スーパー戦隊超決戦
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第二十八話 侮りその一
第二十八話 侮り
ダグデド達は自分達の空間にいた、そこで彼等はそれぞれの場所で話していた。
「ギアが復活した」
「ドクターマンの組織が?」
「そうだ」
カメジムがヒルビルに話した。
「彼自身がそうさせた」
「ああ、機械だからね」
ヒルビルはカメジムの話を聞いて頷いて述べた。
「だからドクターマンが造ったならね」
「彼が再びだ」
「造ることが出来るわね」
「もう一度な、それでだ」
その為にというのだ。
「ギアは復活した」
「そういうことね」
「だが不思議だ」
ここで言ったのはグローディだった。
「冥界にあいつ等もいた筈だ」
「機械なのに?」
「見掛けたことがある」
こうヒルビルに言うのだった。
「一度な」
「そうだったの」
「連中だけで冥界で暮らしていたがな」
「機械なのに?」
「そうしていた」
「おかしなこともあるな」
ゴーマはグローディのその話を聞いて述べた。
「それは」
「そうね、機械って心ないでしょ」
「AIが備わっているだけだ」
「それでね」
そうした状態でというのだ。
「何であちらの世界にいたのか」
「謎だな」
「訳がわからないわ」
「全くだ」
「これ以上おかしなことはない」
ミノンガンは首を傾げさせつつ述べた。
「機械があの世にいるなぞな」
「今のギアもただだ」
カメジムは自分の考えも話した。
「復活した」
「それだけだな」
「機械達の筈だ」
「そういえばマトリンティスは機械の国だった」
プラジアはかつて自分が利用した者達の話をした。
「だが明らかに心があった」
「そうだったの」
「そのことはわかった」
こうヒルビルに話した。
「あの時にな」
「じゃあ魂のあるの」
「メタルエーは復活したが」
「復活ってことはね」
「魂があるからな」
だからだというのだ。
「そうだろうしな」
「じゃあギアの連中も魂があるの」
「そうかもな」
「それは面白いかな」
バスコは横からその話を聞いて楽しそうに笑って言ってきた。
「機械にも魂があるなんて」
「心もあってだな」
「うん。面白いかもね」
「あの時は何とも思わなかったが」
グローディはそれでもと話した。
「しかし今は確かにな」
「面白いかも知れないね」
「そうだな」
こうバスコに答えた。
「やはり」
「そうだよね」
「そうかもね、しかし問題は」
ここでダグデドも口を開いた。
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