転生とらぶる
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魔法先生ネギま!
0341話
キラがラクスをザフトへと返還してからしばらく時間が過ぎ、いよいよ第8艦隊との合流に成功する……筈だった。最後の最後でザフトに襲われなければ。
襲ってきたのはデュエルにバスター、そしてシグー。因縁のクルーゼ隊だ。……もっとも、この時期だとクルーゼはプラントに戻っていたのだが。
そして何とかその3機を撃退して第8艦隊との合流に成功する。
ようやく訪れた平穏な時間。だが、それもザフトの大規模な奇襲によりアークエンジェルのみが地球へ降下するという道を選ばざるを得なくなる。
「ちょっと、いい加減ザフトってのもしつこいわね。そこまでアークエンジェルに執着してるの?」
「それはしょうがない。実際、あの艦とストライク、ブリッツの性能はザフトには脅威以外のなにものでもないしな」
地球降下ギリギリで第8艦隊を抜けてアークエンジェルへの攻撃を開始するデュエル、バスター、シグー。それを迎撃するべく俺達もまた出撃する。
「え? 何でキラって人も出撃してるの? 確か艦を降りたんじゃなかったっけ?」
「ブリッジの面々が艦に残留したからな。友達を見捨てられなかったんだろう」
大気圏降下のギリギリでの戦い。それを何とか退けるも、ストライクがアークエンジェルから離れた所で地球への落下コースに入った為にアークエンジェルもまたコースを変えて地球へと降下する。降下場所はザフトの勢力範囲であるアフリカ。
「そこまでしてストライクを助ける意味があったのですか?」
「ああ。量産機として考えた場合は俺が乗っていたブリッツよりもストライクの方が優秀だったからな。ブリッツは特殊機能は色々とあるが、一般兵が乗る量産機として考えるとストライクには遠く及ばない」
「ブリッツはストライクよりも戦果が大きかったと思うのですが」
「それは純粋に操縦技術の差だな」
綾瀬の質問に答え、場面転換。
「ちょっと、また!? あんた女好きもいい加減にしなさいよ!」
目の前では、俺とマリューがキスをしているシーン。そしてそのままベッドへと押し倒していく所だった。
……神楽坂に返す言葉もない。
場面転換。
夜明け前の一番気が緩んだ時間。砂漠の虎と称されるアンドリュー・バルトフェルドの部隊との夜戦。ストライクが出撃するが、OSが宇宙用の為に最初は翻弄されるばかりだった。だが戦闘中にOSを地上用に変更した後は鬼神の如く活躍し、敵を倒していく。しかし最終的にはエネルギー切れになり……そこにレジスタンスグループである明けの砂漠が接触。地雷原に誘き寄せて敵を纏めて撃破するのだった。
場面転換。
明けの砂漠のアジトでこれからの事を相談する面々。そこでカガリと揉めて殺気を出す俺。
「……あの子も自分勝手に見えるけど、アクセルもちょっと大人気ないわね」
場面転換。
夜、タッシルがバルトフェルドに襲撃され、ムウとキラが出撃。頭に血が昇った明けの砂漠の面々は多くの死傷者を出す。
場面転換。
キラとカガリの行方不明事件後、アンドリュー・バルトフェルドとの決戦。なんとか勝つ事に成功して翌日には海へと出る。
そして襲い掛かってくる水中用MSのグーンと飛行用MSのディン。
「海の上だとやっぱり不利なの?」
「ああ。こっちの足場はアークエンジェルくらいしかないからな。空はムウのスカイグラスパー、水中は近接戦闘用の実剣があるストライクに任せて俺は艦の防衛に専念してたな」
それでもなんとか撃退するが、数日後に再び襲い掛かってくるザフト軍MS。
「……懲りないわね」
「まぁ、相手も命令を受けている以上はしょうがない」
そしてその敵を撃退するも、カガリが行方不明となり翌日に発見される。
場面転換。
オーブ近海で再びイージス、デュエル、バスターの3機のガンダムとディンの襲撃。戦闘中にオーブの領海内に入りそうになり警告。その後撃沈された振りをしてオーブにあるモルゲンレーテの工場へ。
「何と言うか、強かな国ですね」
「政治家というのはそういうものだ」
場面転換。
オーブの技術協力員として過ごす安寧の日々。同時にオーブの獅子と言われるウズミとの交渉。
「……うわ、アクセルが政治家と対等に渡り合ってる」
「いや、そこで驚かれるのはちょっと微妙な気分だな。まぁ、そういうのに向いてないというのは自覚してるが」
「でもいいの? あのシーリオンってこの世界だと完全にオーバーテクノロジーなんでしょ?」
神楽坂の言葉に苦笑していると朝倉がそう尋ねてくる。
「まぁ、シーリオン自体はそれ程貴重品という訳でもないしな。それにオーブには力を付けて貰う必要もあった」
「何故ですか?」
「綾瀬、ネタバレは嫌われるぞ」
「……そうですか」
場面転換。
オーブから出港してすぐにザフトに待ち伏せされ、戦闘へ。
激戦の中、ニコルの乗ったディンがストライクに撃破されてアスラン達は退いていく。
そして数日後再び襲ってくる敵。ニコルの敵討ちとばかりに今までで最も激しい激戦が繰り広げられ、アークエンジェルも大きなダメージを受ける。だが、それでもバスターを鹵獲し、そのパイロットであるディアッカを捕虜にする事に成功する。
「やっと1機取り返したんだね」
朝倉のその声も束の間。激しい爆発音と衝撃波が周囲へと響き渡る。
「え? 何!?」
「ストライクが撃破されたんだよ」
「じゃあ、あのキラって人は?」
「……」
「ちょっと、何とか言いなさいよ!」
神楽坂の言葉に無言で返し、場面転換。
アラスカへと到着したアークエンジェルだが、俺はブルーコスモスの軍人に軟禁される。
「何でアクセル君が閉じ込められてるの?」
「連合軍、というより大西洋連邦の上層部はブルーコスモスという反コーディネーターの思想集団が巣くってるからな。俺もコーディネーターだと思われた訳だ」
「でも、アクセル君は違うよね? そもそもこの世界の人ですらないのに」
「ま、身体能力や操縦技術なんかがコーディネーターよりも上だからな。怪しまれるのは無理もない」
ネギに説明しながら場面転換。
オペレーションスピットブレイクにより激しい攻撃に晒されるアラスカ。その混乱に乗じて脱出し、ムウと合流してアークエンジェルへ。
「うわっ、敵の攻撃で壊された所から無理矢理侵入するなんて……なんか軽い人に見えてたけど、実はあのムウって人は凄腕なの?」
「そうだな。エンデュミオンの鷹という異名があるくらいには凄腕だな」
そんな風に神楽坂に教えていると、アークエンジェルから出撃してくるブリッツ。同時にアークエンジェルと周囲の艦はアラスカから脱出しようと進路を取る。それをさせじとザフトもデュエル含めてこちらに集中攻撃をしてくるが、そこに現れたのがフリーダムだった。そしてフリーダムからオープンチャンネルで知らされるアラスカのサイクロプス。
「あ、この人って!」
「ああ。キラだな」
「でも、あの爆発で死んだんじゃ?」
「それでも生き残ったからこそここにいる訳だ」
そんな風に話しつつも、場面は進んでいく。何とかアークエンジェルや周囲の艦はサイクロプスの自爆前に脱出成功。会議の結果オーブへと進路を取る。
「まぁ、そうだよね。あんな事する軍隊に戻りたいとは思わないか」
朝倉の呟きを聞きながら場面転換。
オーブに到着し、ウズミ達と会議。翌日に自分の秘密を教えると説明し空いている倉庫を貸して貰ってゲートを設置。ホワイトスターへと戻る。
「え? こっちの世界で何ヶ月も経ってるのにホワイトスターだと数日なの?」
「ああ。コーネリアの世界でも時間のずれがあっただろう。あれが極端になった形だな」
そんな風に会話をしつつも、その日はレモン、コーネリアの2人と一夜を共にするのだった。
「……さいってー」
神楽坂のボソッとした呟きを無視しながら。
場面転換。
翌日、ゲートの近くで昨日の面子が揃ったら自分の正体やこの世界の行く末を語る。そして現れるメギロートとレモン、コーネリア、エキドナ。
「歴史の流れが分かるって……じゃあ、僕達の世界も?」
「いや、この世界に関しての知識は無いな」
「……世界によってその辺が違うんですか?」
ネギの言葉に何と返すべきか考えている間にも事態は進んでいく。
その後、同盟に関しては、メギロートの性能を確かめてからとなりその日は解散とする。ただ、その場に残ったレモン、コーネリア、マリューの3人による女の戦いが勃発しそうになる。その後、全員で食事をし……
「これってハーレム言うんやろか?」
「このちゃん、見ちゃ駄目です!」
「もう言葉も無いわ」
そんな声を聞きつつ場面転換。
オーブのMS製造工場で行われるメギロートとM1アストレイとの模擬戦。勝敗に関してはメギロートの圧勝で終わった。
「虫型なのに人型よりも強いんですね」
「まぁ、元々がエアロゲイターが使っていた機体だからな。ようやくMSを開発したばかりのこの世界の機体と比べるのはきついだろう」
場面転換。
オーブ沖に侵入してきた地球連合軍との戦い。当初は圧倒的不利と思われた戦いだったが、実際には性能、数共に上のメギロートが敵を圧倒。アークエンジェルから出撃した機体もまたエース級ばかりだったので連合軍の惨敗という結果になる。
「……シャドウミラーって強いのね」
「それはそうでしょ。何しろたった1部隊で地球全てを敵に回して戦い抜いたのよ? まぁ、負けたけど。それを考えればMSとかいうのを開発したばかりの国とは練度が違うんでしょ」
神楽坂の質問に答えたのは朝倉だった。
場面転換。
宇宙に上がり、コロニーメンデルへと向かうアークエンジェルとクサナギ。
「……あれ? あのアスランって人何でこっち側についてるの?」
「オーブ沖の戦いが終わった後にこっちと合流したからな」
「へぇ、何でまた?」
「ま、奴にも色々と事情があるんだよ」
場面転換。
メンデルへと到着し、そこにエターナルが合流する。
「あ、この子、確か救命ポッドの」
「そう、ラクス・クライン。プラントの歌姫であり一種のカリスマだな。そして……」
バルトフェルドの自己紹介がされる。
「ちょっと! この人って確かアフリカで戦った人!?」
「そうなるな」
「確かラゴゥとかいう機体が撃破されてたのに、何で?」
「悪運が強かった、というのもあるんだろうな」
場面転換。
メンデル近辺での地球連合との戦い。アークエンジェル級2番艦ドミニオンとの遭遇。そしてその艦長であるナタルとブルーコスモスの盟主であるアズラエル。
「たった3艦相手にあの数ですか」
「でもユエ、シャドウミラーはオーブ沖でも凄かったから」
「のどかの言う事も分かりますが……」
「と言うか、何であのナタルって人はブルーコスモスの手先になってるのよ。ムウって人の恋人なんでしょ?」
「ナタルは純粋な軍人だからな」
そんな風に会話をしながらも戦闘が開始される。結果的には宮崎の言った通りシャドウミラーが圧倒するのだった。しかしメンデルの中にザフトが侵入したとムウが感じ取り、ディアッカ、キラと共に一端離脱してそちらへと向かう。
「前門の虎、後門の狼アルね」
「まぁ、挟まれた方は龍だったりするんだけど」
場面転換。
一端は引き下がった連合軍だったが、再度攻撃を開始。同時にザフトから一方的な通告の後にフレイの乗った脱出ポッドが射出される。それを必死に助けに行くキラ。させじとする連合軍。
「……あのフレイって確か」
「うん。キラって人といい雰囲気だったよね。最後には喧嘩別れっぽくなったけど」
キラの必死の行動により、フレイを救出して離脱する事に成功する。その後は激戦が繰り広げられ、連合軍、ザフト共に莫大な被害を受けて撤退していく。尚、ドミニオンに関しては俺とムウが内部への侵入に成功し、アズラエルとナタルは捕虜となった。
「何であのアズラエルとかいうのを捕虜にしたの? そりゃ黙って開放しろとまでは言わないけどさ」
「戦争終了後のスケープゴートが必要だろう?」
「うわっ、アクセル君ってあくどい」
場面転換。
システムXNを使ってヤキン・ドゥーエの目の前に転移が成功し、ザフトとの総力戦が展開される。そんな中、ジェネシスを使えないように反射ミラーや本体を空間倉庫に入れてパクる。
「……あんなに大きいのも入るんだ」
「まぁ、ホワイトスターも収納出来たくらいだからな」
クルーゼ発見の報を受け、そちらへと向かうとムウとクルーゼが戦闘をしている場面に遭遇。何とかムウを退かせてクルーゼのプロヴィデンスとグロウセイヴァーの一騎打ちに持ち込む。ファントムとドラグーン。どちらも似たような性能を持つの武器だったが技術力や操縦技術等によりグロウセイヴァーが勝つ。そして最後に託されたもう1人のクルーゼ、レイ・ザ・バレル。
「……こういう終わり方だったけど、この人もどちらかと言えば被害者だったんだね」
「けど、幾ら何でも人類滅亡を本気で望むなんて……」
場面転換。
戦闘終了してから数日。プラントでレイとデュランダルの2人と初顔合わせをする俺とレモンとムウ。
レイに治療の可能性を示唆し、会談終了後にデュランダルにデスティニープランに関して忠告する。
「遺伝子で全てを決めるというのは納得出来ません」
「私も同じアル。強くなるのに必要なのは遺伝子ではなくて修練のみアル」
綾瀬と古菲の言葉を聞きながら場面転換。
戦争終了後のゴタゴタも何とか収まりユニウスセブン跡地で終戦協定が結ばれる。
「これで何とか戦争も終わったんですね」
と嬉しそうなネギだが、俺がここにいる理由を考えればまだ騒動の種が残っているのは明らかなのだ。
場面転換。
ホワイトスターの見学、そこで行われたブルーコスモスによる自爆テロ。それを防いだものの、既に転移フィールドが生成されており……
『……』
周囲の皆が思わぬ流れに沈黙を守るしかなかった。
場面転換。
気が付くと目の前には自分より大きな2人の女が。
「あれ、いいんちょと那波さん!?」
そんな神楽坂の声と共に、意識が薄れていった……
後書き
名前:アクセル・アルマー
LV:38
PP:625
格闘:262
射撃:282
技量:272
防御:272
回避:302
命中:322
SP:462
エースボーナス:SPブースト(SPを消費してスライムの性能をアップする)
成長タイプ:万能・特殊
空:S
陸:S
海:S
宇:S
精神:加速 消費SP4
努力 消費SP8
集中 消費SP16
直撃 消費SP30
覚醒 消費SP32
愛 消費SP48
スキル:EXPアップ
SPブースト(SPアップLv.9&SP回復&集中力)
念動力 LV.10
アタッカー
ガンファイト LV.9
インファイト LV.9
気力限界突破
ギアス(灰色)
魔法(炎)
魔法(影)
魔法(召喚)
闇の魔法
鬼神化
撃墜数:376
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