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魔法少女リリカルなのは~過去を捨て今を生きる者~

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無印編!
  わたしはだれぇ・・・?

 
前書き
皆様お久しぶりです!

長いあいだ投稿できなかったのにも理由があるんですよ。
ネットのね、コードがですね、繋がんなかったんですよ、ほんとに。
取れたコードがタンスの裏回ってたからなかなか取れなくて、Yahoo!に移動してくれなかったんですよ。

・・・はい、言い訳です、ごめんなさい。
そしてとてつもなく遅れましたが、
八月二日、黒子○バスケの火神○我くん、お誕生日おめでとうございました!
いつまでも帰国子女(笑)な火○でいてね!

黒○の次に、赤○と同列くらいに応援してるよ!
早くメインでジャ○プとコミックに登場するといいね!

さて、多少荒ぶりましたが本編に入りましょう。

それではっ
 

 
アースラへと転移をし終わったあと、俺たちは時の庭園でした家がの治療をしていた。

「あれ、フェイトちゃんとアルフさん、プレシアさんとアリシアちゃんは?」
「フェイトとアルフとプレシアは護送室。アリシアは保管室にいる。彼女たちはこの事件の重要参考人だからね。申し訳ないが、しばらく隔離になる」

クロノの言葉になのはは反論しようとするが、俺がそれを抑える。

「これでも頑張った方なんだろう。本来ならプレシアと一緒にいることもできなかっただろうしな」

その言葉になのははなんとか納得する。

「ところでクロノ、なんで俺はコッチなんだ?フェイトたちと一緒じゃなくて」
「・・・キミを捕まえるとキミの母親が乗り込んできそうで嫌だと、母さ・・・艦長が・・・」

あからさまに私情が入っていた。
それでいいのか、社会人!


そして、このPT事件(プレシア・テスタロッサ事件の略)はなんとか終わりを告げようとしていた。
ここまで来るのに、たくさんの出来事があった。

ユーノがジュエルシードを発掘し、地球に散りばめ、それを回収するときになのはと美愛に出会い、ジュエルシードを集める協力をしてもらったこと。
それから数日後、プレシアの命令でジュエルシードを集めに来たフェイトとアルフとの出会い・・・。

時の庭園で起こった次元震の余波が収まるまで俺たちはアースラで過ごしたり、庭園で家がをした人をレアスキル使って治したりしていた。
なのはと美愛とユーノはジュエルシードを集めていた功績を称えられ、賞状をもらったりもしていた。
ちなみに俺はやっぱりフェイト側だったからもらえなかった。

そんな日々から数日。

俺たちはアースラの治療ルームを貸し切って、アリシアの復活をしようとしていた。
そのため、特別にフェイトとアルフ、プレシアも護送室から出してもらった。

「それじゃあ、プレシア・テスタロッサに、アリシア・テスタロッサを生き返らせるためにひとつだけ、質問に答えて欲しい。
あなたにとって、フェイト・テスタロッサとは何ですか?
どんな答えでも、アリシアは生き返らせる。だから、本心を聞かせて欲しい」

プレシアはその言葉に戸惑うが、決心して本心を話す。

「わたしにとって、フェイトは大切な娘、アリシアの妹よ。フェイトを作った時から、ずっとそうだった。でも、あなたをアリシアのように愛してしまうと、どんどんわたしの中のアリシアが薄れていく気がして愛せなかった・・・。ごめんなさい、フェイト」

プレシアの言葉にフェイトは初めてフェイト・テスタロッサとして涙を流した。

「さて、プレシアの本心を聞いたことだし、アリシアの復活といこうか」

俺はポケットをゴソゴソと漁る。
そしてソレをしっかりと手に持ち、思いっきり上に上げる!

「タララタッタラ~♪透明ってとこが怪しい気がする瓶~♪」
「おにぃ、ちょっと待てぇ!」

美愛に止められた。

「え、何その瓶!それで本当に生き返るの!?ってかどっから持ってきたの!?」
「多分生き返る。まだ試したことない、一つだけの薬だから。そして持ってきた場所は企業秘密です♪」
「たぶんアウト!」

きっとセーフ。

「ま、バカ話はここまでにして早くしちゃおうか」

俺はアリシアが横になっているところまで歩き、そして口からあの薬を少し入れ、飲ませる。
周囲の視線がアリシアに集まる。
一瞬も逃さないよう、アリシアを見つめていると、彼女の胸が動いたことに気がつく。

「成功・・・した!」

それから少しすると、鼓動も安定し、アリシアの目が開いた。

「ん・・・ここ、どこぉ・・・?わたしはだれぇ・・・?」

目が覚めて早々ネタが出てきて周り唖然。

「アリ・・・シアっ!」

プレシアはアリシアが生き返ったことに喜び、抱きつく。

「うわっ!ちょ、おかーさん、苦しいよぅ・・・!」
「あ、ごめんなさい、アリシア」

アリシアの言葉で落ち着きを取り戻す。

「って、人がいっぱい・・・あ、ねえ、おかーさん?そこにいる子、わたしにそっくりだけど・・・」

そういうアリシアの視線の先にいるのは、フェイト。

「アリシア、この子は・・・」

説明しようとするプレシアをフェイトは手で抑え、自分で話そうとする。
その目は、時の庭園で見せた表情にそっくりだった。

「はじめまして。私の名前は、フェイト・テスタロッサ。あなたの・・・」

___妹、です。

アリシアはその言葉に少し驚くが、すぐに表情を明るくする。

「じゃあおかーさん、わたしのお願い、叶えてくれたんだねっ!」
「お願い・・・?」
「うんっ!おかーさんがまだ研究を始める前、言ったでしょ?わたし、妹が欲しいって♪」

その言葉にプレシアは笑い、それに釣られてフェイトとアリシアも一緒に笑った。

「いや、ちょっと待ってくれ・・・って、なんだよその「うっわー、空気読めよ、お前」みたいな目は!ったく、せっかくプレシアの病を直そうとしたのにさー」

その言葉にプレシアは表情を変える。

「私の病は治らないのよ!?」
「今試写が生き返っただろ」
「でも、わたしは・・・」

プレシアはそう言って悩んでしまう。
普通悩むか?病を直せば家族三人で暮らせるのに。

「・・・私は、このまま寿命を迎えるわ」
「え!?なんで、おかーさん!」
「そうだよ!母さん、どうして!?」

フェイトとアリシアはすぐにプレシアの言葉に反論する。

「私は本来あるはずのない幸せを手に入れた。もう、思い残すことはないわ」

プレシアはどこか覚悟を来たような、そして優しそうな顔で告げる。

「でもっ」
「・・・フェイト、おかーさんを困らせちゃ、ダメ・・・だよ」

さっきまで反論していたアリシアが、今度はフェイトを止める。

「おかーさんが、決めたんだもん。わたしたちにできることはもう、残った時間を過ごすだけ」

アリシアは現実を受け入れ、フェイトはしぶしぶ了解する。

「でもプレシア、せめて多少は寿命を伸ばさせて欲しい。このままじゃ幸せの時間は一日二日ってとこだろう?娘二人に、最後の思いでを残してやってくれ。それまで、あんたは新庄ダメだろ?」
「・・・わかったわ。なら二週間だけ。これ以上だと、わたしはまた生きたくなってしまう」
「ああ。そんじゃヤミ、レアスキル発動」
<わかりました。レアスキル、治癒能力発動。ヒール>

そしてプレシアは俺の魔力光である黒色の光に包まれる。
光が収まる頃にはプレシアの顔色もよくなり、顔に赤みが差した気がした。

「あー、疲れた。クロノ、後始末ヨロ」
「まったく、無茶をしてくれる。・・・でもわかった。二週間ならなんとかしよう。二週間、僕たち時空管理局はテスタロッサ家に手を出さないと今、この場で誓わせてもらおう。だが、数人の監視がつくだろうが、それは勘弁して欲しい」
「グッジョブクロノ。それで構わないよな?」

三人はその言葉で顔を見合わせ、また笑った。
 
 

 
後書き
陽「久しぶりに始まって、またやりやがったぜこの作者」
美「でもまあ、今回は頑張ったみたいだし、勘弁してヤローじゃないですか!」
陽「そんな美愛に痺れもしないし憧れない」
美「おにぃ酷い・・・」
陽「なんか部屋のスミスでいじけ始めた美愛は放置するとして・・・。次回!無印編終了です!」
美「しゅーりょー!」
陽「・・・なんか今、カーニバル○ァンタズムでやってた王様ゲームの、イ○ヤと言○の「しゅーりょー!」を思い出した。わかる人、いたらお友達になってください」
美「まあ、それはほっとこうか。で、無印編終了したらキャラ設定また書くよー!名前と特徴、そして一言」
陽「そんなわけで次回をお楽しみに!」
美「それではっ」
 
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