ポケモンの世界にお気に入りのポケモン持って行こう!
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学校行く時はポケモンの背中に乗って生きたい
俺はカミツレとの通話を終えると直ぐに準備に入った。箪笥の中から洋服を取り出し、其れを着た。でも箪笥の中には基本的に黒い服しか入っていなかった。だが其れが良い、俺は基本的に黒い服しか着ていなかった。春も夏も秋も冬も、黒い衣服を身に纏い生きてきた。・・・。うん、黒ってやっぱ良いわ。
今の俺の服装は、黒のジーンズに黒いシャツに黒いジャケット、手にピッチリくっ付くタイプの黒い手袋、其れに黒い帽子と言った所だ。腹だけではなく見た目まで黒いな俺は。
『ジン~、真っ黒だね。夜だったら誰にバレないと思うよ?』
「そうか?まあいいさ、夜に隠密行動するつもりはないさ。んじゃ行こうピカ」
腰のベルトに付けてあるボールを手にとってピカに向けて、確か
「ピカ戻ってくれ」
そう言うとモンスターボールから赤い光が伸びてピカに命中する。そしてピカはボールの中へと入っていった。そしてボールを小さくしてベルトに再び付ける。さて行きますか、階段を下りて玄関で靴を履く。う~ん・・・靴も黒いのか
「ん?ジンよ、出掛けるのか?」
「ちょっとね、カミツレと用事が出来たからね行って来るよギル兄」
「ああ行って来い、弟よ」
以外にギル兄って優しいんだな・・・。なんかもっとこう・・・キツイ言葉が来ると思ってた。ってんな事考えてないでさっさと行こう、約束の時間より早くのが俺の信条。
「・・・。相変わらず面白い弟よな、ジンよ」
自室に戻ってギルは、自分専用の冷蔵庫から飲み物を取ってそれを飲みながら、公園へと向かうべく走っているジンの様子を窓から見ていた。
「やがてはこの我を超える者と成ろうな。その時を期待しているぞジンよ」
そう言って再び口に飲み物を含むギル。その時の笑みは、ギルには珍しく慈愛に満ちた笑みであった。
一方ジンはギルにそんな事を思われているとは知らずに公園に向かっていた。がその途中でカミツレとであった。
「おっカミツレこんにちわ」
「うんこんにちわジン」
うっわやっべわ~、ロリカミツレの笑顔マジヤバいっす癒される・・・。でも彼女が俺の幼馴染か・・・。なんか将来的に俺がライモンジム挑戦するときは彼女がジムリーダーやってるときなのかな。
「ねぇジン、今日は公園で何して遊ぶ?」
う~んやっぱり子供っぽい遊びをだな・・・
・・・・・・・・・・・・つ、疲れた・・・。ま、まさかこの子供の身体が此処まで体力が無い物だとは・・・。以前は普通に4000m走を楽に完走出来るだけの体力あったのに・・・。やっぱりこの身体との体力の差が大きいな・・・。慣れないと、今までの感覚でやってたらからだが持たん・・・。
「ねぇジン、次はどうする?」
「そ~だな~・・・んじゃt「おいお前ら、誰の許可を取ってここで遊んでるんだよ」あ?」
誰だよ、この小僧。っていまはおれも小僧か、身長は俺たちとそんな変らないけど、連れが一人か。ガキ大将か
「この公園は俺の許可が無いと遊べないんだぞ」
「そうだそうだ!勝手に遊ぶなんて生意気だぞ!!」
何言い出すんだこの餓鬼?此処は天下の公共施設の公園だろう、お前の許可なんて要らないだろ
「一体何を言うのかしら?ここはライモンシティの偉い人が作ってくれた公園よ?それなのになんで作っても無いアンタの許可が要るのよ?」
おお、カミツレってこんな歳でもカッコいいな。流石未来のシャイニングビューティー。では俺も便乗。
「俺もカミツレと同意見。大体なんでお前の許可を取る必要性があるんだ?お前が此処の公園の権利でも買い取ったのか?それとも自分の意見の通りに全てが運ぶとでも思っているいる愚か者なのかお前は、ああそうか、そうでなければそんな事をは言わないかすまないな謝罪するよ愚かで馬鹿な大将さん」
「???難しい単語ばっかり並べやがって訳解らねぇよ?!でも俺を馬鹿にしてるって事は解ったぞ!」
「そのぐらいは理解できるか、寧ろそのぐらいは理解できる知能はあったか。行こうカミツレ、こんな奴を相手にするだけ無駄さ。俺の庭で遊ぼう」
「そうね、こんな嫌な人たちは無視しましょう」
偶に居るんだよなこういう奴って、本当に腹が立つマジで嫌い。相手にするだけ無駄という物だ。
「おい待てよお前ら!俺の許可も無しに遊んだ挙句、逃げる気か?」
「ではどうする?」
「ポケモンバトルで結局をつけるぞ!」
その言葉で、俺とカミツレは笑みを浮かべた
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