神々の塔

「ほんまな」
「深刻やな」
「こっちの世界でもあるしな」
「なる人いてるな」
「そしてな」
　そうであってというのだ。
「起きた世界でもな」
「いてはるな」
「そうであってな」
　それでというのだ。
「深刻や」
「そやな」
「それでや」　
　そうであるからだというのだ。
「政でもな」
「医療の方になるな」
「そちらを充実させてな」
「対策せんとあかんな」
「政やとな」
　こうした話をした、そしてトウェインはあらためて言った。
「ただ、人は心が色々変わるし」
「それでやな」　
　羅も応えた。
「大丈夫かいなとか考える時あるな」
「不安になる時かてな」
「そうしたもんやな」
「ほんまいつも気持ちが同じとかな」
「そんな人おらんな」
「絶対な、それでや」
　そうであるからだというのだ。
「自分もや」
「今大丈夫かいなと思ってもやな」
「当然や、そう思う時もあるわ」
　実際にというのだ。
「そうしたもんや」
「そやねんな」
「そしてな」
　トウェインはさらに言った。
「そこから色々考えるとええ、大丈夫になる為にな」
「何をすべきか」
「そうしたことをな」
「そういうもんやな」
「そや」
　まさにというのだ。
「それが大事や」
「それな、僕は基本前向きやと思うが」
　芥川は真剣な顔で話した。
「そやけどな」
「それでもやな」
「そや、最悪の事態は常に考えてる」
　そうだというのだ。
「それでや」
「策も出してるな」
「そうしてるわ、軍師の一人としてな」
「そういうことやな」
「それでや」
　羅に対してさらに言った。
「今回もな」
「考えてるか」
「次の神霊さん達はケルトの主神さん達やが」
　その彼等の話をするのだった。
「問題は何か」
「それやな」
「ルーさんやとな」
　この神ならというのだ。
「光の神やろ」
「光属性やな」
「これまで光属性の神霊さん達とよお戦ってきたな」
「アフラ＝マツダさんとかな」
「凄い光属性やが」
「そのことを頭に入れて」
「そしてや」
　そのうえでというのだ。