ポケモンの世界にお気に入りのポケモン持って行こう!
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10歳で旅って・・・大丈夫なのか・・・?
前書き
新章 始まりの旅立ち イッシュ地方編!
ポケモンの世界では、10歳になるとポケモンを携帯し旅をすることが許されるのだが、それって普通に考えると可笑しい事だ。いやだってどうだろう?10歳の子供に一人旅をさせるとかどうかしてるだろ常識的に考えて、高々10歳の子供に其れはきつい。が、俺は父さんこと赤い弓兵、エミヤにとんでもないぐらい扱かれた。毎朝毎朝早い時間に叩き起こされて起床。その後に着替えて、町内を1周 (5キロ)その後に腕にガントレットをつけて父さんの双剣の乱舞を捌き続けながら、その中で僅かな隙を見つけて一撃を加える。っと言っても成功した試しはないけどな、父さんの戦闘スタイルはワザと隙を作ってそこを突くように攻撃させ、そこへカウンターを加えるという物、中々上手くいかなかった。でもその鍛錬のお陰で俺の身体は子供とは思えないほど鍛え上げられた物となっていた。
「もう2年か・・・俺がこの世界に来て・・・」
早いもんだ・・・カレンダーを見るといつの間にか2年の歳月が過ぎていた。キラ先生は今はメールをやり取りをしている仲になったが、どうやら挑戦してくるトレーナーは俺とユウヤ程の歯ごたえは無く退屈しているらしく今はジムリーダーを一時休止してバトルフロンティアを回っているらしい。今はどこをやってるのか、前はバトルチューブって言ってたけど。
『ねぇ~ジン、遂に明日から旅に出るわけだけどさ、最初は何処を目指すの?』
「う~ん・・・。こっからジムがある一番近い町はサンヨウシティだな。サンヨウジムがあるしまずはそこだな」
『ふ~ん・・・でも夜更かしは良くないよ?早く寝ちゃおうよ』
「・・・そうだな、それじゃあ寝ようか。おやすみピカ」
『うんお休み!』
・・・。ふん・・・・。うううん・・・・。眠れない・・・眠いのに眠れん・・・、やっぱり緊張してるのかな俺。そんなキャラじゃないのにな・・・。ああ駄目だ、完全に眠れん。ごめんなピカ、ここでおとなしく寝ててくれ。
う~・・・寒い寒い・・・さすがに夜は寒いな・・・公演は流石にこんな時間に行くと怪しまれるし、庭で良いか・・・。うわ~・・・星が綺麗に見えるなこの町は。俺が住んでいるこの町は星が良く見える名所として有名だ。まあそれ以外有名な所は無いが、星が綺麗に見えるのは良いな。良い夜だ・・・。
『ジンさん、一体どうしたのですか?』
『こんな時間にどうかなさったんですか?』
あっ・・・エルフ(エーフィ)にガイア(リーフィア)・・・。
「嫌ね、どうも寝付けなくてね。柄にも無く緊張してるみたいでね。こうして星を見に来たんだ」
『ジンさんは星見るの大好きですもんね』
『私達もご一緒して良いですか?』
「ああ、おいで」
エルフとガイアは膝の上で良いよな。・・・うん、やっぱり感触良いな
『満天の星空ですね~。此処の星空が一番綺麗ですね~』
『そうですねエルフ、それに今はジンさんも一緒ですし楽しさ倍増です』
「そっか・・・。でも明日からはこの町から出てこの星空も見れないんだよな・・・。寂しいな・・・俺ってまだまだ子供だな」
幾ら身体が鍛えなれたからって心は子供のまんまか・・・。そういえば大学に入る時、一人暮らしを決めて、引っ越す前日は全く眠れなかったな・・・。これもあれと同じなのか・・・。可笑しいな、もうあの頃とは何もかも違うのに思い出すなんてな、でも今は違うんだよな、何もかも。
チュッ
「エルフ・・・ガイア?」
『大丈夫ですよ、世界が変ろうとどんなに時間が経とうと私達は貴方と共に道を歩みます。今までもこれからも』
『ジンさん、だからね?安心して旅立ちましょう』
「そうだな・・・!っよし!新たな世界に向かっていくぞ!!」
『『お~!!!』』
翌日
「よぉ、待たせたか?」
「全くだ、お前は何時も時間にルーズだなユウヤ」
「悪い悪い、二人も準備は良い?」
「勿論よ」
「私も」
「それじゃ行くか、俺たちがこれからいくのは新しい世界、新しい道だ。踏みしめて行こうぜ」
後書き
次回!旅を始めたジン、カミツレ、ユウヤ、フウロの一行は、サンヨウシティを目指す途中、バトルを申し込まれる。旅を始めてから初のバトル!ジン達は勝利を出来るのか!
つづく!!
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