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スーパー戦隊超決戦

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第十九話 最初の決戦その二

 それぞれの組織は戦隊の面々を包囲にかかった、バスターゴールドはその動きを見て極めて冷静に行った。
「それぞれ集まるぞ」
「そうして戦うのだな」
「ああ、ここはチームごとじゃなくてな」
 バスターシルバーに応えて話した。
「全員集まってな」
「戦うか」
「それも海を背中にしてな」 
 そのうえでというのだ。
「戦うんだよ」
「海をか?」 
 リュウソウゴールドがその言葉に問うた。
「そうして戦うのか」
「ああ、そうしたら敵が海から来てもな」
「ああ、海から攻めるとな」
「泳いだし海の中を歩いてだろ」
「動きが落ちるな」
「敵に水面を歩ける奴なんていないからな」
 バスターゴールドはこのことも話した。
「だからな」
「そうして戦うか」
「名案ですね」
 モモニンジャはバスターゴールドのその作戦提案に頷いた。
「確かにそうして戦いますと」
「戦いやすいだろ」
「はい、それに決まった場所で戦っていますと」
 モモニンジャはさらに話した。
「足場を取られやすい砂場もです」
「皆で踏んでいるとな」
「固くなります」
「そうだろ、だからな」
「皆で集まり」
「半月状に陣を組んでな」
 そうしてというのだ。
「全員でな」
「戦いますね」
「海を背にしてな」
 モモニンジャにもこう話した。
「そうしていこうな」
「そうだ、そしてだ」 
 キラメイブルーも言ってきた。
「腰を据えて戦うことだな」
「焦ったら負けだ」
 バスターゴールドはキラメイブルーにも話した。
「だから前にはな」
「迂闊には出ないな」
「出るなよ」
 この言葉は今この場にいる戦隊の者全員に言った言葉だった。
「そうしたら囲まれてな」
「やられるな」
「一人ずつな」
「敵も馬鹿じゃないからな」
 パトレン一号が応えた。
「それならな」
「各個撃破されない為にな」
「前に出ないでだな」
「敵は向こうから来るんだ」
「その敵を倒していけばいいな」
「そうするんだよ」
「俺は前に出るタチだが」
 パトレン一号は自分のことがわかっていた、それでこう言ったのだ。
「しかしな」
「そこは我慢してな」
「冷静に戦うことだな」
「そうしてくれよ」
「わかっている」
「そうよね、落ち着いて戦ったら」
 トッキュウ五号も言ってきた。 
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