同志諸君に告げる。これが理不尽だ!
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第14話
前書き
サイト管理者です。第14話「戦争は終わった」になります。
どうぞ、ご覧下さい。
なんか呆気なかった出来事であったな。デ・ブラン帝国との戦いは…。
我が領域内へ進撃していた5000隻の艦艇の報告を聞いた時は、驚きを隠せなかった。まさか我がミドガルド軍の最大規模である”アルマダ”艦隊に匹敵する艦艇数だとは…。
進撃してきているデ・ブラン艦隊を同志ソフィアと同志(オリビアのNPC…実質、私の分身)達が対処し、デ・ブラン帝国の本星を最新艦艇である巡洋艦CAS066ミスキ級100隻、戦艦エターナルストーム級80隻、その他の揚陸艦等で本星を攻略。
何方も数は多かったが技術は我がミドガルドの方が上であると安心しかけたが、やはり油断ならない世界である。まさかイスカンダル文明が誇る波動兵器…波動砲と同じ原理である兵器がアチラに有るとは想定外であった為か、この現実世界で初めて、敗北しそうになった瞬間であった。
あの波動砲は艦隊規模で惑星を木っ端微塵にしてしまう代物なのだから。単艦ですら惑星を木っ端微塵とまではいかなくとも、惑星を破壊出来るのは恐ろしいことだ。
イスカンダルの戦闘艦は現在、無い為、分からないことが多いがコンパクトな艦艇であることは予想は出来る。
話は戻るが、同志ソフィアと会敵したデ・ブラン艦隊はなんとか撃退した。デ・ブラン帝国本星攻略を担当する同志によると守備艦隊と思われる約3000隻に波動砲と同じ兵器、1隻が確認しコレと交戦したが結果は勝利したとのこと。
艦隊戦の際、同志が乗っていたエターナルストーム級に急接近され、超近距離で一方的な砲撃戦がやってきたのはビックリものだったようだが人型起動兵器『オートマトン』のおかげで窮地を脱っすることに成功。
エターナルストーム級は圧倒的な砲撃力、シールドを保持しているが側面や後部には、正面に有るエーテルレーザーは届かない為、近距離用の対空レーザーを多数と先のオートマトンで補っている。急接近を受けて同志は「補うものを装備していてよかった」と言っていた。
そんなこんやでデ・ブランからの降伏通知が着たと同時に戦争は終了し、デ・ブランは我がミドガルドの属国となり管理下となった。排他主義から降伏通知がやってくるのは初めてだな、いやしかし……我がミドガルドは国では無くて”ギルド”というか組織のようなものだから「ミドガルド国」と言われても、なぁ〜。
翌日、此方側より「二度とケンカ売るな」を主に申し込み、その後日、コレとその他が締結。でも、またケンカ売ってきそうだから、今度、脅しとしてデ・ブラン帝国本星の近隣惑星に原始惑星を破壊するとしようか。
無人だし破壊されたとしても影響は無いようだからな。
後はデ・ブラン本星に封鎖兼威圧を目的として1個戦隊を当たらせる。編成内容はルクレハルク級とロジャー級だ。許可なく本星より出たら撃沈と乗っているデ・ブラン人を研究対象にする旨を伝えるか。
試したいな。いやしかし、一般人や軍人達をするのは駄目だな。研究対象か、罪が凄〜い重い罪人中心であれば問題は無いだろう。ちなみに研究内容の一つは「人体の隅々を調べること」だ。
しかし、デ・ブラン政府…何故、顔面蒼白だったんだ?中には震える者も居たが…そうか、罪人が自国より消えることに歓喜していたのか!?分かりみだ。…多分。
今更だがアウターリム(外縁部)に少数ではあるものの国が存在しているとは…。イスカンダル女王スターシャは嘘を言ったな!……其れを言うなら我々もか。
ちなみに少数とは言ったが惑星国家数十、星間国家が一つ存在することを我々は把握した。デ・ブランは星間国家。デ・ブランなんと以前まで共和国であったようでその影響もあって全ての惑星国家はデ・ブラン帝国の加盟国のようなのだ。…反乱起きないよな?
後はなんだっか。…そうだ、ヤマト…地球の件についてだ。まさかガミラスから攻撃を受けた挙げ句に地球そのものが流星爆弾、隕石をそのまんま兵器として転用し、青かった地球は赤くなっていたと聞いた時は、憤りの感情が湧き上がってきた。
海は枯れ、都市は破壊と荒廃、正体不明の有害植物達による大気の汚染。人類は地下奥深くにある地下都市に追いやれるように避難したが汚染は地下都市までも進出し始め、人類絶滅は一年となろうとしていた、ところをイスカンダル女王、スターシャによって波動エンジンを技術供与した。そんな中、地球は恒星間航行可能な宇宙戦艦「ヤマト」を完成させる。
そして、イスカンダルに存在する汚染浄化システム「コスモリバースシステム」を受け取るため、旅を出た。そしてその旅は無事に終わり、ヤマトは地球と人類を救い、青い星へと戻った。
…やはりあの時に居たガミラス人を研究対象にするべきであったか?一瞬ガミラスのことを「サヨナラ♪」(意味深)と色んな意味で思っていたが地球は救われたから、まぁ見逃そう。
地球とガミラスは正式に休戦協定を結んだようだ。それと同盟を結んだ。同盟といったら我々ミドガルドもその一員に加わった。大使館を設立し、同志イザベラが大使となり、現場へと赴いた。
本当なら地球へと帰り咲きたいが残念ながら私達はもう「ミドガルド」の人間と認識されている。いくら地球人と同じ姿形でも地球から見たら「宇宙人」なのだ。戦争の傷は簡単に消えないということだろうか?ガミラスに対する憎悪の視線は未だに残っている。ふっガミラスよ、因果応報だな。
クソ〜、帰れないのは辛いが地球に行き来出来ることを考えれば、よし!っとする。地球の事を考えると心配になった来たな。また侵略者とかがやってくるとどうする!。駐留艦隊を地球へ派遣しなければ!その後、必要であれば追加で送ろう。
さぁ、母なる故郷、地球よ!今度は我々が守ろう!!
後書き
〜〜地球の〜〜
「諸君、地球は救われた。しかし、忘れてはならない。敵であるガミラスと休戦協定と同盟を結んだとはいえ、忌むむべき存在。…現在我々人類は技術力、軍事力に圧倒的に劣っている。ガミラス以上の敵がやってきたらどうなる?ミドガルドとも同盟を結んだとはいえ、宇宙人だ。表面上では信用、信頼あるとはいえ、信じることなど出来ない。だが希望を、忘れてはならないことが二つ…波動砲と『時間断層』だッ!この波動砲の力はこれまでの戦術、戦略を根底から覆すものだ。諸君、未知なる脅威に対抗と又!、備える為に、私は此処に”コレ”を議題に上げた…賛成の者は?…そうか、ありがとう。では諸君……これより”波動砲艦隊構想計画”を始動することを、此処に宣言する!!」
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次回、「2202編」始動
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