八条学園騒動記
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第七百七十九話 お茶についてもその四
「戦術とか戦略はね」
「詳しくないの」
「本人さんが言うにはね」
「お洒落だから興味あるのね」
「それで帝政ロシアの頃の」
この時代のというのだ。
「ダークグリーンの軍服がいいってね」
「言ってるの」
「ロシア軍の軍服は全体的に恰好いいけれど」
それでもというのだ。
「その頃のが一番いいってね」
「そういえば軍服って時々昔の着るわね」
アロアはチーズを食べてから答えた、プロセスチーズでありそれを少しずつ齧りながら飲んでいる。
「復刻版みたいに」
「スポーツチームのユニフォームみたいにね」
「そうしてるわね」
「あれもイベントでね」
軍隊のそれでというのだ。
「着るのよね」
「軍隊にしても」
「それでね」
そのうえでというのだ。
「ロシア軍も時々着るけれど」
「帝政ロシアの頃の軍服を」
「その頃のが一番恰好いいってね」
「その人も言ってるのね」
「それでその親戚が言うには」
アンネットは干し肉を食べつつ話した。
「韓国軍の軍服は海上自衛隊の軍服なのよ」
「日本軍のその頃ね」
「セーラー服もそうで」
「連合軍って兵隊さんセーラーだけれどね」
「そうそう、絶対にね」
「あのセーラー服も人気あるわね」
アロアは述べた。
「そうよね」
「その軍服もね」
まさにというのだ。
「海上自衛隊のものらしいの」
「そうなの」
「何でもセーラー服もね」
この軍服もというのだ。
「色々な国で違うらしいのよ」
「そうなのね」
「同じ様で」
そうであってというのだ。
「親戚はわかるらしいのよ」
「そうしたことが」
「そうなの」
こう言うのだった。
「これがね」
「そうなのね」
「それで言うには」
「韓国軍はそうなのね」
「階級章がね」
これがというのだ。
「特にね」
「わかるの」
「そう、階級章の形が」
それがというのだ。
「韓国軍はね」
「海上自衛隊の頃の日本軍のものなの」
「そうだっていうわ、帽子の徽章もね」
これもというのだ。
「そうだってね」
「そういうところでわかるのね」
「そうみたいよ」
「ああ、軍隊は階級あるから」
彰子はそれでと話した。
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