ドリトル先生の長崎での出会い
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第七幕その二
「そしてね」
「蝶々夫人もあるからね」
「そのプッチーニさんが作曲した」
「その街だね」
「そうだよ、だからね」
それでというのです。
「今はワインを楽しんで」
「そしてだね」
「お昼はプッチーニで食べるのね」
「上のレストランで」
「そうしようね」
是非にと言うのでした、こうしたお話をしてです。
皆でワインのティータイムを楽しんでまたハウステンボスの中を散策してお昼になるとそこで、でした。
皆でそのレストランに入ってイタリア料理を食べます、先生はパスタを楽しんでそのうえで言いました。
「イギリスも最近はね」
「パスタよく食べるんだね」
「そうなってるね」
「今はね」
「そうなってるね」
「けれど昔はね」
先生が色々な冒険をしながらイギリスで暮らしていた頃はです。
「パスタもね」
「なかったね」
「イギリス料理っていってもね」
「僕達は楽しんでいたけれど」
「パスタもなくて」
「メニューも限られていたね」
「プティングとかもね」
先生はトマトのパスタを楽しみつつ言いました。
「あったにしてもね」
「ライスプティングとかね」
「けれど世界的に有名だったか」
「そうじゃなくて」
「パスタもなくて」
「こうして楽しめなかったね」
「そうだったね、けれど今はイギリスでもよく食べられて」
そうであってというのです。
「今もだよ」
「こうしてだね」
「楽しく食べられているね」
「日本の長崎でも」
「そうなっているね」
「プッチーニさんもね」
蝶々夫人を作曲したこの人もというのです。
「若し今日本に来たら」
「パスタを楽しめるね」
「そしてイタリア料理も」
「そうだね」
「きっとね」
先生は笑顔で言いました、そうしてです。
皆でイタリア料理を楽しんだ後はまた街の中を観て回りました、トミーや王子達の為のお土産も買いましたが。
ふとです、皆はこんなことを言いました。三時のティ―タイムになったのでお茶を飲んでいるその時にです。
「オランダだけじゃないね」
「イタリアもあるしね」
「ドイツもスペインもあるね」
「それどころかアメリカもあって」
「中国もあるね」
「韓国もね」
「この街国際色豊かよ」
こう言うのでした。
「日本料理のお店もあるし」
「オランダがベースでも」
「世界中の国のお料理のお店あるし」
「当然フランス料理だって」
「多国籍だね」
「見たら観光客の人達もだし」
「そうだよ、こここは国際的な観光スポットでもあるんだ」
先生は皆にまさにと答えました。
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