ハーデスは転生者!?
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第二話 俺、話し合いをします
前書き
すみません。遅くなりました。
どうも。ハーデスこと黒羽零士です。
俺は今夢を見ているだが・・・・・・・この夢がとても不思議なんだ。
どうも俺はエリシオンで誰かと戦ってるっぽいんだよな。目の前にいる敵?が誰なのかボヤけていて分かりづらいな・・・・・・てか俺今倒れているのか?
「 」
敵?がなんか言ってるみたいだけど・・・・・全然聞こえないなぁ・・・・つかまずくね!? 敵?が持ってる何かを振りおろうそうとしてるよ!? これって止めを指すつもりなんじゃ‥‥‥
「____は殺__は_んぞ____!!!!」
いきなり誰かが敵?を殴りとばして俺を助けてくれたみたい。一体誰・・・・・・・うん?これもボヤけていてわからん。でも声は聞こえるな、所々雑音が入っていせいで内容はまでは分からんが・・・・
「し___し_!!、___か__!?」
また誰かがやってきた。こんどは俺のことを起こしてくれた
「_____しく_い_その__、そ__も__神___い?」
またまた誰か来た。一体誰なんだ?
「あ___倒れ__一__がこ_冥_を_いて___で__?」
オイオイ一体何人いるんだよ!? 最後に来たやつの後ろにまだ十数人にくらい居るぞ!? てか他のやつも全員所々雑音が入って全然内容が分からん。ものすごく内容が気になるんだが・・・・・・
『おーい、起きてくださーい。こんなとこで寝ていたら風邪ひきますよ~』
なんだ? 誰かが俺を起こそとしてるのかぁ? 今一番大事なとこなんだが・・・・・・
『全然起きないね~。揺すってみようか?』
『少し乱暴な起こしかたですがやむ負えませんね。お願いします』
『分かった。おーい、起・き・て・く・だ・さ・い・よ・ハ・ー・デ・ス・様!』
あ~そんなに体を揺すったら‥‥‥
「うっ・・・・・・・んーーー、あ~~よく寝た」
あれ? なんかものスゴーく大事な夢を見てた気がするんだが・・・・・・・全然覚えていない。まいっか
「うん? お前たちは誰だ?」
目の前に膝をつき頭を下げている二人がいた、誰だ?
「初めまして。私はヒュプノス、これからあなた様の御側で仕えていくものです」
「僕はタナトスです。これからよろしくお願いしますねハーデス様」
「‥‥‥‥‥何ーーー!!!!」
・・・・・今あったことをありのまま話すぜ。目の前にヒュプノスとタナトスと名乗る"女性と少年"がいるんだ。ヒュプノスの方は瞳は金色で腰のとこまであるかないかの金髪で、どこか知的な感じを思わせる女性で額に六芒星があった。対してタナトスの方は瞳は銀色で少し長めの銀髪で、まだ無邪気さが残る中性的な少年で額には五芒星があった。
「おっ、お前たちがヒュプノスとタナトスなのか!? てか今まで何処にいたんだよ!? あっちこっち探したんだぞ!?」
もの凄く興奮して二人に詰め寄る
「落ち着いてくださいハーデス様、ちゃんと説明しますから」
「そーだよハーデス様、少し落ち着こうよ。ほらほら深呼吸して」
とりあえずタナトスに言われるまま深呼吸をした
「ハァー、フゥー、ハァー、フゥー‥‥‥」
「落ち着かれましたハーデス様?」
「・・・・・あぁ、少し落ち着いたよ。さて聞かせてもらおうか、一体何処に行ってたのかを」
一体何処に行ってたのやら、てか二人とも俺のことを『ハーデス様』って呼ぶから背中がムズムズする。様付けで呼ばれのは慣れないな
「分かりました。とりあえず立ち話もなんですから神殿の方へ戻られてから話しでもしましょう。タナトス、先に神殿に行って椅子とテーブルを用意しておいてください」
「分かったよヒュプノス。じゃあ先に行って準備しておくから早く来てね」
と、タナトスは行き成り目の前から消えた・・・・・・・いや消えたんじゃなく、もの凄い速さで移動したのか、つか速ッ!!
「何を驚かれているのですかハーデス様? ハーデス様もその気になれば、タナトスより速く移動ができるはずですが」
「えっ? そうなのか?」
知らなかった。俺そんなに速く移動できるのか・・・・・
「・・・・・ハーデス様、ちなみにどうやって私達をお探しに?」
「そりゃ普通に走りながらあっちこっちに行って探したんだが」
俺の側近になる二人だから早く会いたかったからな
「はぁ~。ハーデス様、まだ小宇宙を使ってみてませんね?」
「えっ!? なんで分かるの?」
確かにここに来てからまだ小宇宙を使ってなかったな。念力は使ったけど
「やっぱり。いいですかハーデス様? 一度小宇宙を使えれば、あなた様は相手の小宇宙を感じたり、小宇宙によるテレパシーが出来るようになるようになり、さらに小宇宙を部分的に集中すれば先ほどのタナトスの倍以上のスピードは出せるんですよ。それにあなた様は私と同じ神なのですから、小宇宙によって森羅万象に干渉することも出来ますし、あなた様はここ冥界の王なのですから冥界を造り変えることも死者だって生き返らせることも出来るんですよ?。それなのになんで小宇宙を使わないんですか?。だいたいですね____」
あれ? なんでだろうヒュプノスにめちゃくちゃ説教されてるんだけど。俺ヒュプノスの上司だよね? 主だよね?? つか俺なんか悪いことしたか???
「___ですから、って聞いてますかハーデス様?」
「えっ、あ、うん聞いてたよ」
本当は全然聞いてなかったけど・・・・。てかヒュプノスってこんなキャラだっけ???
「はぁ~、まぁいいでしょう。とりあえず小宇宙を使わなければ何もできないのですから簡単に説明しますね。まず体の中に意識を集中して宇宙を感じでください、それからそれを燃焼・・・・・・燃やすようなイメージで、次に爆発させてください。そしたら小宇宙が使えるようになります。要はイメージですね、あなた様ならすぐ出来るはずですよ」
「わ、分かった。とにかくやってみるよ」
とりあえず言われるまま自分の意識を体の中に集中してみるか‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・・・・・・・・・・・・・・・‥‥‥‥・・・・・・これか? なんか宇宙みたいな・・・・・があるな、後はこれを燃焼、爆発してやれば小宇宙が使えるようになるのか・・・・・
「・・・・・・・・・・・・ハッ!!!!」
次の瞬間。俺の体から膨大な小宇宙が溢れ出た、それはエリシオンどころか冥界すべてを包む勢いがある
「そうです。それが小宇宙です。ですがちょっと出しすぎなので少し抑えてください」
「・・・・・こうか?」
溢れ出る小宇宙を抑える感じで、俺の体を纏うくらいにした。なんかH×Hに出てくる念みたいだな・・・・
「そうです、さすがに飲み込みが早いですね。これでテレパシーや相手の小宇宙を感じることなどができるようになります。ほら感じるはずですよ、私の小宇宙(コスモ)が」
「・・・・・確かに感じる。さっきまでは分からなかったが、今は確かに感じる。目の前のヒュプノスの小宇宙が、神殿にいるタナトスの小宇宙が。これは凄いな、手に取るようにわかる」
これは本当に凄い。ここから神殿までは結構距離が離れていているのにタナトスの小宇宙をしっかりと感じるなんて・・・・・
「後は」《こうやって小宇宙と一緒に思念を相手に飛ばすようにしたらテレパシーが使えます》
と、行き成り頭の中に声が響いた
「なるほど。つまり」《こうゆうことだな》
結構あっさり出来たな
《はい》「その通りです。さすがはハーデス様ですね。さて、そろそろ神殿でも準備も出来てると思いますし参りますか。せっかく小宇宙が使えるようなったので脚部に小宇宙を集中させて走ってみますか?」
「そうだな、ちょっとやってみようか」
とりあえず足に小宇宙を軽く集中させてっと・・・・・
「よし行ってみるか」
とりあえず普通に走り出しの一歩を出してみた
「よっ、とっ、てあれ? もう神殿前だと!?」
え!? 何が起きたんだ?? 普通に地面を一歩蹴っただけだぞ??? っと後ろからヒュプノスが来たか
「ハーデス様速すぎますよ。まさかたった一歩地面を蹴っただけで神殿前に着くなんて、私でさえ三歩かかるのに」
嘘だろ!? たった一歩でここから結構離れていた距離を一瞬で!? こんなに速くなるのか!? 小宇宙を軽く集中して普通に走り出しの一歩みたいに地面を蹴っただけなのに!?
「なぁヒュプノス、お前どのくらい足に小宇宙を集中した?」
「どのくらいともうされても・・・・私の場合は普通くらいですかね。ハーデス様も先ほど感じた小宇宙だったら私と同じくらいだったのでは?」
マジか、ヒュプノスにとっての普通が俺にとっての軽くだったと言うのか!?
「・・・・・・・・いや、実はアレで軽く集中したつもりなんだが」
「本当ですか!? 凄いじゃないですか、私にとっての普通が、まさかハーデス様にとっての軽くだったとは、さすがは私達の主ですね」
う~~ん、そんなもんなのかな? しかし、本気で足に小宇宙を集中させたら・・・・・・一体どんなに速くなるんだ想像がつかないな。つか黄金聖闘士より速いんじゃね?
「まいっか。取り敢えず神殿に入ろう、タナトスがいい加減待ちきれないみたいだからこっちに向かって来てるみたいだな」
神殿の奥からタナトスの小宇宙がこっち向かってくるのが分かる。つか本当に便利だな小宇宙って・・・・
「おそーーーーーーい!!! 一体何時まで掛かってるの!?」
少しご立腹の状態でタナトスはやって来た
「すみませんねタナトス。ハーデス様に小宇宙の使い方を教えていたもので」
「まぁ俺のせいではあるな。すまないなタナトス」
そう言ってタナトスの頭を撫でる
「く、くすぐったいよ。別にそんなに怒ってないからいいよ///」
うん、どうやら機嫌が治ったようでよかったよかった
「・・・・・・・・・・とりあえず中に入りましょう」
あれ? ヒュプノスの奴なんかブスーとしながから先に行っちゃた
「ヒュプノスの奴なんでさっさと先に行っちまったんだ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハーデス様の鈍感」
「何か言ったかタナトス?」
「何も。とりあえず僕たちも中に入りましょう」
俺の手を引っ張りながら神殿の中に入って行った
俺たちは今神殿の一角でエリシオンを見渡せる場所でお茶を飲みながら話し合いをしようとしていた
「さて、聞かせてもらおうか。一体何処に行ってたんだよ?」
「・・・・・・分かりました、お話しますね」
さっきからヒュプノスの機嫌が悪いんだが、俺何かしたか?
「なぁ、俺ヒュプノスに何かしたか?」
「・・・・・別になんでもありませんよ」
やっぱ機嫌悪い
「あのねハーデス様、ヒュプノスはハーデス様が僕の頭を撫でたからちょっと機嫌が悪いんだよ」
「ちょっ、タナトス何言ってるのですか///」
つまりなんだ、ヒュプノスは嫉妬してた訳か。なんか可愛いな
「なるほど、つまりヒュプノスも頭撫でてほしいのか、ほら」
ヒュプノスの頭を撫でる
「あう///////」
なんか顔が赤くなっちゃたな。言っとくが俺にナデポは装備されてないぞ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・多分。あのイケメン神様が余計なことをしてなければな
「機嫌直ったか?」
「べ、別に機嫌なんて元々悪くないですよ/////」
どうやらヒュプノスも機嫌を直してくれたみたいだな
「そっか。さてそろそろ話しの続きをしようか。一体何処に行ってたんだよ、俺エリシオン中探し回ったんだぞ」
いい加減何処にいたか知りたいぞ
「そ、そうですね。私達は今まで地上に行ってたんですよ」
「はぁー!? エリシオンに居たんじゃなかったのか? あのイケメン神様の手紙にも『エリシオンのどっかに送った』って書いてたぞ」
確かにそう書いていたはずなのに、つまり俺の行動は骨折り損のくたびれ儲けだったのか・・・・・
「イケメン神様? あっ! 私とタナトスを創造してくれた神ですね」
「そうだよ。てかあのイケメン神様は正しくは地上に送ったのに『エリシオンのどっかに送った』ってボケて手紙に書いたのか?」
もしそうだったらあのイケメン神様、今度どこかであったらただじゃ済まさないからな
「いいえ違いますよハーデス様。私達は最初は確かにエリシオンに居ましたが、あなた様の側近として今の地上のことを調べる必要があったので地上に行ってたんですよ」
「そうなのか?。それはありがとうな。でも、出来れば一言言ってから地上に行って欲しかったな」
そうすれば俺も苦労しなかったのに
「それはすみませんハーデス様」
「僕もごめんなさいハーデス様」
なんか俺が悪者みたいに見えるな
「もういいよそんなに怒ってないから。それよりさ二人共、俺をハーデス様って呼ぶのやめないか? ここには俺とお前たち二人しか居ないんだからさ。俺のこと"ハーデス様"じゃなくて"零士"って読んでくれよ。てか二人とも知ってるんだろ、俺が元人間で転生してハーデスになったのを?」
まだちょっと"ハーデス様"って呼ばれるのはなれないからな、俺の本来の名前の"零士"って呼ばれるほうが落ち着くんだよな
「それはよく知ってますよ。私達はあなた様の無意識から削り創られたから名前の方も知ってます。ですがそれでもあなた様は私達の主、ちゃんと"ハーデス様"呼ばないといけません。タナトスもそうでしょう?」
「僕はどっちでもいいけどね。ハーデス様がそれを望むのならそうするよ?」
「タナトス!? あなたは私を裏切るんですか!?」
タナトスは普通に呼んでくれそうだ
「ヒュプノス、駄目か?」
ちょっと涙目で言ってみた。自分でやるのもなんだが恥ずかしい
「うぅ、分かりました。ですがあなたは私達の主なので"零士様”って呼ばせて頂きます。ですが時と場合では"ハーデス様"って呼ばせて頂きます」
お!ヒュプノスが折れた
「それでも構わないよ、ヒュプノス」
「はぁ~・・・・・では"零士様"。これでいいですか」
ヒュプノスはまだちょっと固いがまぁいいか
「うん、それでいいよ」
「じゃあ、僕は"零士"って読んでもいい?」
「あぁ、全然いいよ」
タナトスは普通に呼び捨てだな、だがこっちの方が慣れてるから落ち着く
「ありがとう、零士」
なんとまぁ無邪気な笑顔だなぁ
「さて、話がそれましたから本題に戻しますね零士様」
「そうだな、じゃあ今の地上はどんな感じだった?」
今の時代が何時なのか分からないから行動しようがない
「それは僕から、今の地上は結構荒れていたね、あっちこっちでつまんない争いばっかしてる時かな、ちなみに年代的に銀河戦争が開催される年から数えて約20年くらい前だったよ」
ふ~んなるほど。銀河戦争が開催される・・・・・年!?
「ちょっと待った!? お前らまさか聖闘士星矢の知識あるのか!?」
「はい。私達二人はここに来る前に創造主が一般常識と一緒にここの世界の知識を教えてくれましたので」
「そうそう、僕達を創った神様は『念の為に原作知識を教えとくね』って言って色々教えてくれたよ」
あのイケメン神様、何げに原作知識を教えとくとか。手紙では結構適当なのにな
「そうか。で銀河戦争が開催される年から数えて約20年ってことは今は1960年代か?」
「はい、その通りです、日本では高度成長期と呼ばれる時代ですね」
1960年代か。原作開始まで早くて7~8年か、確かその時にサガが教皇のシオンを殺すんだったな
「今後の方針としてどうしますか零士様?」
「そうだな・・・・・取り敢えず新たな冥闘士を探しながらイケメン神様との約束でも果たそうか、その後冥界でも造り変えるか」
イケメン神様との約束の"冥王の名誉を回復"をしなきゃな。どうしよ、必殺仕事人みたいなことでもするかぁ?
「新たな冥闘士を探すと創造主との約束を果たすと冥界を造り変えるですか。分かりました、今後の方針としてそうやっていきましょう。しかし零士様、最後の"冥界を造り変える"ですが、どのように冥界を造り変えるんですか?」
「そこなんだよな。流石に今の亡者あふれる冥界はイヤだからな」
どうしよかなぁ。今の冥界って、地獄界とエリシオンがあるだろう。だったら地獄界とは別にハイスクールD×Dみたいな冥界を創ろうかな。罪の軽い魂や特に罪もない魂はその冥界で奉仕作業でもさせて、重い罪を犯した魂は地獄界で罰をあたえる仕組みにでもしようかな?。あッ待てよ・・・・・確かここって神曲に出てくる地獄界をモチーフにしてたはずだから・・・・・神曲の通りの世界を創るのもありかな・・・・
「まっ、その辺はおいおい考えるさ。それよりも新たな冥闘士を探さないと・・・・・・」
「ねぇ零士、冥闘士を探すのも大事だけど・・・・・まだ冥衣がないよ?」
「「あっ! 忘れてた(ました)」」
冥衣のことすっかり忘れてた。てかヒュプノスも忘れてたのか
「ヒュプノスも忘れてたの? しっかりしてよヒュプノス」
「私はちょっと忘れてただけですよ////」
顔を赤くしながら言っても説得力ないぞ
「はぁ~、しゃあない。造るか冥衣」
「「そうですね(だね)」」
取り敢えず冥衣を一個一個造るか
「あっ、そういや二人は冥衣の造り方は知ってるのか?」
「はい。一応は創造主から話は聞いてます零士様」
「僕も聞いてるよ零士」
「そうか、なら俺が最初に造ってみるな」
「分かりました、では少し広いとこに移動しましょう」
俺たちは少し広いところで冥衣造りを始めた
「えっと確かイケメン神様の手紙には、腕を伸ばして俺の思いうかべる魔獣や悪霊、精霊や動物などをイメージしながら小宇宙を込めて『冥衣よ誕生しろ』って念じるだけだったな」
やっぱ思うけどこの造り方適当だな。どうしよか? よし冥界三巨頭の冥衣でも造ってみるか。まずはワイバーンの冥衣だな、イメージしろイメージ・・・・・・・・・・・冥衣よ誕生しろ
行き成り目の前で巨大な竜巻が起こった。竜巻が俺の小宇宙をどんどん消費していくみたいだな
しばらくしたら竜巻はやんで、目の前にワイバーンの冥衣がオブジェ形態で鎮座していた
「ふぅ、こんなものか。手紙に『小宇宙(コスモ)結構消費するから気をつけてね』って書いてあったけど対した事無かったな」
今の作業で俺の全体的の小宇宙(コスモ)の100分の1くらいしか消費しかしなかった
「これって確か、ワイバーンの冥衣だったよね?」
「そうだよタナトス」
「てことは、僕とヒュプノスがガルーダの冥衣とグリフォンの冥衣を作ればいいんだね?」
さすが原作知識を知ってるから俺が次に何を造ってほしいかわかるか
「その通り。お願いできるか?」
「分かった、ねぇヒュプノスはどっちを造る?」
「私ですか? 私は・・・・・じゃあグリフォンを造りますよ」
「じゃあ僕はガルーダだね」
ヒュプノスがグリフォンで、タナトスがガルーダか
「では、造ってみますか」
「うん、えっとガルーダをイメージして・・・・・」
二人共腕を伸ばした、小宇宙の高まりを感じる、始まるか・・・・ってなんだ!? タナトスの目の前に炎が立ち上った。ヒュプノスは俺と同じで竜巻が起こった
「なんでタナトスだけ炎なんだ???」
よくわからんな。もしかしたら他の冥衣を造る時もなんかの一個一個違う事象が起こるのかな? っと考えてるうちに炎と竜巻が収まって二人の目の前にガルーダとグリフォンの冥衣がオブジェ形態で鎮座している。
「はぁ、はぁ、つ、疲れた~~」
「はぁ、はぁ、な、何ですかこれ? 小宇宙をもの凄い消費しましたよ!?」
なんかかなり疲れているな二人共、全力疾走したみたいに肩で息してるよ
「大丈夫か二人共?」
俺は平気だったのになぁ
「はぁ、はぁ、全然大丈夫じゃないよ零士。僕の小宇宙、さっきの炎にごっそり消費させられたよ」
「はぁ、はぁ、私もです。さっきの竜巻に小宇宙を結構消費させられました。零士様は大丈夫なのですか?」
「うん、全然平気だよ。だって消費した俺の小宇宙は全体的に考えても100分の1くらいだったから」
そんなに消費してないんだよな
「「えっ!? あの小宇宙の消費量で100分の1ですか(なの)!?」」
「そ、そうだけど、二人は違うのか?」
一体どのくらい消費したんだ?
「私は全体の小宇宙で3分の2くらいは消費しました」
「あっ、僕も僕も、ヒュプノスと一緒で3分の2くらい消費したんだよ」
「あれで二人の3分の2くらいの小宇宙なのか? そんなに消費しなかったけどな」
「いやいや零士の小宇宙が凄すぎなんだって」
「そうですね、零士様はハーデス様なので私達より強大な小宇宙をお持ちなんでしょ」
そんなもんなのかね?、しかし何か忘れてる感じがあるんだが・・・・・・あっ
「ああっ! しまった忘れてた!?」
大事なことを忘れてた
「どうしたんですか零士様?」
「ここで冥衣を造ったのはいいとして・・・・・・・・・・・・・・・・・どうやって超次元をこえて持っていこうか?」
「「あっ!本当だ(ですね)」」
マジどうしようか?・・・・・・
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