スーパー戦隊超決戦
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第三十五話 母艦での会談その五
「待ってるな」
「そうしてくれるか」
「ああ、じっくりとな」
「考えてか」
「話してくれよ」
ギアの中でというのだ。
「是非な」
「それではな」
「俺達は待つさ、あとな」
牙鬼はこうも言った。
「俺達はあんたを気に入った」
「そうなのか」
「真面目だからな」
「私は真面目か」
「かなりな、そしてな」
ドクターマンにさらに話した。
「誠実だからな」
「そうだね」
プリシャスも同意して話した。
「僕達にありのまま話してくれるからね」
「嘘は吐かない」
ドクターマンは真顔で述べた。
「今の私はな」
「ギアを生み出した時からだね」
「そうだろうか」
「うん、調べたらね」
そうすればというのだ。
「貴方は策略は用いても根はね」
「誠実か」
「そして真面目だよ」
そうだというのだ。
「凄くね、だからね」
「私を気に入ってくれたか」
「実際に会ってお話したらそうだったしね」
誠実で真面目であるというのだ、プリシャスは自身もそうした風に話したいと思いつつドクターマンに語った。
「そうだよ」
「そうなのだな」
「だからね」
それでというのだ。
「僕達はね」
「私と共にか」
「いたいよ」
是非にというのだ。
「仲間、お友達としてね」
「気に入ったからか」
「そうだよ」
「そうなのだな」
「そして最後の判断はね」
「私自身が行うな」
「待っているよ」
プリシャスもこう言った。
「その間で」
「そうか、ではこれからだ」
ドクターマンはこの時も確かな声で応えた。
「家族と話す、そしてだ」
「そのうえでだね」
「決める、若し戦隊の者達と戦ってもな」
そうなった場合のことも話した。
「彼等は店の者達には何もしないしな」
「それはないわね」
エスケイプが応えた。
「何があっても」
「そうだな」
「あいつ等は私達とは戦ってもね」
「関係者には何もしない」
「敵でないならね」
「そうだ、彼等は戦いとは関係ない」
ドクターマンは自身の店員達のことを話した。
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