ハイスクールD×D 最強の前世を持つ二人
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VSサーゼクス!
VSサーゼクス!
レイ「お邪魔しまーす!」
ユリ「すいません。急にお邪魔して」
魔王サーゼクス様は戦闘体勢を取っていた。その横のメイド、グレイフィアさんもだ。
サーゼクス(以下サー)「君たちは誰だい?急に空間に裂け目ができたと思ったら、そこから急に出てきて」
グレイフィア(以下グレ)「場合によってはそれ相応の対処をさせていただきます」
レイ「いや、用はしっかりあるぜ?」
俺は黒歌の主をつきだした。実はさっき拾ってきたのだ。無理やりはかせると何か堕天使と繋がっていたらしい
レイ「何か堕天使と繋がっていたらしいぜ?」
サー「確かにこいつは指名手配がかかっていたな…」
グレ「サーゼクス様、あまり簡単に信用するのはどうかと…」
やっぱりそう簡単に信用してもらえないか~どうしようかな~
ユリ「それなら、もし私たちが何かそちらの不都合になるようなことをしたら、消してもらって構いません」
レイ「それと、さっきそいつのアジトの地下をさがしてたら何か色々出てきたぜ?」
俺はさっき見つけた、独断行動している堕天使の資料を渡す
サー「こ、これは…」
グレ「どうやら本物のようです。信用してもいいでしょう」
サー「そうだね。疑って悪かったね」
レイ「いや、気にしてないぜ?まあ、そのお詫びと言っては何だが、手合わせ願おうか?」
俺今、とても楽しそうな顔をしてるだろう。さて、返事はどうかな?
サー「わかったよ」
グレ「はぁ、仕方ありませんね」
レイ「よっしゃ!」
ユリ「こら、レイ!しっかりお礼を言いなさい!ありがとうございます」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
第三者side
場所は変わってレーティングゲーム用の空間
サー「準備はいいかい?」
レイ「ええ、いつでも」
レイはサーゼクスの問いに、双剣を構ながら返す
サー「それじゃあ、全力でいかせてもらうよ!」
サーゼクスは滅びの魔力を練り上げ、レイに向かって放つ。レイはそれを回避するが、滅びの魔力の球はまるで意志があるかの様にレイを追尾する
レイ「ハッ!おもしれぇ!〈双剣技零式 滅刃〉!」
レイはその魔力を正面から切り裂く。この技は切る物の最も弱いところを見つけ、そこをそるように素早く的確に切る奥義だ。どんな物質でも必ず弱い場所は存在するため、実質全てを切り裂くことができる。しかし、レイの双剣は滅びの魔弾を切っていく内に徐々に削られていく。
レイ「すげぇ!流石魔王様だぜ!だがまだおわらないぜ?」
レイはそう言い、手元の双剣を消し、一瞬で距離を取り、手元にアルテミスの弓を出現させる
サー「へぇ、剣技だけでなく弓まで使うのかい?」
レイ「おうよ!〈弓技零式 刹那五月雨撃〉!」
レイは数え切れないほどの矢を同時にサーゼクスに放つ
サー「ハハハハハ!私も面白くなってきたよ!」
サーゼクスはその矢を全て素手で叩き落とす。しかしレイは矢に炎を、水を、冷気を、光を、死の属性を、滅びの属性を、爆破の属性を、雷を、風を、混沌を、滅魔の属性を纏わせ射ち続ける。しかし、サーゼクスはそれをかわしたり、滅びの魔弾をぶつけたり、素手で叩き落としたりして、当たるには当たるが致命傷を追わせられない。
サー「次は私の番だよ!」
サーゼクスはそう言い、空中に壁の様に滅びの魔弾を出現させ、それを放つ。
レイ「まだまだ!」
レイは手元に銃を二丁出現させ、その銃に滅びの属性を込めて乱射する。しかし全てを相殺できず、いくつか直撃する
レイ「クソッ!まだ、やれる!〈武器創造〉双剣レイ&ゼロ!」
レイが出した双剣は『零』の名を持つ通り、レイが知る限り最強の双剣だ。
レイ「これが俺の全力だ!〈零式奥義 終乃型 滅刃乱翔 〉!」
これがレイの使える最強の奥義。光速を越えるスピードで飛び回り滅刃を飛ばし、更に自分の気配を別の場所に一瞬だけ飛ばし、一気に接近し相手を一瞬で切り裂く技。この気配を別の場所に飛ばすのは恐らくレイしかできない
レイ「これで終わりだ!」
レイは魔弾を全て滅刃で切り裂き、サーゼクスに接近する。そしてサーゼクスを切り刻む!
しかし、吹き飛ばされたのはレイの方だった。
何故ならサーゼクスが滅びの魔力の塊に変わっていたからだ。しかし、その体にも、いや、体と言えるかは分からないが明らかな致命傷がついている
サー『まさかこの姿になった上に致命傷をつけられるとはね…』
レイ「ハハハ…俺の最強の奥義を受けて致命傷とはな…流石魔王様だぜ…」
サー『この姿を見て驚かないのかい?』
レイ「ああ、それが本当の姿なんだろ?別に驚かねーよ」
サー『やれやれ、この勝負は引き分けかな?』
レイ「俺はもう動けないぜ…」
サー『私ももう立ってるのも辛いよ…』
バタッバタッ
レイとサーゼクスそこで意識を失った
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