魔法少女リリカルなのは~過去を捨て今を生きる者~
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無印編!
クライマックスだね!
前書き
みなさんこんばんわ!
昨日はマジで寝落ちして投降できなかった作者です。
今日は時間があればもう一個くらい投降できるかな、できないかな・・・うん、できないね。
明日にご期待☆
そんなわけで次。本編ゴー!
それではっ
あれから数分後、プレシアのいる時の庭園にAクラスの魔力反応が多発したため、俺たちは急遽、時の庭園に転移することになった。
「いいか、艦長の命令をしっかりと聞くんだぞ?陽龍、美愛、なのは」
クロノが転移する前にグチグチとお小言をいう。
「あ、でもクロノ、俺フェイトについていたいんだけど」
「ふむ・・・では、こちらが危ないと思ったときは優先的にこっちへ来てくれ」
「あいさー」
俺はクロノに許可をもらったので、みんなが転移してから、フェイトのいる部屋に入る。
「フェイト、起きてるか?」
そう言って俺は部屋に足を踏み入れる。
そこにはベッドに横になっているフェイトと、その横に置いてある椅子に座っているアルフがいた。
「陽龍、アタシはあの子達が気になるから行ってくる。・・・フェイトのこと、頼んでもいいかい?」
アルフはこっちを見ていった。
それに俺は頷き、部屋を出て行ったアルフが座っていた椅子に座る。
それから少しした頃、フェイトの意識が戻った。
「フェイト、もういいのか?」
「・・・陽龍、ちょっと向こう向いててくれる?」
フェイトの言葉に俺は少し迷うが、今のフェイトにはどうもする事はできないだろうし、素直に後ろを向く。
するとフェイトは俺の背中に抱きつき、抱えていたものを吐き出すようにしゃべりだした。
「私が生きていたいって思ったのは、母さんのためになれるって思ったからだったんだ。最初から最後まで、私の中には母さんしかいなかった。
あの白い服の子も、何度も名前を呼んでくれた。
捨てればいいってわけじゃない。逃げればいいってわけじゃ、もっとない。
私の・・・私たちの全ては、まだ、始まってもいなかったのかな・・・?」
俺はフェイトの言葉を聞いて、フェイトの手を振りほどく。
そして、真正面からフェイトを抱きしめた。
「・・・ああ。フェイト、お前はやっとスタート地点に立つことができたんだ。今までは母親に手を引いてもらってたけど、ここから先は、お前自身の足で歩かないといけないんだ。で、歩くのに疲れたら俺たちを頼れ。ずっと一緒にいてやるから。みんな、お前の友達、だろ?」
「・・・うん」
「今のお前にはやらなきゃいけないことがあるだろう?はら、お前の相棒」
俺はそう言って壊れかけていたバルディッシュを渡す。
するとバルディッシュは勝手に起動する。
バルディッシュには至るところに罅が入っているが、やる気が感じられた。
「そっか・・・バルディッシュも、ずっと私の傍にいてくれたんだよね・・・このまま終わるなんて、イヤだよね・・・?」
フェイトが語りかけるとバルディッシュが鈍く光った。
俺はその様子を見て、転移魔法を発動させる。
「陽龍・・・?」
「友達って、いっただろ?」
「・・・うんっ!」
そして俺とフェイトは転移をした。
転移するといきなりなのはが危険だった。
一瞬にしてフェイトはそれに気がつき、なのはに迫っていた鎧っぽいやつを破壊する。
「サンダーレイジ!」
フェイトの放った魔法であたりの的はそれなりに倒された。
・・・フェイトー、今の、それなりに魔力消費激しいだろー。
俺がそんなことを考えていると、でっかい鎧が壁を破壊してきた。
「・・・大型だ。バリアが強い。でも、二人でなら・・・」
フェイトはそう言ってなのはの方を向く。
「ちっちっちー、二人じゃないよー?なのはとフェイトとおにぃと私の四人、だよっ」
まったく、美愛の言うとおりだよ!
「・・・そう、だね。バルディッシュ」
「こっちもだよ、レイジングハート!」
「さて、俺も本気だしちゃうぞー!ヤミ、魔力リミッター全部解除!」
<え、あー・・・はい。魔力リミッターフルリリースしまるね。・・・はあ>
「ヒカリ!みんなに出番取られないように私たちも頑張るよ!」
<もちのろんろんだよっ!>
俺たちはそう言って攻撃を開始する。
「サンダーバスター!」
「ディバインバスター!」
「終末の世界」
「定められた未来」
俺たちの割とマジな攻撃が大型に直撃し、粉々に砕け散る。
・・・リミッター解除、しないほうがよかったかな?
「フェイトフェイトフェイトーー!!」
アルフがフェイトの名前を叫びながら走り、抱きつく。
「アルフ!・・・心配かけてごめんね。ちゃんと自分で終わらせて、それからちゃんと自分うぃはじめることにしたよ」
アルフはその言葉を聞き、泣きそうになるけど、それをこらえて先に進む。
少し進むと、またさっきの大型が大量発生する。
「あそこにあるエレベーターから駆動炉に向かえる」
「うん、ありがと!フェイトちゃんはお母さんのところに・・・」
なのはは近くの岩っぽいやつにレイジングハートを置き、フェイトの手を取る。
「私、その・・・うまく言えないけど、頑張って」
フェイトはその言葉に驚くが、安心したような顔をして、なのはの手をもう片方の手で包み、ありがとう、と言った。
するとユーノが走ってきて、クロノが今向かっていることを教えてくれる。
「フェイト、急ごう」
「うん!」
そう言って俺たちはまた走り、駆動炉への部屋へ入った。
クライマックスだね!
「・・・陽龍、ちょっと黙っててくれない?」
「はい・・・」
後書き
陽「最近、乙ゲーが多い気がする、とは作者の言葉」
美「んなん知るか、とはおにぃの言葉」
二人「・・・知るかッ!!」
陽「でも確かに乙ゲー多いよね!」
美「そだね!薄○鬼とか完全に乙ゲーだしね!ほかにもいろいろ」
陽「つーかもう、テンションがおかしいんだけどなんで!?」
美「知☆る☆か☆」
陽「ちぇー。ま、いいや」
美「いーんかい!」
陽「イエス☆・・・おえ」
美「・・・なんか自分のテンションにおにぃがついていけなくなって吐こうとしてるからシューリョー!それではっ!」
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