マジカル☆ウィッチルフェイちゃん!
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マジカル☆ウィッチルフェイちゃんは魔術師を狩る
公園の前に着いた私の目に飛び込んできたのはおじさんが子供達を集めている姿です。その中にイッセー君も居ました。
「さあ、紙芝居を始めようか。むか~しむか~し、ある所におじいさんとおばあさんが居ました。おばあさんは川へ洗濯へ、おじいさんは山に芝刈りに向かいました」
私はクトゥグアとバルザイの偃月刀を詩篇という形で呼び出す準備します。
「二人共、私が頼んだら結界を頼めますか?」
「いいわよ」
「畏まりました」
隣に居る2人にお願いしました。そして、クトゥグアだけを実体化させて弾丸を確認し、目標へと目を向けます。
「おじいさんが山に入ると、大きなおっぱいのタケノコが有りました」
おじさんがリアルに書かれた乳房の絵が書かれた絵を見せました。その瞬間に私は引き金を引いて弾丸を紙芝居に叩き込んで燃やし尽くします。
「な、何をするっ!」
「shut up!!」
二人が結界を発動してくれたので、容赦無く近づこうと思ったのですが、何故かイッセー君だけ結界に取り残されました。
「ふ、小娘が……わしの崇高なるおっぱい教の布教を邪魔するとは許せん! くらえ、おっぱい爆弾!」
乳房の形をした爆弾の乳首を押してから投げつけて来ました。私はそれを即席の魔術弾で撃ち落とし、接近バルザイの偃月刀で振りおろします。ですが、おじさんは自転車をこちらに投げつけて距離を取りました。
「ルフェイ、おっちゃんはどうしたんだっ!!」
「イッセー君、彼は犯罪者です。なので、下がっていてください」
「貴様、どこの手の者だ?」
「魔術結社、黄金の夜明け団所属の魔術師です。魔術連盟の命令により、貴方を捕縛します。逆らうなら殺害の許可も貰っています。大人しく投降してください」
「断る! くらえ、巨乳になるおっぱいバズーカ!」
どこからか取りだしたおじさんはバズーカ砲を放ってきた。仕方無いので、私はイッセー君を抱えて飛び退きます。着地ど同時にクトゥグアを放とうとしますが、既に奴は逃走を測っていました。
「逃しません!」
ティマイオス、クリティアスを召喚して突撃します。しかし、相手も乳房の形をした物をばら撒いてきました。だから、飛び上がってクトゥグアを放ち、相手の逃亡先を誘導しました。そして、着地と同時に背後からバルザイの偃月刀で十字に切り裂きました。
「おの、れ……こんな所で……」
「観念してください。さて、私はこの犯罪者を引渡してきます。それでは、さよならです」
「ええ、彼の処遇は任せて」
「お願いします」
「またですわ」
私は転移術を使って、学園へと転移します。
「おい、待てよ!」
イッセー君が何か言っていましたが、私には聞こえませんでした。学園に着いた私は先生達に引渡し、お母様に連絡しました。その後は図書館にこもって久しぶりの読書です。
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