スーパー戦隊超決戦
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第四十三話 決戦が終わりその十七
「私はな」
「いや、まさかドクターマン様が笑われるとは」
「我々もはじめてみたが」
「笑ったらいいよな」
「うむ、ドクターマン様もな」
「笑顔になることはいいことだ」
メッサージュウ、サイゴーン、ジュウオウ、メッツラー、アクアイガーの五人も彼の笑顔を見てそれぞれ言った。
「我々も笑い」
「ドクターマン様も笑う」
「いいことがあれば」
「そうすればいい」
「皆でな」
「思えば生きてきて笑っていなかった」
ドクターマンは自分の人生を振り返って述べた。
「そうだったが」
「これからはだな」
「笑う」
神に答えた。
「先程の様にな」
「そうしていくな」
「常にな」
「そうだ、笑うことだ」
神はドクターマンにまさにと話した。
「大事なことはな」
「生きていてだな」
「皆で楽しくやってな」
「笑えばだな」
「それでいいんだよ」
「そうだな」
「実はずっと思っていたんだ」
神はドクターマンの席のテーブルの上に来ていた、そこで彼に言うのだった。
「あんたが笑えればな」
「いいとだな」
「そう思っていたんだ」
そうだったというのだ。
「そしてな」
「実際に笑ってだな」
「よかったってな」
その様にというのだ。
「思ってるぜ」
「そうなのだな」
「本当にな」
神はさらに言った。
「これからはどんどんな」
「笑っていくな」
「笑える場にいてだ」
「笑えることをしてだな」
「そうしていく」
「笑顔は笑顔でもな」
神はドクターマンにこうも言った。
「いい笑顔だよな」
「邪悪なものや残虐なものはな」
「それな、わかるだろ」
「うむ、ダグデド達の笑顔はだ」
「そうした笑顔だったんだよ」
「悪意の笑顔だな」
「笑顔は笑顔でもな」
それでもというのだ。
「そうした笑顔はな」
「浮かべるものではない」
「そうだよ」
まさにというのだ。
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