝った。
かわいい…
決めた!将来は、ビアンカと結婚するからね!!!
でも、1つ問題がある。
それは……



「ソール、朝飯…今日はいつもより髪が整ってるな。ビアンカがやったのか?」


そう。兄ちゃん。
くそっ、無駄に爽やかでイケメンなんだよ!!

余ったのくれよ!!

「あ!そう、私がやったの。…ソール、朝からお邪魔してごめんなさい。宿に泊ってるから遊びに来てくれるとうれしいなぁ」
と言ってチラッと兄ちゃんを見た。
「ああ、後でいくよ」

「ビアンカ―、帰るわよー」
1階からビアンカのお母さんのエマさんが呼んだ
「はーい、じゃあね」
ビアンカは顔を真っ赤にしながら階段を下りて行った。


「さぁ、俺達も朝飯ー♪」

色々ムカつく奴だ。



それから、サンチョの愛情たっぷりの朝飯を食べ、

父さんとサンチョのダブル御説教をくらった。





 
 

 
後書き
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「私、感想ほしくて書いてるとこあるからぁ」

だから感想くれさい。
おねげぇしだす。
 
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