スーパー戦隊超決戦
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第四十三話 決戦が終わりその十五
「これからもな」
「私達と一緒にいて」
「そのうえでな」
「お店もやっていくのね」
「このままな」
まさにというのだ。
「そうしていく」
「いいことね、沖縄にい続けるのね」
「このままな」
「私も時々行くわ」
「店にか」
「沖縄に行って」
そうしてというのだ。
「貴方のお店にもね」
「そうしてくれるか」
「是非ね」
「あの、ドクターマン様」
ファラキャットがここでドクターマンに言ってきた。
「宜しいでしょうか」
「何だ」
「はい、ドクターマン様のお店ですが」
「お前達も働きたいか」
「宜しいでしょうか」
「実は店を大きくしたいと思っている」
ドクターマンは落ち着いた声で答えた。
「だから店員もな」
「今以上にですか」
「欲しいと思っていた、九人程な」
「そのままの数ですな」
ダマラスはその数を聞いて言った。
「まさに」
「そうだ、全員人間の姿になれるしな」
「それならですね」
「後は接客のことを教えればな」
ギアの者達にというのだ。
「それでだ」
「問題なく」
「ギアの者達も働ける」
「そうなりますか」
「諸君等と共にいて」
ダマラスに確かな声で答えた。
「そうしてだ」
「そのうえで」
「そうだ」
さらに言うのだった。
「友達として共に暮らし」
「沖縄でお店をしていき」
「暮らしていきたい」
「人間として」
「そうしてな、私は人間だ」
確かな声で言った。
「そうしてここにいる誰もが」
「そうだな、人間だ」
ギルが答えた。
「心が人間という意味ならな」
「そうなるな」
「俺達は生まれや身体は違うが」
それでもというのだ。
「人間とは何かということを考えるとな」
「人間だな」
「地球人だから人間ではない」
ギルは言い切った。
「生まれた星や身体が違ってもな」
「心が人間であるならな」
「人間だ、そして人間はだ」
そう呼ばれる存在はというと。
「醜くもありだ」
「美しいな」
「そうでもある、どちらも併せ持っていてだ」
醜いものも美しいものもというのだ。
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