実家がやばい、おかしい
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ここは・・・・地獄か?
ドアを開けた、そこには、針の山が広がっていた。針は、上にある、たった一個だけの豆電球に照らされ、鈍く光っていた。
こんなの、家にあっちゃいけない。なんでこんなに怖いものが家にあるんだ・・・・?
通れる道は、真ん中にある細い道だけ。少しでも足を滑らせれば、即串刺しだ。
とりあえず、俺はその道を通ることにした。ゆっくりいけばゆっくりいくほど危険だ。ここはすばやく走って行ったほうがいいはず。
俺はすばやく走った。そして、何とか針の山を通過した
「ふぅ・・・・何とかなったな」
しかし、まだ向こうの扉には遠い。次には、血の池地獄が広がっていた
血の池は沸騰しているのか、ブクブクと泡をたて、俺の恐怖感をそそる
しかも、通り道が片足しか置けそうもない飛び石だというのだから、余計に恐ろしい
「仕方ねぇ・・・・」
俺はまた勢いをつけて、飛び石を飛んで、何とか向こう側に渡った
だが、まだ扉ではない。今度は火の壁だった
「これをどうしろっていうんだよ・・・・SASUKE以上にひどいぞ・・・・」
火の壁は、俺よりは低いものの、1メートル以上ある
もちろん、飛び越えるのは無理なようだ。なら、高跳びの要領でやるしかないのか・・・・
元・陸上部の意地、見せてやる!!
フワッ
俺は思いっきりとんだ。そして、俺の体は宙に浮いた。
ボフッ
反対側には、マットがあったようで、俺はその上に着陸した
「な・・・・・なんとかなった・・・・・」
疲れた、ここまで非常に疲れた。扉はもう目の前だった
「次は・・・いったい何が?」
俺は恐る恐る、扉を開けた
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