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転生とらぶる

作者:青竹
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魔法先生ネギま!
  0340話

「これで麻帆良に来たの?」

 過去の俺が転移した姿を見て神楽坂が呟くが、場面が転換して目に入ってきたのは自然だった。と言うか、自然しかなかった。

「ここって麻帆良……じゃ、ない?」

 山の中を歩いて行くと、突然現れる数人の男達。そして手には銃。
 そして始まる戦闘……というよりは一方的な蹂躙。

「うっ……」

 俺が男達の喉を踏み砕いたのを見て思わずといった様子で息を呑む音が聞こえて来る。確かにこうまであからさまに人を殺した場面は殆ど出てこなかったが、グロウセイヴァーで撃破した機体にも人が搭乗していたというのを理解はしているんだろうか。
 ……いや、理解はしてるが実感はしていないんだろうな。
 そんな風に考えている間にも目の前の出来事は進んでいき、山の中にあるテロリストのアジトを発見。殲滅する。そして出会う2人目の運命の女、コーネリア。
 場面転換。
 トウキョウ租界の政庁でコーネリア、ギルフォード、ダールトンとの会合。

「うわっ、本物のお姫様やて。せっちゃん、すごいなぁ」
「このちゃんも一応関西呪術協会のお姫様的な立場なんですけどね」
「そんなこと言われても、ウチは一般人として育って来たし。あのコーネリアという人みたいになるのはちょっと無理やなぁ」
「そうだな。コーネリア・リ・ブリタニア。世界の3分の1を支配する大国の皇女であり、性格、能力ともに高水準だ。……性格に関しては苛烈と言ってもいいがな」

 その後、多少のゴタゴタはあったものの傭兵としてブリタニア軍に雇用される事が決定する。
 場面転換。
 サイタマゲットーで行われるテロリスト殲滅戦。同時にゼロを誘き出す為の作戦でもある。……いや、どちらかと言えばそちらの性格の方が強いか。
 当初は順調に作戦が進行していったものの、突然こちらの機体が撃破され始める。
 そして一端後退し、取り残されたと装った敵を撃破していく。
 最終的には敵機を一掃し、潜りこんでいるゼロを暴こうとしたところでこちらを見下ろすようにしてゼロが現れる。
 場面転換。
 サクラダイトの分配会議にて行われるホテルジャック。そして黒の騎士団が結成される。

「黒の騎士団、ですか」

 綾瀬の意味ありげな呟きを聞きながら場面転換。
 キュウシュウ地区でのテロリスト殲滅戦。しかしそこにいたのはリフレイン中毒にされた者達だけで、そいつらは爆発物を仕掛けた自爆を狙ってくる。

「非道い、なんでリフレインなんて麻薬なんか……」
「中華連邦という国が作って流してるんだよ」
「中華連邦? それは中国と考えていいの?」
「まぁ、色々と違いはあるが大筋では同じようなものだ」

 G-1ベースを襲おうとしたガン・ルゥを撃破するものの気を失い、気が付くとベッドでコーネリアが看病していた。

「うわっ、もしかしてお姫様と傭兵の禁断の恋!?」

 嬉しそうな朝倉の声を聞きつつ場面転換。
 エリア11最大のテログループである日本解放戦線に対する攻撃であるナリタ攻防戦。
 当初は無事に作戦が推移していたが、土砂崩れによってブリタニア軍の半ばが土砂に飲まれる。そして孤立するコーネリア。

「お姫様ピンチやん!」

 過去の俺はそれを見過ごせずに、今まで乗ってきたランドリオンではなくガーリオンを空間倉庫から出して助けに行き、紅蓮弐式とやり合いなんとか撤退させる。

「おおー。まさに姫のピンチに察そうと駆け付ける騎士やなぁ」

 何故か感心した様子の近衛の言葉を聞きながら場面転換。
 コードギアス第一期最大の危険人物であるマオを情報部に補足して貰い発見。スライムを使って吸収する。

『……』

 皆が黙り込む中場面転換。
 港での日本解放戦線との戦い。黒の騎士団に嵌められて危機に陥るがなんとか撃退。

「なんだかこの黒の騎士団のゼロって他人の尻馬にばかり乗っててちょっとずるいですね」

 呟くようなネギの声を聞きながら場面転換。
 イシカワでのリフレインを使った戦いを何とか終わらせ、トウキョウ租界に戻って来るとキュウシュウで中華連邦と澤崎による反乱が起こる。そしてシュナイゼルとの初顔合わせ。

「人の良さそうな人ですね」
「……それだけなら良かったんだがな」
「それ以外にも何か?」
「頭が切れる。……いや、切れすぎるんだよ」

 綾瀬にそう返していると場面転換。キュウシュウ上陸作戦。
 当初は天候が荒れていて上陸出来なかったが、それも時間が経つにつれて雨が上がりキュウシュウへと上陸することに成功する。上陸地点で中華連邦とブリタニア軍の戦闘が行われるが、その途中で亡命政権の澤崎が捕らえられて戦いは終結する。

「この世界の兵器は基本的に空を飛べないんですよね。アクセルさんの世界に比べると技術的に遅れているという事ですか」
「綾瀬の言う通りだ。基本的にはこの世界の技術は俺の世界よりもかなり後れている。何しろ宇宙にすらまだ手を出していないからな。宇宙に関して限定するのならお前達の世界の方がこの世界よりも技術的には上だな」

 場面転換。
 キュウシュウ戦役が終わり、トウキョウ租界へと戻って来るとエキドナと再会する。
 そのまま休日を貰い、人目に付かない場所で壊れていたリンク装置を修理してホワイトスターへ。そこでレモンに出迎えられる。

「このレモンさんって人、派手そうに見えて実は結構健気よね」
「あ、やっぱりアスナもそう思う?」

 神楽坂と朝倉のレモンの評価は高いらしい。
 場面転換。
 ギアスの世界に戻り、トウキョウ租界へと向かっていると街頭モニタにユーフェミアの姿が。そして行われる虐殺。

「ちょっ、何でこのユーフェミアって皇女がこんな命令出してるの!?」
「ホテルジャック事件の時とは明らかに違いますね」
「……うっ」
「のどか、あまり見ない方が……」

 街頭モニタで展開されている虐殺シーンを見た為だろう。宮崎の光球の様子がおかしくなっているように感じられる。
 政庁で出撃準備をさせ、戻ってきたギルフォードと合流する。その後、ユーフェミアの死を聞かされ、コーネリアが引きこもったと知る。

「……仲のいい姉妹だったしね。でも、ユーフェミアさんもなんであんな……」

 場面転換。
 ユーフェミアの部屋で惚けているコーネリアに会いに行き、何とか立ち直らせる事に成功。その後、別れ際にキスをする。

「ちょっと、レモンさんがいるのにいいの!?」
「キ、キス……」
「のどか、しっかりするです」

 場面転換。
 トウキョウ租界外縁部で黒の騎士団を待ち受けるブリタニア軍。だが、ゼロの指定した時間になるとブリタニア軍が配置されていた場所が崩壊していく。

「え? ちょっと、なんであんなに!?」
「ゼロの策略だな」
「でも、こんな風に……」
「このトウキョウ租界は地震対策として色々と仕掛けがあるんだが、それを利用された形だ」

 俺達の目の前で黒の騎士団がトウキョウ租界に対して全面攻勢を仕掛けてくる。一端政庁へと避難する俺達。
 場面転換。
 政庁でこれからの戦闘について報告していると中華連邦の艦隊が太平洋に存在するのが確認される。

「内乱をしている時に外的勢力からのちょっかいですか。ブリタニア軍的には危機と言っても構わないですね」
「でも、どうするの? 黒の騎士団の相手だけで精一杯だろうし」

 綾瀬と朝倉の会話の中、過去の俺が1人で中華連邦を迎え撃つと発言する。

「ちょっ、幾ら何でも1人でってのは無茶でしょ!?」
「いえ、アクセル君が乗ってるのがランドリオンやガーリオンでは無理かも知れませんが……」
「そう、ネギの言う通りにこの時俺が乗っていたのはグロウセイヴァー。それなら話は簡単だ」

 画面の中でコーネリアに許可され、システムXNを使って転移するグロウセイヴァー。
 場面転換。
 中華連邦の艦隊司令らしき人物とやり取りをした後戦闘が開始されるが圧倒的な能力を持つグロウセイヴァーに蹂躙される。

「うわ、グロウセイヴァーって機体ちょっと強すぎない?」
「それもあるし、元々中華連邦の機体は性能が低くてもとにかく数を揃えて物量で押し込むという考えだからな」
「なるほど。まぁ、それも間違ってはいないのでしょうが」

 朝倉の質問に答えると、綾瀬が納得したように頷く。確かに物量で押すというのは間違っていないのだ。実際、原作ではガン・ルゥでランスロットをエナジーフィラー切れ寸前まで追い詰めていたんだし。ただ、今回の場合、敵対した相手がグロウセイヴァーという規格外だったのが敗因だろう。
 中華連邦の艦隊を撃破した後、海上でランスロットと遭遇。コーネリアが怪我をしたと聞き、トウキョウ租界へと転移する。
 場面転換。
 政庁のビルの上に着地し、怪我をしているコーネリアを発見。意識の戻ったコーネリアに取引を持ちかける。

「うわっ、俺の物になれだって。アクセル君大胆過ぎ」
「と言うか、レモンさんがいるのに。これって浮気じゃないの!?」

 そんなやり取りを聞きつつ場面転換。
 エキドナと合流し、森の中。そこからギルフォードに通信を送りシステムXNでホワイトスターへと帰還する。

「……略奪愛やなぁ」
「ちょっ、このちゃん!?」

 場面転換。
 ホワイトスターでレモンとコーネリアの心臓に悪いやり取り。

「まぁ、浮気男には当然の報いでしょ。……って、何でレモンさんもそれを受け入れてるの!?」
「出来る女は懐も深いって訳だな」
「……意味あり気に言っても、二股してるのは変わらないんだけど」

 場面転換。
 ホワイトスターに帰還して数日。コーネリアの家を訪ねる。

「お姫様なのに家事とか出来るの?」
「いや。だから色々と当初は大変だったらしい」

 朝倉の質問に答えている間にレモンとコーネリアの話し合いの件を聞き、そのまま2人はベッドへと……

「うわわわ……」
「アクセル君って浮気性なんだね」
「こ、これはさすがに」

 等々の話を聞きながらも場面転換。転移実験を再開。

「えっと、どこ? また他の地球?」
「と言うか、戦闘のど真ん中に転移ってどれだけトラブルに愛されてるのやら」
「あ、ほら。あそこ。ロボットがいますね」

 転移先にあったのは3機のロボット、MS。その近くに転移した俺とそこに襲い掛かってくるザフトの赤服。それを撃退し、3機のうちの1機を奪い取る事に成功する。

「何か妙によちよち歩きと言うか」
「まぁな。あの機体、MSというんだがまだまだ試作機で機体を動かす為のOSが未完成だったんだよ」

 だが、過去の俺はその未完成の機体で襲い掛かってきたジンのコックピットを撃破する。

「未完成でも倒したんですが」
「そこは俺の操縦技術って事にしておいてくれ」

 実は覚醒やら愛やらの精神コマンドを使いまくって何とか撃破出来たんだが。
 その後、よろよろとコロニーを歩いているとストライクとジンの戦いに遭遇する。

「あっちの機体もOSが未完成なの?」
「ああ」

 朝倉の問いに頷くが、ストライクは次第にその動きが洗練された物になっていく。

「……あれで?」
「あの機体に乗っているのがコーディネーターだからな。OSを自分用に調整するのはそれ程難しくない」
「コーディネーター?」
「ああ。生まれてくる時に遺伝子操作して生まれてきた人類の総称だ。この世界ではコーディネーターと自然に生まれてきたナチュラルが戦争を起こしている訳だ」

 その後、ストライクの前にブリッツで姿を現して交渉。気絶したマリューを降ろして色々としているとマリューが目覚める。
 3人目の運命の女との出会い。
 その後、色々とゴタゴタがあったが結局はクルーゼのシグーがコロニーに突入してきた事もありそれを撃退。アークエンジェルへと着艦する。
 場面転換。
 コーディネーターの検査をして、ナチュラルであると認められてその後の相談。その後再度襲ってきたザフトと戦っている時にコロニーが崩壊。這々の体でなんとかその場を切り抜ける。

「……うわ、本当に宇宙に存在するコロニーだったんだ」

 神楽坂が感心するような口調で呟くが、まぁ、麻帆良の時代では宇宙開発もまだまだ進んでいないという事もありしょうがないだろう。
 場面転換。
 アルテミスへと入港し、兵士達に銃を向けられる。

「何で味方なのに銃を向けるんですか?」
「表向きは船籍コードが無いからだな」
「表向き?」
「まぁ、見てれば分かる」

 綾瀬にそう返事をするとアークエンジェルのクルーが集まっていた食堂にガルシアとその取り巻き達がやってきて高圧的に命令してくる。

「ちょっと、何よこの人。ムカつくわね」
「それに、この様子だともしかして……」
「そう、当たりだ。こいつはMSを奪おうと狙っている訳だ」
「でも、何でですか? 同じ軍隊なんでしょう?」
「同じ軍と言うか、地球連合という形で纏まってはいるがその中身はアークエンジェルのクルーが所属している大西洋連邦、このアルテミスが所属しているユーラシア連邦、そして東アジア共和国の3ヶ国で主に構成されている」
「なるほど。大体分かりました」

 そんな風に話している間にも、ガルシアを挑発して先に手を出させてそれを回避。顔面を踏みつける俺。

「うわっ、えげつなっ!」

 その後、ノイマンやマードックの言葉に抵抗をやめてアルテミスの独房へと送られる。

「独房に入れられる割には余裕の表情ね」
「見てれば分かる」

 場面転換。
 独房の中でスライムを使いアルテミスの傘を破壊。ザフトの攻撃を誘発してそのドサクサで脱走する。

「これを狙ってた訳ね。自作自演もいい所じゃない」

 その後、マリュー達と合流しアークエンジェルへと帰還。ザフトと戦っているストライクを回収してアルテミスとザフトとの戦闘のドサクサに紛れて撤退する。
 場面転換。
 物資補給の為にデブリベルトへと移動。ユニウスセブンの犠牲者に献花をして補給行動を開始する。その後、キラが偵察型ジンを撃破して脱出ポッドを確保。アークエンジェル内で脱出ポッドの中に入っていたラクスとキラが出会う。

「……何て言うか、ポヤポヤしてる子ね」
「一応あれでもお前達より1歳程年上だったと思うが」
「え? 本当?」

 場面転換。
 連合軍の先遣艦隊との通信が繋がり、合流しようとするがそこにザフトの攻撃。先遣艦隊はほぼ壊滅に近くなり、ナタルがラクスを人質にザフトを退かせる。

「ちょっと、ちょっと。人質とかいいの? 条約的に」
「どうだろうな。あのラクスというのがコーディネーターの最高評議会議長の一人娘という事で例外規定があるらしいが……」

 場面転換。
 夜中、キラがラクスを連れてアークエンジェルから出撃。ザフトへと返還する。

「だよね。やっぱりあんな女の子を人質にするなんて酷すぎるもん」
「いや、だからお前より年上なんだが」

 神楽坂へと苦笑混じりにそう告げた。 
 

 
後書き
名前:アクセル・アルマー
LV:38
PP:625
格闘:262
射撃:282
技量:272
防御:272
回避:302
命中:322
SP:462
エースボーナス:SPブースト(SPを消費してスライムの性能をアップする)
成長タイプ:万能・特殊
空:S
陸:S
海:S
宇:S
精神:加速 消費SP4
   努力 消費SP8
   集中 消費SP16
   直撃 消費SP30
   覚醒 消費SP32
   愛  消費SP48

スキル:EXPアップ
    SPブースト(SPアップLv.9&SP回復&集中力)
    念動力 LV.10
    アタッカー
    ガンファイト LV.9
    インファイト LV.9
    気力限界突破
    ギアス(灰色)
    魔法(炎)
    魔法(影)
    魔法(召喚)
    闇の魔法
    鬼神化

撃墜数:376 
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