| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

スーパー戦隊超決戦

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四十二話 決戦その十一

 ルパンイエローは自分からだ、パトレン三号に言うのだった。
「今日も宜しくです」
「わかった、もう窃盗はしていないからな」
「いいんですね」
「犯罪を取り締まるのが警察だからな」
「犯罪をしていないならですね」
「私達は仲間だ」
「そうそう、怪盗だった時の話は無罪になってるし」
 パトレンエックスも言う。
「皆頑張っていこうね」
「おい、そういうお前はどっちだ」
 メドゥがパトレンエックスに問うた。
「一体」
「今は警官だよ、けれど怪盗になってももう盗まないよ」
「そうなんだな」
「まあそれならいいな」
「そうですね」
 マッジョはヤーブンの言葉に頷いた。
「私達も」
「そうだな、じゃあな」
「はい、戦いましょう」
「こっちも全力でな」
「絶対に倒すよ」
「そうしてやる」
 ルパンレッドとパトレン一号が応えた。
「覚悟しろ」
「そして有終の美を飾るよ」 
 こう話して戦うのだった。
 ヨドンナはキラメイジャー達と戦う指揮を執りつつシードンに言った。
「どうもね」
「強くなっているな」
「キラメイジャー達はね」
「そうだな」 
 シードンも確かにと頷いた。
「戦ってみてな」
「よくわかるね」
「前よりもね」
「そうなっている」
「俺達だって強くなっていてな」
 キラメイイエローが言ってきた。
「そしてだ」
「力を合わせてるのよ」
 キラメイグリーンも言った。
「これまで以上にね」
「だから強いんだよ」
「負けないわよ」
「お前達が強くなってもだ」
 キラメイブルーも言った。
「俺達も同じだ」
「お互い強くなっていてよ」
 キラメイピンクが続いた。
「私達もということよ」
「お互い様だ」
「色々考えてもきたしね」
「訓練の中でどれだけ考えたかな」
 キラメイシルバーは戦いつつ言った。
「わからない位だしな」
「想定もしていって訓練してきたし」
 キラメイレッドはそれまでのことを思い出して語った。
「俺達だって負けないよ」
「そうだ、お互い強くなってな」
 キラメイシルバーは笑って言った。
「俺達はお前等よりかなり強くなっているんだ」
「凄い努力したしね」
「その努力を見せてやる」
「一瞬この顔になるよ」
 こう返してだ、ヨドンナは。
 舌をべろぅりと横に出してだ、顔を傾けキラメイジャー達を下に見る感じに見てすぐに戻って笑って話した。
「君達と出会えてよかったよ」
「そうだな、思いきり戦えてだ」
 シードンも言った。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧