金木犀の許嫁
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第三十一話 不倫をする位ならその六
「ご飯にお酒をかけて食べることもです」
「しますね」
「今はしているか知りませんが」
「昔はそうしていましたね」
「これは非常に悪いです」
幸雄は鶏肉を揚げてそれを食べて話した。
「お酒を飲み過ぎますし」
「ただでさえ飲むのに」
「糖分を摂り過ぎて」
「糖尿病ですね」
「力士さんは早死にする人が多いですね」
「五十代位が多いですね」
白華はカルピスを飲みつつ応えた。
「どういう訳か」
「それは食生活とです」
「飲み過ぎですか」
「そのせいです」
「そうですか」
「お酒を飲み過ぎて」
「糖尿病になって」
白華はベーコンの串カツを食べてから言った。
「肝臓とかも壊すので」
「若くしてということがです」
「多いんですね」
「私はそう思います」
「飲み過ぎですか」
「事実力士の人達は早死にが多いですから」
この現実があるからだというのだ。
「私もどうしてかと考えました」
「それでそうお考えなんですね」
「はい、飲み過ぎは間違いなくです」
「力士さん達を早死にさせていますか」
「そうでしょう、ですから」
だからだというのだ。
「私達はです」
「飲み過ぎないことですね」
「そうです、それで私は今は」
幸雄はジンジャーエールを飲んで言った。
「こちらを楽しんでいます」
「ジンジャーエールですね」
「美味しいです」
「そうですか」
「実は炭酸飲料が好きで」
「今はジンジャーエールですね」
「そしてコーラも好きです」
「コーラは私も好きです」
真昼は笑顔で幸雄に言った。
「実は」
「そうなのですね」
「コーラサワーも好きで」
「普通のコーラもですね」
「好きで結構飲みます」
「趣味が合いますね。では次は」
次の飲みものはとだ、幸雄は真昼の話を聞いて言った。
「私もです」
「コーラですね」
「それを飲ませてもらいます」
「じゃあ私も」
「一緒にコーラを飲みましょう」
「そうしましょう」
二人で笑顔で話して実際に一緒にコーラを飲んだ、すると白華は目を丸くさせて兄に対して言った。
「カルピスソーダがあれば」
「飲むんだ」
「そうしたいです」
「カルピスはあるけれど」
佐京は実際に今カルピスを飲みつつ応えた。
「けれど」
「カルピスソーダはですか」
「あるかな、けれどあったら」
「いただきます」
今はカルピスを飲みつつ言った。
「そうします。あとです」
「あと?」
「今ソーセージを食べていますが」
この具の串カツをというのだ。
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