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八条学園騒動記

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第七百七十九話 お茶についてもその三

「海賊とかテロリストとか」
「災害もあるしね」
「韓国にも韓国の事情があって」
「そういうのに対さないとね」
「けれどね」 
 それがというのだ。
「そもそも政府がね」
「日本ばかり見て」
「日本と同じ政策を行うから」
「それじゃあ軍隊もね」
「そうなるのよ」
 政府の一部である軍隊もというのだ。
「必然的にね」
「軍服までそうで」
「国防もね」
「日本みたいにしてるの」
「そりゃ連合って軍隊の優先順位低くて」
 政治におけるそれがというのだ。
「国防は多少齟齬があってもね」
「いいわね」
「基本数があればね」
「対処出来るしね」
「韓国の実情に合わないところがあっても」
 日本の国防政策をそのまま当てはめてというのだ。
「けれどね」
「やっていけるから」
「問題ないけれど」
 それでもというのだ。
「よく見ればdね」
「それがわかるのね」
「そうなの」
 これがというのだ。
「親戚が言うにはね」
「その親戚の人どんな人?」
 彰子はアンネットにその人のことを尋ねた。
「それで」
「農家よ」
 アンネットは一言で答えた。
「麦や玉蜀黍を作ってるね」
「お百姓さんなの」
「農業科の高校出てね」
 そうしてというのだ。
「今はお家で働いてるね」
「そうした人なの」
「そうなの」
 まさにというのだ。
「そうした人よ」
「そうなのね」
「そう、だからね」
 それでというのだ。
「別に軍人さんじゃないのよ」
「つまりマニアね」
「そうなの」 
 こう彰子に話した。
「この人はね。ちなみに女の人よ」
「あら、そうなの」
「意外でしょ」
「普通軍事マニアってね」
 彰子はビールを飲みつつ話した。
「男の人よね」
「そうだけれどね」 
 アンネットも否定せずに答えた。
「子供の頃から軍隊に興味があって」
「詳しいのね」
「それでね」  
 そうであってというのだ。
「私にも教えてくれるのよ」
「軍事のことを」
「色々ね、ただね」
「ただ?」
「詳しいのは軍服のことでね」
 この分野のことでというのだ。 
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