IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
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螺旋
愛する人との結婚を果した一夏と優奈、互いに支えあい、互いに助け合いながら、愛しあうことを誓い合った。たとえ互いに敵として戦う機会が来たとして愛する者もとして判断を下すと
「ううん…」
酷く重くなった瞼を持ち上げて目を覚ます。身体に纏わり付くのは妙にベットリとした甘ったるい蜜のような感じがした。頭がズキズキと痛む、どうして自分はこんな事になったのか全く覚えていない。ぼんやりした頭を持ち上げながら上半身をベットから起こす。手を頭にやって頭痛に耐える。二日酔いよりは酷くないが妙にはっきりとした痛みが襲ってくる。どうしてこんな痛みが…と考えていると自分の上半身が何も纏っていない事に気づいた。
「あぁん…だめぇ…」
ダンダンと頭がハッキリしてくる中に透き通った甘い声が響いてきた。声がする横を見ると…
「もう駄目なのぉ…壊れちゃう…」
産まれたままの姿で、まあ世間的にいうところの裸の優奈がそこにはいた。
「………あっ思い出してきた。確か俺は結婚式の後の披露宴という名の宴会で酒を飲みすぎて若干酔ったおかげでハイになって…優奈姉にビンタされて正気に戻って…その後…しょ、初夜を…」
昨晩行っていた事を思い出しただけで顔から火が出そうだ。そして妙に腰の疲労感があるのも納得がいった。余り行きたくないが行ってしまった、取り合えずこの状態をどうしたものか。こんな所を共夏にでも見られてみろ。絶対にヤバイと思う。
「お兄ちゃん、もう起きてる~?それとも…お盛んだったからまだ眠い~?」
「(ぼふぉ!?)」
一夏は声に出さないように心の中で噴出した。まあ事実なのだが、妹(本当はもう一人の自分)にそんな事をいわれるのはキツいものがあるようだ。
「…返事がない…そうやら昨日はお楽しみでしたね♪って奴みたいね。取り合えずえ~っと…龍お兄様にご報告しないと、早くもえっと…孫?嫌違うわよね、それじゃ…甥っ子か姪っ子でいいのかしら?」
今すぐにでも共夏を止めなくては龍人にからかわれる!そう察知した一夏だったが、ベットから飛び起きようとしたが、身体が強い力で拘束されてしまって動く事が出来ない。優奈がいつの間にか抱きついていて動く事が出来ない。
「…やっぱり返事がないからお盛んルートで決定っと。それじゃお兄様にご報告~♪」
「ちょっとまてぇぇぇええ!!お前絶対楽しんでるだろ!?愉悦ってるだろ!?お前共夏じゃねぇだろ!?ジュラングだろぉぉおお!!?」
「あっ~きこえな~い♪」
そういって共夏はスキップを踏みながら去って行く。一夏は龍人からからかわれる事を覚悟しながら肩を落とした。
「ああもう…しゃあねぇか…こんな未来はこの人と結婚を決めた時から解った事だしな」
「うぅん…もう朝ぁ…?」
優奈は身体を起こしながら一夏に寄りかかりながら目を開ける。肌に直接触れる金色の髪、その金塊さえも霞んでしまうほど美しき髪からは鼻腔を擽る様ないい匂いがする。
「ああおはよう優奈」
「おはよ~…ってあれ?なんでこうなって…うにゃぁぁぁあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
優奈は昨夜の事を思い出してしまったのか顔を真っ赤にして布団ではなく、一夏の胸板に飛び込んで顔をこすり付けるように顔を隠す。それでも一夏への愛情を忘れずにアピールする優奈を褒めるべきか呆れるべきか。
「はぅうううう…もう恥ずかしすぎてもう爆発しちゃいそうだよぉぉぉお…」
「だからって俺の胸で泣かなくても…」
「一夏の身体がいいの!!っていうか昨日は凄く激しくて壊れるかと思ったんだから!!」
優奈は夜の行為について抗議する、一夏も顔を赤くして頬を欠く。自分としては今すぐ忘れたいものなのだが。←爆ぜろ!一夏!!by作者の念
「それは悪かったけどさ…優奈だって随分とのりのりだったじゃねぇかよ…もっと激しくとか言って、要求してきたのは何処の誰だっけかな」
「そ、それは…」
「その後も何度も何度もせがんで来たよな?まだいけるよね?とか抜かして結局どれだけヤったと思ってるんだよ?ほぼ抜かずの何十発だよ?」
「うぅぅぅぅううううわぁぁぁあああああああああああああああむぐぅ!!?」
恥ずかしさの余りに叫びだす優奈、そんな優奈の叫びはいきなり無くなった。優奈の言葉を止めたのは一夏の口だった。優奈の唇を強引に奪った。優奈はいきなりのキスに目を見開くが、次第に目を閉じていって身を一夏に委ねていった。
「ったく困った奥様だぜ、まっそこにも惹かれるけど」
「い、いわないでよぉ…」
「んじゃま、今度は俺のターンって事で」
「え!?ちょ、ちょっとせめて心の準備ぐらい!?あっ…」
「あ~あ、やっぱり第2ラウンドに入ったか」
「予想通りだよね~、いてて…」
会長、龍人が宿泊している室では来客用のソファーに腰掛けて朝からワインを飲んでいる龍人とその隣で初体験の餅で作られたワッフル、通称モチッフルのアイス添えに興味津々な好奇心を丸出しにしながら食べる共夏と、頭にたんこぶを作っている束と明久の姿があった。
「大丈夫か束、まあその怪我はお前の自業自得なんだか」
「ううう…これはしょうがないのは解ってるよあっくん~…。私の罪なのは理解出来てるよ…でも、余りにも痛すぎるんだよこれ!?」
束はほぼ全身に巻かれている包帯を指差しながらそういった。束は共夏の人生を酷く弄んだと言える。が、束は自分の罪に気付いて死ぬまで贖罪の為に生きると決めた。その第一段階として共夏に心から謝罪を込めて土下座と許してくれるなら何でもしていいと共夏にいった。そして共夏はその謝罪を受け取って、自分の気が済むまで殴られ続けるサンドバックになる事を了承し、三日三晩殴られ続けた。そして何とか許してもらったが、束は全身打撲の大怪我を負ってしまった。まあ人の人生を狂わせたのだから相応の処分だと思うが。現在はドクターアロエを全身に巻きながら明久の助手としてIGOで働いている。そしてなんと束はIGOでも指折りの良妻賢母といわれるまでの変貌を遂げていた。いったい何が起こったのだろうか…。今も痛みで愚痴ったりはしているがこの怪我自体に不満はなく寧ろ正当な行動だと思っていたりする。たとえこれで自分の身体に痣や傷が出来ても後悔はしないっという。寧ろ、戒めとして生きるという覚悟も決めている。
「そういえば明久、あいつらの行為はどんな感じに思えるか?」
!?
「うむそうだな。『激しく』だったな、それと『優しく』でもあったな、『交互』でもあったし『同時』でもあったと思うぞあの二人だと」
「嫌、俺が予知した感じだと『折って』、『畳んで』、『裏返して』、『大回転』だったぞ」
「なななななななななんて奥深くもとんでもない内容!!!??そんな話はいけないよ~!色々とあぶないし、共夏ちゃんの教育に悪いよぉ~!!」
「え?え?どういうことなんですか?束助手?なんで貴方には解るんですか?教えてください~!!」
後書き
一「一夏と!!」
ナ「ナタリーと!!}
リ「うp主(作者)の!!」
一、リ、ナ「「「後書きコーナー!!!」」」
リ「はいっという訳で今回も始まりましたこのコーナー」
一「っつうか最後の何だよ!?」
ナ「え?たぶん一夏と優奈のsy」
一「スタァァァァアアアアアアアアアアプ!!!!流石にいわないでくれぇぇえええ!!!」
リ「まあなんというか第二ラウンドは結構なお約束だよな」
ナ「まあよく使われる手法だな」
一「お前らぁぁぁあああ好い加減にしろぉぉおおおおおおおお!!!!!」
リ「おっと一夏が火山の噴火の如く怒った所で後書きはここまでだな。それでは皆さん!!作品を読んだら感想を送ってください!これを習慣にして貰えると助かります!感想は私にとって、最高の栄養剤のような物なのです!感想が来ると創作意欲が湧くのでよろしくです!」
ナ「感想が来ると、作者の創作意欲が湧くから宜しく頼むよ。質問なんかも募集中だから」
リ、ナ「「では待て次回!!では逃げる!!」」
リ「いくぞ!アルトアイゼン・ナハト!!」
ナ「固有時制御三重加速!!」
一「待てぇぇぇえええええええええええええ!!!!!!!!!!」
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