FAIRYTAIL~パラレルの世界~
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第十五話星の剣
前書き
第一章もうすぐ終了!!
プートル火山周辺の森
ミ「強い・・」
ア「これが・・マスタークロウの力かね・・」
ミッドナイトとアズマがマスタークロウと戦っていた。
ク「すごいな・・この力は・・」
二人は、クロウに全く歯が立たないでいた。ミッドナイトは、自分たちでは勝てないと判断し赤い信号弾を打ち上げる。
ミ(ごめん・・みんな・・)
そしてミッドナイトは、意識を手放した
プートル火山周辺の森同時刻別の場所
敵を探すエルザは、ジェラールと合流し少し開けた平原みたいな場所で休んでいた。
ジ「!?エルザ!あれを見ろ!!」
ジェラールが指差した場所には赤い信号弾があった。
エ「行くぞ!!ジェラール!!!!」
君「マスターのところには、行かせないよ僕がいる限り・・」
エ「敵か・・」
君「十指穿弾!!」
君麻呂の指先から骨が飛んでくる。エルザは、すぐに剣を換装し、すべて撃ち落とす。
ジ「流星 !!」
ジェラールは、流星のような速さで君麻呂の後ろに回り込み攻撃を加えるしかし簡単に受け止められ背骨のような鞭で殴られる!!
エ「換装!!黒羽の鎧!!」
エルザが黒羽の鎧 一時的に攻撃力、跳躍力を大幅に引き上げる鎧に換装し攻撃する。しかし手のひらから出た骨で受け止められる。
君「妖精女王のエルザもこの程度かい?」
再び同時刻別の場所
ナ「ハッピー大丈夫か?」
ハ「おいらは大丈夫だけど二人は?」
ル「大丈夫じゃなきゃここまで来ないわよ」
ルーシィとナツがハッピーと合流していた。
ハ「さっきの信号弾すごく強い敵がいたってことだよね」
ナ「助けに行くか」
ル「でもみんなボロボロだしどうしよう・・」
悩んでいる三人に近づく影があった・・
再びエルザのいる場所
エ「強い・・」
君麻呂の骨の攻撃にエルザたちは、苦戦していた。エルザが攻撃してその隙をジェラールがつくという戦い方をしていたがすべて簡単に受け止められてしまっていた。
君「?!ゴホッ、ゴホッ・・(時間がないか・・)」
君麻呂は、少し焦りを感じていた。君麻呂は、生まれた時より不治の病を患っていた。それが理由で君麻呂は、差別されていた。しかしマスタークロウだけは、君麻呂を差別せず受け入れてくれた。その時から君麻呂は、自分の命が尽きるまでマスタークロウに尽くす・・そう決めていた。
エ「病人を戦わせるとはマスタークロウは、残忍なやつなんだな」
君「黙れ!お前にあの方の何がわかるんだ!?」
そういうと君麻呂は、右腕を骨でドリルみたいな形に変えエルザに突っ込んでくる。この戦いで二人はもうギリギリだった。この攻撃を食らったらまずかった。かといってかわしても君麻呂の反応速度ならすぐに攻撃されてしまう・・
エ(どうすればいい・・いったいどうすれば・・)
ふとエルザは、昔ジュビアとルーシィが合体魔法で敵を倒したということを思い出す。この場には、ジェラールがいる。無謀な賭けだがやってみる価値はあった。どうやらジェラールも同じ考えのようだ。二人は、互いの顔を見た後、手を握り集中する。
エ&ジ「「魔力融合!!!合体魔法!!!!」」
その瞬間まぶしい光が周りを包む。エルザが、目をつむる瞬間星の剣が君麻呂を、切り裂く光景が目に入った。
しばらくして光が消えた後君麻呂は、倒れており二人は、少し休憩していた。
ジ「うまくいったなエルザ」
エ「ああ」
君「早蕨の舞!!」
突然二人の後ろから声がしたその瞬間周りの地面からいくつもの骨が突出してくる。エルザは、速度を上げる飛翔の鎧に換装しジェラールをつかみ近くの木の上に上る。その木の周りも、骨に囲まれ危ない状況だった。
ジ「すまない・・エルザ」
エ「危なかったな・・」
木の上でやっと安全確保した二人は、その場に腰を下ろした。その時だった。
君「隙だらけだよ」
すぐ後ろの骨から君麻呂は、蛇のように体を伸ばし右手から伸ばした骨でエルザを突き刺そうとする。先ほど毛機会を解いていたエルザにとっては、不意打ちに等しい攻撃だった。この距離では、もうかわすことはできない。エルザも自分が死ぬと思った瞬間だった。骨がエルザの顔の目の前わずか数センチの位置で止まる。何が起こったかわからなかったが、君麻呂の顔を見た瞬間納得がいった。君麻呂の口からは血が流れており目からは、生きているような色はなっかた。
ジ「死ん・・でる・・」
エ「こいつにとってマスタークロウは、命を懸けるほど大切な存在だったのか・・」
二人は、少し休んだ後赤の信号弾が上がったほうに移動を開始した。
後書き
nextカラス
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