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魔法戦記リリカルウォーカー

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闇の書


お待たせしました。
それではどうぞ!
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闇の書

side ???

「なんで捕まえられないのよ・・・いらいらするわ!」
私は最近ユウヤ・サトウが捕まえられず苛立っている。

「失礼します。ジュリア・マーキュリー隊長」

一人の隊員が私の部隊長室に入ってくる

「ユウヤ・サトウでも捕まったの?」


「いえ、まだ捕まっていません」


「早くしなさいよ!なんで元局員の一人を捕まえられないのよ!」


「は!すいません」


「で、何の用よ?早く仕事に戻って、ユウヤ・サトウを捕まえて来なさい」


「は!報告があります、時空管理局提督巡行艦アースラの艦長リンディ・ハラオウンから協力の要請が入ってます。なんでも第97管理外世界周辺に闇の書があるとか・・・」


「興味無いわ。それよりも早くユウヤ・サトウを捕まえて来てちょうだい」


「わかりました。では、リンディ・ハラオウン提督には協力出来ないと連絡しておきます」


「ん、そうしといて・・・ん、待って今回も神代仁様はリンディ・ハラオウンに協力するの?」


「確か民間協力者として協力すると聞いていますが?」


「リンディ・ハラオウンに連絡して、その協力要請受諾すると」


「は!?いいのですかユウヤ・サトウの方は?」


「いいのよ、一人の元局員なんてロストロギアに比べたら大した脅威にならなわ」

興味ないとか言っていなかった・・・

「わかりました。それでは、向こうに居る局員何人を協力に向かわせますか?」


「全員向かわせて」


「はぁ!?いいのですか?」


「なんか文句でもあるの?」


「いえ・・・それでは連絡してきます」

ふふふ、これで私の部隊が闇の書を上手く封印してこの部隊が強いところを見せれば、この部隊に興味を持ってくれて私の部隊に入ってくれれば彼にぐっと近づけるわ!ふふふ

side end

side ユウヤ

あれからいくらか時間が経った。あの後局員との接触はなかった理由はわからないが、魔力の回復に専念する事が出来なんとか魔力が回復した。そして今俺は海鳴市の市街地から離れたところに居る。なぜかと言うと理由は単純、今日闇の書が覚醒する日なのだ。とは言え原作どうりに進むとは限らないが特に奴がいるせいで・・・

「はあ〜」

俺はため息を漏らす。
その時ちょうど結界が発動された。俺は中の様子を確認するためにサーチャーを飛ばした。

「最悪の事態にはならないよな・・・奴が居るんだし」

なんとも言えな気持ちになる。俺はこれから起きる事を知っていて、対処の仕方も知っていて、下手をすれば地球を破壊してしまう事を知っていながら、俺は俺をこんな状況にした神代仁がどうにかしてくれると思いながらも奴の能力を調べようとしている。様々な事を考えつつ俺はサーチャーとソリッド・アイの情報を確認し続ける。

「ここまでは原作どうりか・・・いや神代が居るから少し違うか」

今は少し時間が進み闇の書から防衛プログラムが切り離されたところだ。もしかしたら奴の最大火力の魔法を見る事が出来るかもしれない・・・

ヴィータ、高町、シグナム、フェイトの順番にバリアーを破っていく。防衛プログラムが砲撃を放とうとするだが、ザフィーラが防ぐ。そして追撃として八神とクロノがそれぞれ魔法を放つ。だが防衛プログラムはどんどん再生していく、そこに神代、高町、フェイト、八神の四人の魔法が同時に放たれる。


「全力全開っ!スターライトー…」「雷光一線!!プラズマザンバーーッ…」「…ごめんな…おやすみな…
…響け!終焉の笛、ラグナロク…」「「「ブレイカーーー!!!」」」
「天地乖離す開闢の星!エヌマ・エリシュ!」

シャマルが旅の鏡を使い、暴走プログラムのコアを探しそれを軌道上に待機しているアースラの前に転移した。
どうやら何事もなく事件は終わったようだ。それにしても奴は・・・本気でチートを持っているらしい・・・
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