| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第三千六百二十七話  山の妖怪は多い

第三千六百二十七話  山の妖怪は多い
 台湾は比婆山だけでなくその周りに連なってそれこそ何処までも見える広島県の奥の山々を見て日本に言いました。
「こうしたところでは」
「ヒバゴンがいてもですね」
「そしてお猿さんの妖怪も」
 こう日本に言うのでした。
「存在しても不思議ではないですね」
「私は山が多いので」
 だからと言う日本でした。
「山の妖怪達もです」
「多いですね」
「はい」
 まさにというのです。
「その通りです」
「そうですよね」
 台湾はかつて日本と同居していたので日本の妖怪のことも知っています。
「山が多いとです」
「必然的に山の妖怪も多く」
「ヒバゴンもですね」
「大型のニホンザルにしても」
「かつては妖怪に思われましたね」
 以前にいてもです、台湾もその辺りのことは頷けました。そのあまりにも深い山々を見ていますと。


第三千六百二十七話   完


                  2024・9・8
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧