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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!

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結婚式

招待客も全員会場への入場が確認されると受付も中へと入っていく、自分達も一夏と優奈の結婚式で投げられるブーケトスを手に入れたいからだ。女性職員の中にはブーケを手に入れて、龍人と結婚をしたいと考えているものが大多数だったりする。そして全員が中へとは入り終わると、その入り口に大人数の人間が集まり始めた。しかも全員がISを装備しているのだ、人数は100人ほど、そして先頭に立っているのは千冬と箒であった。

「全員準備はいいか」
「はい準備完了です」

千冬は全員に向けて準備は済んだかと呼びかける。ISを装備した女性一同は肯定した。彼女らは世界中に存在するISを使用した女尊男卑のテログループ。千冬がIGONEOを襲撃する為に掻き集めた戦力、彼女らに世界最大の組織を手中に出来るチャンスだと喜んで参加してきたそうだ。彼女は千冬と箒を先頭に会場へと入って行く。何故空から行かないかというと、空からは一夏のパートナーであるファルザーが周回しており困難だからだ。万が一、ファルザーに喧嘩を売った場合は一瞬で挽肉にされてファルザーのご飯にされる。IS如きではグルメ界の食物連鎖の最上位に位置する猛獣に勝てるわけがない。

正面玄関から侵入したテログループ一行、常に警戒態勢を取りながら足を進めていく、がその時!ガバッ!!

「「「「「へ?きゃぁぁぁああああああああああああああ!!!!!!!!」」」」」

いきなり床が大きく開いてテログループ一部が下へと落ちていく、飛べばいいだろうにと思っただろうが会場には特殊なフィールドが張られておりルリが警備に当たっている。ルリがISにすぐさまハッキングして戦闘能力と飛行能力を奪ったのだ。そして天井が何故か開いた穴と同じ大きさの盥が連続的に落ちた。その大きさ、少なくとも5mはある巨大なものだった。穴に落ちなかった者も盥を頭に食らって足元が厳かになって穴へボッシュート。まるでコントのようなトラップでテログループの半分が消えた。

「な、なんなんだこの会場は!?」

全くもってその通りである。これが警備システムなんだからもう笑うしかない。事実、箒は引き攣った笑みを顔に貼り付けている。千冬はうろたえるな叱咤した後に足を進めていく。他のメンバーもそれに続くが…

「「「きゃぁぁああ!!何故に回転扉!!?」」」

壁際に歩いていた者はいきなり壁が回転してそのまま消え、

「「「ぎぃいいいやぁぁぁああああああああああ!!!!」」」

何かを足で切ったしまった感覚がした後に足元に床にカモフージュされていたネットが天井に巻き上げられてそれのネットに掛かって天井に持ち去られた者

「「「何故ドラム缶ぐぼぁ!!」」」

転がってきたドラム缶に轢かれて再び開いていた穴に落ちた者で、千冬と箒以外は全滅した。そしてどうにかこうにか会場入り口へと到着した。

「ゼェゼェ…漸く…着いた…」
「み、短いのに長い道のりでしたね…」
「ではいくぞ!」
「はい!!」

千冬が扉に手を掛けて開けた!!



「ククク、わざわざこの時の為に練習してきた技が役立つ時が来たか。見せてやろう、俺の究極演芸技………『覇羅雄努璃(はらおどり)』をッ!!!」
「「「いいぞ樹炎さ~ん!やれやれ~!!」」」
「もう披露宴じゃなくてもう宴会だな…」

一方一夏はというと、既に結婚式を終えて既に披露宴へといこうしていた。ステージの上では樹炎が腹踊りを披露していた。それに触発されたのが次々と男性女性職員が余興へと参加していく。余りにも混沌(カオス)な披露宴の様子に呆れながらも一夏は嬉しく思っていた。これだけ騒がしくても皆は自分と愛する姉との結婚を祝福してくれている。それがとても嬉しかった。隣には樹炎の腹踊りに手を叩きながら笑っている新妻の優奈。一夏は優奈の笑顔を見ながらワインを口へとはこぶ。

「ふぅ…美味い」

一夏はそっとテーブルの上と置かれた優奈の手に左手を重ねた。一夏の左手には輝く指輪があった。

「優奈姉改めて優奈」
「なぁに貴方?」

こちらを向き直る優奈の唇に一夏は触れるだけのキスをした。

「これからも宜しく」
「こちらこそ宜しくね旦那様!」
「はいはい皆様ご注目~!」
「いっくんも奥様もご注目~!」

そんな中、ステージの上に明久と束が上がった。束は珍しくきちんとした正装をしていた。流石に結婚式に何時もの格好で出るのは遠慮したようだ。

「先程の余興、皆楽しんでくれたかな~?」
「「「「「楽しんだとも~!!」」」」」
「俺と優奈よりも皆の方が楽しんでるじゃねぇか」
「まぁ基本、うち(IGO)って自由だし」

「それでは今回のメインディッシュだ!!」
「ではどうぞ~!!」

明久と束が合図をすると、奥から巨大なピンボールの台が運び込まれてきた。大きさからして高さ7m、横幅9m程だろうか。

「この巨大ピンボールを新しく夫婦となった二人にやってもらおうと思いま~す!!」
「おっ!俺達参加型か!!」
「やろうやろう!」

一夏は優奈の手を取ってピンボール台に駆け寄ってコントロールボタンに手を掛けた

「「それではスタート!!」」

ボールが大きく弾かれて一夏と優奈は上手にバーを操作してボールを弾いて色んなものへとぶつけていくが

「「「ギャァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」」
「なんか声聞こえね?」
「あっ、入ってるのってち~ちゃんと箒ちゃんだった」

そう実はこの襲撃は最初から予想されていたので、明久考案のグルメ時代用の特殊訓練用遊園地が会場で、一夏達に余興としここまでのが全て大画面で参加者全員に見られており、このピンボール、明久考案の「犯罪者を白状させようゲーム」っという物なのだ。先程千冬と箒は扉を開けた瞬間に上から落ちてきたボールに囚われてしまってピンボールのボールとして埋め込まれているのだ。

一夏と優奈がミスするまで弾かれ続け、揺さぶられて回されて飛ばされて、完全に二人はグロッキーとなってしまっている。因みにコント的な罠に嵌ったテログループ達は一応全員生きている。

ただ落ちた先で全員がIGO・IS・世間一般的・オタク系のクイズ問題を出されたり、会場に入った瞬間から全てのISの機能が使用不能になってしまった。落ちた先で体力面を使うクイズ問題をだされ、最初の二つに関しては世間で公表されている問題から出たのだが、珍解答等がでまくった。不正解の罰として、トロルコングやサソリゴキブリ、女性には精神的に嫌悪する巨大猛獣の檻が開けられていく感じになり、最後はテログループの全員が時間超過で襲われて終わり。一応、襲わない様に調教はされているが結果グロッキー若しくは精神が壊れた者が多数出たという。

因みに千冬と箒はボール内で吐いたため、全身汚物まみれな上に、気絶していたが汚物の異臭付で何処かの町ヘ放り出されたという。 
 

 
後書き
一「一夏と!!」

ナ「ナタリーと!!}

リ「うp主(作者)の!!」

一、リ、ナ「「「後書きコーナー!!!」」」

リ「はいっという訳で今回も始まりましたこのコーナー」

一「遂に俺も結婚か…嬉しくてたまらないぜ」

リ「ナタリーさん、諦めますか?」

ナ「いや、側室として一夏を愛する」

一「それってありなのかな」

ナ「ありだろたぶん」

リ「嫌流石に優奈さんに相談しないと」

ナ「そうか!行って来る!!」

一「あっおい!!行っちゃった」

リ「んじゃ久しぶりに二人だけで締めましょう」

一「そうだな」

リ「それでは皆さん!!作品を読んだら感想を送ってください!これを習慣にして貰えると助かります!感想は私にとって、最高の栄養剤のような物なのです!感想が来ると創作意欲が湧くのでよろしくです!」

一「質問なんかも募集中だぜ!」

一、リ「では待て次回!!」  
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