| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ノーゲーム・ノーライフ~3人目の天才(ゲーマー)~

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第4話~異世界に招待されし3人~

 
前書き
今、学校で期末テストあってるんだけど・・・・難しい。
白「テスト?そんな、の、かん、たん」
・・・・・白さん。世の中には「馬鹿」って呼ばれる人もいましてね?
白「白、難しい、こと、わかん、な~い」
しらばっくれてんじゃねえよ!ネタは上がってるんだ!さっさと吐きな!さぁ!さぁ!
白「・・・・・・・・にぃ!!」
何さっきの間!絶対全てを理解した顔してますよね!?
空「さっきから怒鳴りつけてんじゃねえよ、うるせぇな」
白「にぃ、こいつ、が、白、いじめ、る」
は?さっきのは遊びだよ?遊び・・・だよね?
空「・・・問・答・無用☆」
ぎいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!! 

 
『ならば僕が生まれ直させてあげよう――君達三人が生まれるべきだった世界に』
そんな幼さを感じさせる声が、異なった二つの場所から聞こえてくる。ついでに――
「え?三人?」
という声も。

―――――そして。


白く染まるそんな視界。

そこに映ったのは――――――

清々しいほどの青と、照りつける太陽の明るさ。
そして、遠くに見える地面色の・・・・・というか、地面。
それすなわち、

――――――どういうことだ?

―――もう一度状況を確認しよう。
俺は、いや、俺たちはこの世界に呼び出された。
そして・・・・・視界に広がったのは清々しいほどの青と、久しく浴びてなかった照りつける太陽の明るさ。さらに、“眼前に広がる地面”。
・・・・・ん?おかしくないか?さっきはあんなに視界が開けていたのに、なんでこんなにも地面が近いんだ?
そう思ったのと同時だった。
「う、うわああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
それと、
「に、にぃ!」
そんな異なった二つの声が聞こえてきた。
「お前ら、なんd」
俺がそう言った瞬間、俺の視界は真っ黒に塗りつぶされた。
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・


どれくらいの時間が経っただろうか。
なんかぼんやりして、頭の中・・・いや、記臆にもやがかかっている感じ、といえばいいのか。
まあ、そんな感じの、不快感を感じているせいだろうか。天の声(?)が聞こえる。
「・・・・お・・・お・・・」
なんだよ。
「・・・おまえ、・・・おき・・」
うるさいな。
「・・・おまえ、さっさとおき・・・・」
もう少し。もう少しだけ。
「さっさと起きろっての!!!」
「うわっ!」
突然の大声に意識が覚醒する。
「あれ?ここどこだ?」
そんな俺に待っていたのは“困惑”だった。
「そんなの俺が知るか」
そう言ったのは俺のことを見下ろしている・・・・誰だ?
「あぁ~、あんたのことは知らんが、あんたもあいつに勝ってここに来たんだろう?」
あいつ?あいつって・・・・誰だ?
「は?知らないのか?あの、“自称神様”のことだよ」
誰だよそれ。・・・ていうかお前って・・・
「・・・空・・・だよな?」
それを聞いたそいつは“目に”驚きの色を出す。
「あってるよ・・な?」
「・・・・なんで知ってるんだ?どこで聞いた?どこで知った?」
取り乱したそいつの顔は・・・なんというか、非常に俺をなんとも言い難い奇妙な、されど愉快な気持ちにさせてくれた。結果的に俺の顔は・・・だらしなくにやけてしまう。
「にぃ、おちつい、て」
そんな声がそいつの―――空の後ろから聞こえてくる。―――つまり、
「・・・白、か」
またも自分たちの名前を当てた俺に空と白は驚愕を覚える。
「なんで・・・知ってるんだ」
さきほどと変わらない質問。その質問に俺は――――
「・・・・先ずは歩きだそうよ」
答えない。
「俺の質問にこたえr・・・」
「歩き出さないと何も始まらないよ?」
俺が答えないとわかったのか、渋々空が答える。
「・・・・そう、だな」
白もいいか?と目だけで問いかけるのは空。
白はそれにこくりと頷く。
さて――――と俺は、言葉をつなぐ。
「楽しいゲームの始まりだ」 
 

 
後書き
白「おそ、い」
空「おせぇよ」
すみません。今回は素直に謝れせていただきます。すみません。
空「謝ればすむと思ってんの?」
いや、その・・・思ってませんけど。
空「じゃあ、なんで警察っているの?」
世の中そんなに単純じゃないからだよ!!!
空「あ~、はい。そうですか」
そうだよ!
白「うるさ、い」
・・・・すみません。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧