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FAIRY TAIL~神々のドラゴン~

作者:晴れの日
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6話

 
前書き
原作に戻ります.
 

 
ピンポーン

誰だ?こんな朝早くから

ピンポーン

「ヘイヘーイ」

ガチャ

「グレイ!どうしたの?」

「なんだよどうしたのって…やっぱり忘れてやがった」

「????」

「今日はエルザとナツが戦うんだぞ」

「そうだ忘れてた~~~~ユウナ起きろ行くぞ!」

「なんだよ~朝から元気だよね~」

「ナツとエルザの戦い見ようよ」

「分かったってば…」



うわっギルドの前が人であふれている。かけやってる人もいるよ…

「かかってこいエルザ!今日こそ俺の方が強いことを証明してやる!」

「私も本気で行かせてもらうぞ!換装!炎帝の鎧!」

耐火能力を持つ炎帝の鎧、マジだぞエルザは…

「……やっぱりおいらエルザにかけてもいい?」

おいハッピー、ナツを信じてやれよ。相棒だろ?と言いたいぐらいハッピーはエルザを応援している。

「よーいはじめ!!」

マスターの合図から1秒もたたず内に動いたのはナツだ。手に火を纏い、猛スピードでエルザに突っ込

んでいく。多分何も考えていないはずだ。

「それがナツです」

「出た!裏切り者ハッピー」

「裏切ってないよ。ただおいらはエルザの方が強いと思ったから…」

「それを裏切りっていうんだよ…」

て、そんなことしてる暇ない。突進していったナツをエルザは軽々よけた。しかし、ナツは読んでいた

のか、すかさず次の攻撃に移る

「火竜の咆哮!!」

だが、炎帝の鎧の前では無力。エルザは剣を振り下ろす。ナツは軽やかによけた。こういった攻防が続

いていたが、手をたたく音がし、2人は止まった。

「私は評議員の使者である。エルザスカーレットを逮捕する」

「何~~~~~~~~」




ギルドの空気がとても重くなっているぞ。まぁしょうがないか…

「駄目よ、出したらエルザを助けに行くでしょ?」

ナツは今トカゲに変えられている。まぁそっちの方が安心なのだが…

「いかねぇよ!俺はただ一言言ってやりてぇんだよ」

「結局行くんだ…」

「やっぱり証言しに行きましょう」

「無理だルーシィ、もう間に合わないよ。」

「でも……」

「静かに結果を待てばよい。」

「マスター…」

「出せーここから出せー」

「本当に出しても良いのか?」

あれ?マスターの一言でナツが急におとなしくなったぞ…

「カッ!」

マスターの魔法で元に戻っていく…あれナツじゃない!マカオ!何で?

「すまねぇ、ナツにはかりがあってよ。」

「ということは…ナツは評議員に!?」

「多分……」

「どぉすんだよ!あいつ絶対どっかこわすぞ」

「静かにせんか!」



そのころ(エルザ視点)


私は今、ERA(魔法評議会会場)に来ている。

「よぉエルザ」

「ジークレイン!」

「今回は俺が助けてやったんだ。感謝しろよ。」

私はとっさに身構えた。と言っても手錠をはめられているが…

「安心しろ、これは思念体だ。こんなことに本物が来るわけなかろう」

「あんた凄い人と知り合いなんだな」

カエルの使者が話しかけてきた。

「悪だ…」

「えっ?」




「被告人エルザスカーレット主は合わせて四つの罪が掛かっておる。目撃者の証言によると、赤い髪

で、鎧を着た女で………」

「バコーン!!!」

「俺がエルザだ~捕まえられるもんなら捕まえてみやがれ~!俺が何の罪か言ってみやがれ!それがギ

ルドマスターたちよりも重い罪なんだろうな~あぁ?」

いきなり壁を壊し、エルザに変装してはいってきたのは無論ナツ。

「二人を牢へ……」

「スミマセン…」

「エルザ!こいつらに謝る必要なんかない!あっいやおれがエルザだ!」

「まったく…あきれてものも言えん…あれはただの儀式だったんだ…」

「儀式?」

「つまり見せかけだったんだ。だから今日中にでも帰れたんだ、お前が暴れなければな…」

「すまねぇ…」

「だが嬉しかったぞ」

「……………」

「フフッ」

ガンッ!

「痛!」

(ロスト視点に戻します)

鎧を着ながら抱きしめられるとすごく痛い。現にナツ、グレイ、ロスト(その他いろいろ)は経験済み

だ…





「自由って素晴らし~」

ナツがはしゃぎまくっている。もう少し入ってればよかったのに…みんな思っているだろう。

「そういえば漢の対決はどうなったんだ?」

「そうだった!エルザ俺と勝負しろ」

「よせ、疲れてるんだ…」

「問答無用いくぞ!」

バコーン

エルザは野球のバットのように巨大なハンマーをナツにぶつけた。ナツは転がり転がり壁に激突。既に

意識はなく頭から血を流している。

「仕方ない、始めるか…」

「終了~~~~」

開始1秒で終了。あっけない…

「だせーぞナツ!」

「おい、この間の賭けは有効なのか?」



「とろ~ん」

「どうしました?マスター?」

「う~ぬ、眠い。奴じゃ…」

その瞬間あのエルザを含む全員が眠りに落ちた。すると何者かが入ってくる。

「ミストガン…」

ミストガンと呼ばれる男はS級魔導師の一人であり、顔を見られたくない為、仕事をするときはいつもギ

ルドの全員を眠らせてしまう。

「これ!眠りの魔法を解かんか!」

「伍、四、弎、弐、壱…」

パッと全員が眠りから覚めた。

「この感じはミストガンか?相変わらずスゲー魔力だ…」

「ミストガン?」

「あっルーシィ、ミストガンはS級魔導師の一人だよ…いつも眠らせるからマスター以外誰も素顔を知ら

ないんだ…」

「いや、俺は知ってんぞ…」

「ラクサス!珍しいな…」

2階から声がするのはラクサスと呼ばれる男

「ラクサスもS級の一人なんだ…」

「ラクサス~俺と勝負しろ~」

ナツってホント喧嘩好きだよな…

「なぁそうわめくなナツ、エルザに勝てないようじゃ俺にはかてねぇよ」

「それはどういうことだ?」

やばいエルザが軽く切れそうだ。

「俺が最強ってことさ」

「降りてこいラクサス!」

「お前が上がってこい」

「上等!!」

グチャ!

マスターがナツをつぶした~!?

「2階に上がってはならん、まだな…」

「ハハッ怒られてやんの」

「ラクサスもよさんか」

「何で上がっちゃダメなんっですか?」

「ルーシィにはまだ早い話なんだけど、2階には1階と比べ物にならない位の難しい依頼があるの…そ

の名もS級クエスト。」

「S級クエスト!?」

「S級なんて目指すものじゃないわよ。下手したら命落とすから…」

「そうみたいですね…」




「ラクサスにミストガンか~ほんと凄いなフェアリーテイルって」

「だだいま~って、え~~~~」

「おかえり~」

「何でナツとロストとハッピーがいるのよ~汗臭いし…」

「鍛えないとラクサスに勝てないだろ?ほらお前のダンベル」

「ルーシィピンク好きでしょ?」

「それ以前にダンベルに興味ないから…」

「俺決めたんだ…」

「?」

「S級クエスト行くぞルーシィ」

「え~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!」
 
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