スーパー戦隊超決戦
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第十九話 最初の決戦その一
第十九話 最初の決戦
戦隊とそれぞれの組織は戦いに入った、ギルはすぐにザンギャックの兵達に戦隊の面々を指差しつつ言った。
「では行くのだ」
「ハッ!」
「遠慮することはない」
ギルは兵達にさらに言った。
「囲め、そしてだ」
「その数で倒すのだ、前線の指揮は私が執る」
ダマラスも言ってきた。
「そのうえで戦うのだ」
「それぞれの組織の幹部達が兵を率いて戦いだ」
ギルはさらに言った。
「全体の指揮はゼット殿に頼みたい」
「俺がか」
「うむ、今回はな」
今は人間の姿の彼に話した。
「そうしてくれるか」
「あんたじゃないんだな」
「貴殿が変身するとかなり強い」
ゼットのこのことを話した。
「だからな」
「それでか」
「うむ、強いからな」
それ故にというのだ。
「頼めるか」
「そうか、それならな」
ゼットはギルのその言葉に頷いて言った。
「指揮を執らせてもらうな」
「全体のな」
「そうさせてもらうな、それぞれの組織で部隊になってな」
そうしてとだ、ゼットは早速指揮に入った。
「それでだ」
「そのうえでだな」
「戦うんだ、数と使ってな」
ゼットはさらに話した。
「戦隊の連中を囲んでそれぞれ分断してな」
「そうしてですな」
「各個撃破していくぞ」
ネロにっも答えた。
「戦隊のチームを一つずつな」
「それも一人ずつ」
「ああ、一人でも倒すとな」
戦隊の者をというのだ。
「その分戦力が落ちるからな」
「敵の戦力を少しずつ削ぐのですね」
「そうするんだ、いいな」
「御意」
「それが宜しいかと」
モルクも言ってきた。
「敵は継甥です、ですが」
「囲んで分断してな」
「一人ずつ倒していきますと」
「こっちが有利になってくるからな」
「そうしましょうぞ」
「そういうことだ、俺も戦うからな」
ゼットはこう言ってだった。
姿を変えた、銀色に輝く機械の身体になって言うのだった。
「宜しくな」
「それでは」
「これより戦いましょうぞ」
「ああ、ただ俺は総指揮だからな」
それを執る故にとだ、ゼットは話した。
「全体を見ねえといけねえな」
「うん、そうなるよ」
プリシャスが答えた。
「君はね」
「じゃあ現場の指揮とそっちでの戦闘はな」
「僕達が受け持つよ」
「宜しく頼むな、それじゃあな」
ゼットはさらに言った。
「戦闘開始だ」
「それじゃあね」
こうした話をしてだった。
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