八条学園騒動記
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第七百七十八話 大地主でもその七
「あの連中にね」
「言うわよね」
「連合だとね」
「日本もそうしてるわね」
「敵はエウロパでね」
そう認識していてというのだ。
「それで何かとね」
「エウロパに言うわね」
「あの連中は言い返してくるけれど」
黙っている国ではないのだ、エウロパも。
「それでもね」
「言うわね」
「ええ、けれどね」
それでもというのだ。
「韓国は連合よりもね」
「断然日本に言う国よね」
「そんな国他にはね」
連合ではというのだ。
「ないわよね」
「ないわね」
アンネットがきっぱりと言ってきた。
「連合では中央政府とか他の国と揉めないと」
「連合の中の国の悪口言わないわね」
「中央政府にもね」
「そうよね」
「それこそね」
まさにというのだ。
「それ以外の時はエウロパにね」
「言うわよね」
「そうしてるわ」
「それが普通よね」
「連合ではね」
まさにというのだ。
「そうしてるわ」
「それが連合では普通ね」
「韓国はそこが違ってね」
連合では唯一と言っていい。
「まずはね」
「日本に言うわね」
「それが七割で」
日本に対して言うことがというのだ。
「他の国と揉めたらね」
「中央政府ともね」
「そうした時はその国に四割言って」
「日本にも言うのよね」
「三割ね」
「それでいつも残り三割は」
彰子はその割合を言った、ここでだった。
三人は遂に湯舟から出てシャワーと鏡それに椅子がある身体を洗う場所に言った。そうしてそこで並んでだった。
身体を洗いはじめた、そこで彰子はさらに言った。
「エウロパね」
「そうなのよね」
「普段は日本七割ね」
「ああ、考えたら日本六割で」
それでというのだ。
「他の国一割ね」
「それで三割エウロパね」
「それ位ね」
「それでも六割よね」
「それだけ日本を見ていて」
そうであってというのだ。
「文句をね」
「言ってるのね」
「そしてね」
そのうえでというのだ。
「それはどうしてか」
「日本が好きだから」
「まあ好きは好きでもね」
アンネットはそれでもと話した。
「ヤンデレね」
「そっちなのね」
「それだってね」
その様にというのだ。
「言う人いるわ」
「ヤンデレね」
「そう、それでね」
そうであってというのだ。
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