阿修羅 無罪の擬態実験。
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班決め。+α
前書き
長いです。
元々この話を書き始めた理由は、最強だけど原作に関与しなくてその最強の力を弄ぶ
性格さめていて前世に色々あった人が主人公です。
そんな人の暖まりに触れて行ってとかそう言ったお決まり路線はいっさいありませんので。
其処の所を宜しくお願いします。
むしろ、犯罪者になる確率の方が高いです。
ちょっと楽しみにしてた班決め。
サスケとナルトのキスシーンも見れたし。
私は、キャラクターと関わらないようにしていたし
関係ない班になるでしょ!絶対。
「えー…これから君達には里から任務が与えられる訳だが、今後は三人一組、都合上により、四人一組の班を作り、各班ごとに一人ずつ上忍の先生が付き、その指導の元に任務をこなしていくことになる。班は力のバランスが均等になるようにこっちで決めた」
「「「え――――!!」」」
イルカは皆のブーイングを無視して班発表をしていく。
イルカ先生の説明を軽く聞きながらコレからのことを考えた。
たしか、あの九人以外落ちんじゃね?
だったらいいなぁ・・・忍びになりたくないし。
「七班―うずまきナルト、春野サクラ、うちはサスケ」
早く先生、次いって・・・!
「それと、阿修羅 無罪。…この四人だ」
・・・なぜだ。
するとそこにナルトが
「イルカ先生!よりによって優秀なこの俺が!なんでコイツと同じ班なんだってばよ!!」
ナルトはサスケを指さして言う。
・・・よく言ったぞ。ナルト
「…サスケは卒業生の中で一番の成績で卒業。ナルト、お前はドベ!
・・・まぁ、無罪はこの六年間ずっと真ん中をとっていたしな。
いいか?それで、班の力を均等すると自然とこうなるんだよ」
イルカ先生が言った。
・・・へーえ。ずっと真ん中だったんだ。ある意味すげえ・・・
「フン…せいぜい俺の足を引っ張ってくれるなよ、ドベ!」
サスケがナルトをバカにして言った。
「何だとぉ!!コラァ!!」
もちろんキレるナルト。
「いい加減にしなさいよ!ナルト!!」
ナルトに怒鳴るサクラ。
メンバーのバラバラさに不安を覚えるのも無理はないと思いたい。
・・・この班でやっていけるだろうか。死にたくない。
「じゃ、みんな。午後から上忍の先生達を紹介するから、それまで解散!!」
午後からは上忍の先生が来るはずなのに、先生はまだ来ていない。
まぁ、あのカカシだし。
ナルトたちを見ると
ナルトは落ち着きがなくそわそわしている。
「ナルト!じっとしときなさいよ!」
「なんで俺達七班の先生だけ来るのが遅いんだってばよ!他の班のみんなは、新しい先生とどっか行っちまったし…イルカ先生は帰るし!」
そりゃ、用もないのにいるわけないよ。
ナルトはなにかを思いついたのかニヤッと笑って黒板に近寄る。
「ちょっと!何やってんのよ!?ナルト!」
「ニシシシ」
ナルトが黒板消しをドアに挟んだ。
「遅刻してくる奴がワリーんだってばよ!」
「私、知らないからね!」
楽しみにしてるくせに・・・
「フン!上忍がそんなベタなブービートラップに引っかかるかよ」
ひっかかるんですよそれが。
そう思っていると。
ドアが開いた。
ガラッ
ボフッ!!
そんな音と共に黒板消しは教室に入ってきた人の頭に落ちた。
「きゃはははは!引っかかった!引っかかった!」
大笑いするナルト。
「先生、ごめんなさい!!私は止めたんですが…ナルト君が………」
そう言いながらも、内心はナルトと同じことを思っているサクラ。
「………」
不審に思っているサスケ。
「ん―――…なんて言うのかな。おまえらの第一印象はぁ……」
上忍の先生は笑いながら…
「嫌いだ!」
彼のキツイ一言に空気が重くなった。
・・・そんなに、きつくないと思うけど。
子供は純粋でいいよな。
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__________
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その後、5人は場所を変えて外に出た。
「そうだな…まずは、自己紹介してもらおう」
上忍の先生が言った。
「…どんなこと言えばいいの?」
サクラが問う。
「…そりゃあ、好きなもの、嫌いなもの。将来の夢とか趣味とか…ま!そんなのだ」
「あのさ!あのさ!それより先に先生、自分のこと紹介してくれよ」
「そうね…見た目ちょっと怪しいし」
ナルトとサクラが言う。
ごもっともです。
「あ…俺か?俺は、『はたけカカシ』って名前だ。
好き嫌いをお前らに教える気はない!将来の夢…って言われてもなぁ…ま!趣味は色々だ」
「ねぇ…結局分かったの…名前だけじゃない?」
そーんな、どうでもいい奴の好き嫌い聞いて何になるんだよ。
ストーカーにでもなんの?でもコイツの趣味…色々って。
気色悪い。
サクラが言う。
「じゃ、次はお前らだ。右から順に…」
「俺さ!俺さ!名前は、うずまきナルト!好きなものは、カップラーメン。
もっと好きなのは、イルカ先生におごってもらった一楽のラーメン!
嫌いなものは、お湯入れてからの三分間…将来の夢は…」
・・・なげえ。
「火影を超す!!
んでもって、里の奴ら全員に俺の存在を認めさせてやるんだ!」
おお、立派な夢をお持ちでいらっしゃる…。
でもさ、うちが一番好きなのは、
その夢とかが断たれて絶望する顔なんだよね。
「次!」
「名は、うちはサスケ。嫌いなものならたくさんある。
好きなものは…言いたくない。
それから、夢なんて言葉で終わらす気はないが、野望はある!一族の復興とある男を必ず…殺すことだ」
・・・ふーん。一族の復興はあれだとして
その人は殺せるよ。
いいねぇ…。真実を知らないからそんなことを言える。
「よし、次は女の子達」
「私は春野サクラ。好きなものはぁ…てゆーかぁ…好きな人は…えーとぉ…将来の夢も言っちゃおうかなぁ…キャー!!」
何でこの子が忍になったのかが不思議。
自分の女の子だが、サクラほど乙女ではないだろう
「嫌いなものは…ナルトです!」
きっぱり言う女の子は嫌いじゃないよ。
「次お面の子」
「阿修羅 無罪」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・」
「・・・・終わり?」
「終わり。」
「あーでもさ、親睦を深めたいしネ?」
「・・・はい。…改めてぇ〜阿修羅 無罪ですぅ〜。好きなものはぁ、ものと言うよりぃ〜一人で居ることぉ
嫌いなものはぁ、ガールズトーク、言い訳が多い人、性格がいい人。…でぇ〜す。趣味、将来の夢は特にぃ…」
疲れた。
なんと言うかものすごく。ぶりっ子っていやだわ。
「(その名字もしかしていき残りか?しかしその喋り方…)
・・・よし!自己紹介はそこまでだ。明日から任務やるぞ!」
それにナルトが過剰反応する。
・・・なんでそんなに反応すんだか。忍って簡単に感情見せちゃダメでしょ。
「はっ!どんな任務でありますか!」
「まずこの五人であることをやる。…サバイバル演習だ」
「サバイバル演習?」
「なんで任務で演習やんのよ?演習ならアカデミーでさんざんやったわよ!」
「相手は俺だがただの演習じゃない」
「「「?」」」
首を傾げる三人。
「じゃあさ!じゃあさ!どんな演習なの?」
みんなの気持ちを代弁するかのように、ナルトが聞いた。
「ククク…」
不気味に笑うカカシ。
「な、何!?」
「ちょっと!何がおかしいのよ!先生!?」
「いや…ま!ただな…俺がこれ言ったらお前ら絶対引くから」
「引くゥ…?は?」
「私は先生の笑いに既に引いています。」
ボソッと言ったがカカシ先生には聞こえたらしく
「なにか言ったかな?」
「・・・いえ」
「「「?」」」
「・・・まぁ、話を戻して
卒業生二十八名中下忍と認められるのはわずか九、もしくは十名。残りは再びアカデミーに戻される。
この演習は、脱落率66%以上の超難関試験だ!」
「「「「……」」」」
そんなに合格率が低いならやる気ねーよ。
もともと忍になりたくないし。
「ハハハ、ホラ引いた」
「んなバカな!!あれだけ苦労して……じゃ、何のための卒業試験なんだってばよ!?」
食いつくように言うナルトに、カカシは平然と答えた。
「あ?あれか…下忍になる可能性のある者を選抜するだけ」
「ぬ~~なァにィ~…!!」
当たり前でしょう。あんな簡単な術で皆下忍の仲間入りじゃないでしょ。
「とにかく明日は演習場でお前らの合否を判断する。忍び道具一式持って来い。それと、朝飯は抜いてこい…吐くぞ!ま、詳しいことはプリントに書いといたから。明日遅れて来ないよーに!」
「吐くって!?そんなにキツイの!?」
吐くってそれじゃあ
皆任務とかでゲーゲー吐いてんじゃん。
暗殺とか…あれはきつい。気持ち悪いよ。
血なんか生暖かいし。
服について固まったらさいあく。
まあ、里外に知り合いできたし。
角都さんとか、飛段さんとか…ね。
・・・どうやったら忍になれないかな。
そう思いながら家に帰った。
・・・後ろの視線を無視して。
・・・後で撒こう。
後書き
アカデミーって6年間ですよね?
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