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おぢばにおかえり

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第八十一話 大教会でも一緒その二十四

「別にね」
「大教会じゃないと駄目とかですか」
「ならないわよ、というかおみちを進めるところで」
「いさんでいけばいいんですね」
「そうなのよ」
 新一君にお話しました。
「だから詰所でも高校でもね」
「いさんでいけばいいですね」
「お掃除でもね」
「そういうことですね、わかりました」
「一番身近にあるひのきしんはお掃除かしら」
 私が思うにです。
「もう何かとやらせてもらうでしょ」
「学校でもそうですね」
「そうでしょ、神殿に行かせてもらっても」
「回廊ひのきしんがありますね」
「拭き掃除させてもらってね」
「あれは凄くいい運動になって」
 それでとです、新一君も言ってきました。
「よくやらせてもらってますが」
「どうしたの?」
「よく歩いてあちらもやらせてもらってると」
 そうしていると、というのです。
「前より痩せた感じがします」
「身体動かすと痩せるからね」
「カロリー消費して」
「それはいいことよ」
 新一君のすらりとした身体を見ながら答えました。
「凄くね」
「そうですよね」
「新一君は背も高いから」
 このこともあってです。
「それで今のスタイルだとね」
「いいですか」
「凄くね」
 こう答えてあげました。
「そうよ」
「それは何よりですね」
「ええ、ただね」
「ただ?」
「身体を動かすことも続けないとね」
 歩くこともひのきしんもです。 
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