故郷は大空にあり
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第六話 電子戦って、なに?
カタカタ…ッタン!
誰もいない広い執務室に、キーボードを打つ音が響き渡る。
「はぁ…疲れた。エナドリどこやったっけな…」
冷蔵庫に向かい、買い溜めしたエナドリを取り、また席に戻る
正直、こんなに飲んだら不健康とかいうレベルでは無いのは分かっている。
でも、眠過ぎてエナドリを飲まないとやってられないのだ。
「そういや、大本営からミッション達成のお礼を貰ったな。」
過去の記憶を探り、辺りを探す。
そこし探ると、部屋の光を反射するものを発見
「これかな…」
恐らくそうだ。
俺はそれを持って工廠(製造ドック)へと向かった。
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「これも3回目だな。」
媒体を工廠に投げ込み、製造を開始する。
さすがに慣れた光景だ。高速製造を選択し、
製造されるのを待つ。
大本営がなんの媒体か教えてもらなかった怒りもありながら、
俺はなんの媒体か分からず、期待していた。
まあなんだかんだ考えていたら
いつの間にか製造は終わっていた。
目の前が雲に包まれ、うっすらとシルエットが見えるようになってくる。
「お会いできて嬉しいです、提督。
電子戦機のEF-2Aと申します。」
「よろしくな。ところで、電子戦機とはなんだ?」
「電子戦機というのは、大きく3つにわけられるのですが…
今回は私ができる、ECM(電子攻撃)、ECCM(電子防御)で解説させていただきます。
まず、ECM(電子攻撃)は、ノイズ・ジャミングを使い、敵のレーダーに妨害を行うという方式を採用し、
敵のレーダーロックなどを出来なくする、などの効果があります。ECMはF14戦闘機などでも採用されたことはありますが、
この私ほどの効果はありません。
次に、ECCM(電子防御)ですが、先程述べたECM(電子攻撃)に対抗して、ECMの効果を相殺し、
味方の電子機器への影響を減らすというものです。」
「ものすごいマシンガントークだな」
「ああ、申し訳ないです!いつもの癖です」
「まあいい、部屋に案内するから、着いてきてね」
後書き
EF-2A
作者の作った、F-2ベースの仮想電子戦機
髪の色は水色
瞳は青と水色のオッドアイ
水色のネクタイ
スカートはチェック柄(F/A18のと同じ)
視力が電子のせいなのかは分からないが、弱く、眼鏡をかけている。
また、翼下のハードポイントの胴体に近い側(2と4)が電子戦ポットで塞がれている。
一応ハードポイント外側(3と5)には96式対艦誘導弾もしくはAIM120アムラームを搭載できる。
胴体のハードポイント(1)には500ガロンの増槽を追加できる
お酒は苦手
昔からの友人がいる
誕生日は10月7日
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